Nikon COOLPIX P900 皆既月食 撮影!P910で絶対改善してほしい3つの機能

3 min
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これは…ダメだろ…

はいさい。2015年4月4日は皆既月食が見れましたね。沖縄県は晴れてたので赤くてキレイな皆既月食が楽しめました。

そして、その日のために購入したと言っても過言ではない Nikon COOLPIX P900 を使って、超望遠2000mmで皆既月食を撮ってきました。今回投稿してる写真は全て Nikon COOLPIX P900 で撮影したものとなります。基本的には三脚を使って月モードで撮影しています。

Nikon COOLPIX P900 は残念すぎる点がいくつかあって、皆既月食撮影には致命的な弱点がモロに出ました。結論から言うと望遠端で皆既月食の撮影はできませんでした。私が COOLPIX P900 の機能を理解してなかったのが原因です。

とても大好きなカメラなので COOLPIX P910 で改善してほしい性能をニコンさんに向けて書いていきたいと思います。

フォーカスリングがない!不便すぎて泣けるレベル

800mm
800mm相当の皆既月食

いろんな機能をそぎ落とした P900 と言っても、フォーカスリングは絶対必要です。マニュアルモードで皆既月食を撮影したいと思っても、サイドズームバーでフォーカスを合わせるとか無理です。

COOLPIX P910 では絶対に採用してほしい!

レリーズ機能の自動リセットどうにかして

coolpix
1600mm相当の皆既月食

P900 は毎回レリーズの設定をしないといけません。

例えば、皆既月食撮影では10秒セルフタイマーをよく使いました。一眼レフや普通のコンデジでは、レリーズ機能を切り替えると、撮影後も10秒セルフタイマーはそのまま設定されています。つまり続けて同じ設定のまま撮影ができます。

…コレ普通というか当たり前だと思うんだけど。

Nikon COOLPIX P900 は、1枚撮影するごとにレリーズ設定がリセットされます。月モードの撮影なんて2秒セルフタイマーが自動設定になっていますから、毎回セットしないと2秒セルフタイマーが常備オンです。

P910では絶対に改善してほしいです。

マニュアルモードのシャッタースピードが変えられない?

2000mm
2000mm相当の皆既月食(月モードだとAFが合わずオートで撮影した写真)

私は常に連写モードしか使わないので気づかなかったんです。

P900は1/30秒以下のシャッタースピードに設定することができなかった。しかし、月モードでは自動で1秒や1/3秒で撮影できた。

「どゆこと?どゆこと?」

と30分ぐらい連呼してたそうです。後日、それはおかしいだろと色々設定したら、単写モードでなら15秒までシャッタースピードを遅くすることができました(笑)

コレはP900の機能を理解していなかった私が悪いです。

そんな制限の仕方ってあるの?連写モードだからシャッタースピードを変えられないなんて一眼レフを使って経験ないもんだから、発想がなかったよ。

P910で改善希望!というよりは公式ページで大きくアナウンスしてください(泣)

まとめ

p900皆既月食
900mm相当が一番綺麗に写せました。

Nikon COOLPIX P900 は楽しいカメラです。それは間違いありません。でも皆既月食のように特別な被写体撮影には向きません。

2000mmの超望遠も皆既月食の明るさではAFも合いませんからね。なかなか一眼レフのようには撮影できない(当たり前だけど)

手軽に2000mmの超望遠が手に入るのはすごいですが、随所で「コレはアカンな」と思う点が出てきます。それを良しとするか否とするかは人次第ですけど、COOLPIX P910 では少なくてもコレだけは改善してほしい!

  • フォーカスリング
  • レリーズの設定
  • 連写モードでもシャッタースピード変更可能

7万円で2000mm望遠システムが入るってことを考えると、贅沢な悩みかもしれませんが、この弱点を改善してくれたら P910 は名器になると思います。

結論…3年後の皆既月食はどんなカメラを使っているのか。今から楽しみです。

補足 普通の月は綺麗に写せるよ

p900月

皆既月食はアレだったけど、通常の月や満月ぐらいの明るさだと COOLPIX P900 は性能を存分に発揮できます。以下の写真は全て月モードで撮影しました。

p900 月

24mm
24mm広角端

8000mm
8000mm相当電子ズーム

1台のカメラでこれだけの広角と望遠が手に入るのは、やっぱりすごい。月だけでなく肉眼では捉えられない被写体を私みたいな素人が撮影できる素晴らしいカメラです。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX P900 光学83倍 1605万画素 ブラック P900BK
by カエレバ

COOLPIX P900 の後継機は弱点が改善されて、さらに完成された製品になってくれると期待しています。

LINEMALLにて「Nikon COOLPIX P900」出品中

ヒガシーサー

ヒガシーサー

【フォトブック100冊以上作成】元カメラオタク。カメラ業界のマウントに嫌気がさし、家族の写真を撮れなくなった過去がある。何気なく作ったフォトブックのおかげで写真の楽しさを再確認。誰でも簡単に家族の写真とフォトブックを楽しむ方法をブログとSNSで発信中。著書に「いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術」、「ブログで簡単!アフィリエイト 稼ぐ力をつけるための教科書」などがある。カメラ歴20年|ブログ歴15年|子育てのために夫婦でセミリタイア|沖縄在住|サーフィンとカメラが趣味|

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2 件のコメント

  1. お世話になっております。

    なるほど、P900は皆既月食イベントの伏線だったのですね。
    僕も月食見ました。那覇は雲多めでしたが…

    そしてフォーカスリングを使ったMFができないとは(泣)
    ヒガシーサーさんのフラストにつられて歯軋りしそうになりました。

    でも望遠端の普通の月の画像面白いですね。
    電子ズームの解像感の甘さも手伝って(?)昔NASAが往還機から送ってきた画像みたいです。

    • いつもありがとうございます。
      実はそうなんです。
      でも私の理解不足でP900を使いこなすことができませんでした。

      P900の弱点は超望遠でありながら
      フォーカスリングがない点だと思います。
      素晴らしいカメラではあるんですけどね。

      電子ズームがここまで出来たら
      なんか宇宙基地とか写せそうな気もします(笑)
      言ってみれば昔のNASAレベルを
      手のひらに納めてるということですから
      技術の進歩ってすごいですよね。