2015年6月にキャノンからすごいカメラが発売されました!EOS 5Ds Rのその画素数は何と、5060万画素!

このサイズのカメラとしては現時点の世界最高画素数で、中判デジタルカメラの画素数に匹敵します。“偽色”や“モアレ”と呼ばれる縞模様を抑えるローパスフィルター効果をキャンセルしたモデルで、解像性能を最大限に引き出すことを目指したカメラです。

この記事はキヤノン一眼レフユーザーのライターさんが書いた記事です。

5Ds Rとは?

5Ds Rは50万円弱の値段で販売されている一般人の僕にはまるっきり必要のないカメラです。

2000万画素でも、「こんな画素数、必要なのか?」と思う僕ですが、5000万画素を超えると「いやいやいや、使ってみたいよ」と手のひらを200回くらい返しちゃいますね。

ここまでの高画素数だと、一部を切り取るトリミングをして引き伸ばしても画質が落ちないというメリットがあるんです。

ローパスフィルター効果をキャンセル?

ローパスフィルターがないわけではありませんが、解像性能重視のチューニングがなされローパスフィルターレスのような状態になっています。このため細部の描写力に優れ、立体感や空気感がリアルに感じられる写真撮影が可能になります。

しかし、ローパスフィルター効果がキャンセルされているため、撮影状況によっては、本来ないはずの色や模様が浮き出ることがあります。

クロップ撮影(擬似望遠撮影)

5000万を超える高画素数を活かしたクロップ撮影機能が付いています。

キヤノンとしては初の機能かな?今までニコンのフルサイズ機にはありましたが、キヤノンはクロップ機能がついてなかったため、APS-Cサイズ用のレンズが使えないというデメリットがありました。

これにより、1.3倍または1.6倍の擬似望遠撮影を行うことができます。高画素数ゆえに、1.3倍で3050万画素、1.6倍でも1960万画素という精細な描写が可能です。

後からトリミングしたくない場合や、レンズ交換できない場合に活用できる機能です。

タイムラプス動画

最近人気のタイムラプス動画を撮影し、カメラ内で自動生成できる機能も付いています。

撮影間隔は1秒〜99時間59分59秒の間で自由に設定でき、撮影回数は2〜3600回から指定できます。撮影は低振動かつ静音に行うことができ、良質な動画を作成できます。

残念な点はフルHD動画画質というところ。全画素で動画にできたら8K動画も可能な解像度ですからね。まぁそりゃないか。

5D Mark III の違いは?

カメラの外見もボタンもかなり似ている5Ds RとMark IIIですが、違いはどこにあるのでしょうか?

まず最大の違いは画素数です。5Ds Rの有効画素数が5060万に対して、Mark IIIは2230万画素です。2倍以上の差があります。

質量は、5Ds Rが930g、Mark IIIが950gとわずかに差があります。どちらも重い機種なので、少しでも軽いのは嬉しいですね。

映像エンジンは、5Ds RはDIGIC6を2つ搭載し、連写5コマ/秒が可能です。対してMark IIIはDIGIC5+を2つ搭載し、連写性能は6コマ/秒となっています。連写性能だけを見ると、Mark IIIのほうが上です。しかし、5Ds Rのほうが2倍以上の画素数の画像を処理するので、デュアルDIGIC6のほうが処理速度はずっと上です。

ISO感度は、5Ds Rが100-6400、Mark IIIが100-25600と違いがあります。ノイズの出にくさは、Mark IIIのほうが勝るようです。

でもコレはあくまでも数字上の比較ですから、実際のところは全く役に立たないデータでしょう(笑)

特徴のまとめ

EOS 5Ds Rは5060万もの画素数を誇り、高い描写力を実現しているカメラです。5D Mark IIIをベースに、処理速度がより速くなった映像エンジンを搭載し、さらにクロップやタイムラプスなどの新たな機能が盛り込まれています。

5Ds RもMark IIIもそれぞれのよさがあります。今まで5D Mark IIIを愛用していたプロは、5Ds Rに入れ替えるというよりは、両方持ちたくなりそうですね。