ソニーの新しいミラーレス一眼「α6500」が海外で発表されました。α6300が3月11日に発売されてから、まだ7ヶ月しか経っていないのに後継機を発表。
ヒガ「さすがに7ヶ月の製品サイクルは早すぎない?」
と思ってしまったんですが・・・新しいほうの α6500 を見てみると、α6300の不満点や問題点を見事に解消した製品でした。素人や初心者にとっても嬉しいアップデートになっているので、7ヶ月しか経っていないですが結構ねいいカメラに仕上がっています。
α6500の特徴は?
ソニーのミラーレス一眼 α6500 の特徴は以下の通りです。
https://youtu.be/iNDhVRD5pSU?list=PLL06nPE7_lzM4dgiKaChbevqxbciu7Pfs
- レンズ側の手ブレ補正機構と併用して5軸手ブレ補正を実現
- ボディサイズはほとんど変わらない
- バッファメモリ向上で連射コマ数が増加
- タッチ操作に対応
ソニーのAPS-C機のフラッグシップ相応のアップデートとなっています。とくに我々初心者や素人に嬉しいのが、レンズの手ぶれ補正に加えて、ボディの手ぶれ補正も併用できること。それにより5段分の補正効果があるそうです。
つくも神「つまり手振れや被写体ブレを抑えたり、暗い場所でも手ブレせずに撮影しやすくなったということね」
動画性能に力を入れてる感
SONYのαシリーズ(RXシリーズ含む)は動画に力を入れてきていますよね。これも時代の流れなんでしょうね。以下の動画ではスローモーション撮影とクイックモーション撮影がカメラ内で簡単に設定する方法を紹介しています。
αシリーズの強力なAFはむしろ動画撮影時に性能差を感じる気がします。ぐむむむ・・・。
スペゾン「スペック番長のソニー!欲しいだろ?すげーだろ?」
ヒガ「実売ボディのみで15万円前後。もう初心者が絶対に手を出す価格じゃないので、それはやっぱりスペックすごいと思う」
つくも神「レンズが少ないけどね」
α6300をおすすめできなかった3つの理由
以前に書いたα6300の記事では以下の様なことを書いていました。
- 初心者の撮影を手助けする機能が少ない
- 重くて大きい
- ファミリー動画専用機としての致命的な液晶
いま読み返すと恐ろしいまでの主観ですが、α6300は子連れカメラブロガーにとってはハードルが高いものでした。最新機種のα6500は相変わらず重くて大きいですが、ボディ内手ぶれ補正、タッチフォーカスが可能になるなど、カメラを使う人のことをちゃんと考えて作られています。
公式発表では言及されてなかったけど、α6300で問題だった熱暴走も解決しているそうです。
α6300発売後の7ヶ月後に前機種の問題点を解決し、さらに新機能を載っけて新機種とする。これは SONY α7 から α7MK2 が発売された感じと似ています。
初心者を手助けする機能とは?
デジタルの進化によって写真撮影は一部のオタクや、上級者の専売特許ではなくなりました。
また、写真のテクニック以上に変わったのが写真との付き合い方です。いまではほとんどの方がSNSやブログ、ユーチューブに写真や画像を投稿しまくっています。
そんな時代でも一眼レフは未だに旧来の「AF速度」や「AF精度」のスペックを高めていますが、ぶっちゃけカメラの初心者はそういうの全然求めていません。
それよりも必要なのは「オートで撮って狙い通りの写真が撮れること」なんです。
今回α6500に搭載された「ボディ内手ぶれ補正」も「タッチフォーカス」、そして「Eye Af(瞳認識AF)」です。
初心者にとっては嬉しいアップデート。画素数やAFのスペックをアップするよりも遥かに大切。
その他の機能としては4K動画から静止画を切り出すことができる機能も追加されていますね。パナソニックのカメラなら2014年から使えていた機能ですが、ようやくソニーのAPS-C機にも採用されました。
以前α6300が初心者におすすめできない理由という記事を書きましたが、α6500は価格や大きさが許容できれば十分「初心者さんでも使いやすいカメラ」なのではないかなと思います。
参考記事:SONY α6300 が初心者にオススメできない3つの理由と、気にしないでいいポイント
まとめ
2016年フォトキナ以降、どんどんと各社から魅力的なカメラが発表されていますね。私は今のところオリンパス OM-D E-M1 MarkII 狙いですが、まだまだ発売時期も公式に発表されていないのでしばらく待ちたいと思います。
また SONY α6500 も海外発表のみで、国内発表・発売はいまのところ分かりません。
デジタルカメラが進化して、私達初心者でも手軽に失敗の少ない写真や動画が撮れるようになっていくのは嬉しいこと。とりあえずスペックと価格に振り回されず、自分のライフスタイルに合ったカメラを選んでいきましょう。
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ソース:sony.com
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