海外留学 一眼レフは必要?6万円以下で買えるおすすめカメラ 3選

初心者さん「留学に一眼レフってどうなの?」

いちおう…一応…海外留学経験者のヒガシーサーです。ただ私は純粋に語学留学していたわけではないので、英語とかの話は一切ナシです。今回は海外留学に一眼レフって必要なの?という話でございます。

※留学してた頃の話はもはや化石時代の話で、あまり参考にはなりませんが、ちょこちょこ海外旅行をしているので、その辺の体験談も交えながら書いてます。

目的で変わってくるカメラ選び

留学って言っても色んな形がありますよね。語学が目的、スポーツが目的、知見を広めるための旅が目的など。

カメラが活躍する場面はせいぜい留学生との記念写真や、週末のパーティ、小旅行程度。そしてそれをSNSにアップするぐらい。

一眼レフははっきり言って集合写真時にめんどくさいです。写真をお願いするときもいちいち操作方法を教えなきゃいけないし、撮る方も面倒です。

なのであなたの留学スタイルに合わせたカメラを選びましょう。

学生ビザ、ワーホリで語学留学が目的

英語圏に留学する場合は、一眼レフを持っていくのもいいと思います。ただ、語学が目的で同じ町にずーっとステイする場合、高確率で一眼レフを使わなくなると思います。

  • 語学が目的
  • 同じ場所で長期滞在

という留学なら一眼レフよりも、このカメラがオススメです。

価格も安くコンパクト、液晶画面も上下に動かせるので、留学生同士の記念写真も自撮りでできます。

サーフィン、スキー、スポーツが目的

私がニュージーランドへ留学する目的はサーフィンでした。それと人生初のスノボ。留学先にもよりますが、私は都会にステイするよりも田舎にステイしたほうが100倍楽しかった。

語学学校も田舎の方が先生と生徒の距離が近いし、町自体もすごくフレンドリーでした。都会の語学学校にもステイしましたが、全然でしたね。というわけでアクティブに過ごす留学生にはコチラがおすすめ。

GoPro HERO4 が最新機種ですが、HERO3+ブラックエディションをおすすめします。このモデルからハウジングが小型軽量化されています。

海でも山でもアクションカメラなら直ぐに友達ができますよ。ハワイ滞在中の体験談。

一人旅が目的

オークランド piha ビーチに向かう山道で撮影したもの。何回か撮り直した覚えがあります。確か400万画素ぐらいのコンデジでした。

一人旅が目的なら一眼カメラを持ち歩いてもいいと思います。ただし盗まれる&ターゲットにされるリスクは自己責任です。

私が出会った一眼レフユーザーは、ほとんどがフイルムで、いかにもアーティスト志望って人が多かった。彼らには一種の引き寄せがあって、いいカメラを持っていると必ず友達になれます。

一人旅は出会いこそが宝。カメラはコミュニケーションをとるための武器ぐらいの感覚でいると、一眼カメラを持ち歩くメリットがあります。

オススメはこのカメラです。

留学時は単焦点レンズや高級レンズは必要ないです。キットレンズでも十分綺麗に写せます。キヤノンやニコンの一眼レフを持ち歩くより、FUJI機は話しかけられる率が高いですね(体感)

ニュージーランドに放浪留学

この写真はカメラを車に置いてセルフタイマーで撮ったもの。今見ると良い構図だな(笑)

私がニュージーランドに留学していたのは遥か昔、2006年の頃なので、もう9年前になるんですね。その頃のコンデジって400万画素とかそんなもんでした。

北から南までヒッチハイクや車を購入したりして縦断したけど、その頃はミラーレス一眼なんてないし、iPhoneもiPadもない。そんな時代で唯一持ち歩くガジェットといえば「デジカメとiPod」ぐらい。

iPod nanoは速攻で壊れましたが、Cyber-Shot(当時のコンデジ)は過酷な環境でも結構耐えてくれました。いま考えると海辺、川、滝、湖、スキー場で濡れたりぶつけたりしながら使って、よく壊れなかったなと思います。

ちなみにバックパックには海辺のカフカが入っていたし、変圧器、電子辞書、地図とか持ち歩いてましたからね。それだけで荷物過多。今は iPad ひとつでなんでもできるから楽でいいですね。

カメラでパシャパシャは日本人だけ?

その頃は、デジカメでパシャパシャ撮ってるのって日本人ぐらい。外国の方は、なんてーか写真撮るよりおしゃべりしてるほうが楽しいっしょみたいな雰囲気でした。

日本人がお金持ちっていうよりは、カメラパシャパシャ?ダサくね?みたいな感じ。中東から来ているお金持ちの留学生もいたけど、カメラなんて持ち歩いていなかったですね。

ただ、留学生には少なかったけど、バックパッカーにはいっぱいいました。ボロボロのフイルムカメラで写真を撮りながら旅をしている人や、8mmビデオカメラを持って旅している人とかいましたね。いま考えると、デジイチを持ち歩く人には出会ったことがなかったなぁ。あの頃は(遠い昔の話ね)

一眼レフを持ち歩くメリットは写真以外にあるかもよ

最近はもう確信に変わってきたんですが、一眼レフを持ち歩くメリットって写真を撮ること以外にあると思うんです。

「見た目」です。一眼レフを持ち歩いているという事実を伝えるための道具(笑)

留学時もそれは大きな武器になるでしょう。まぁ私がいま留学するとしても絶対持っていかないけどね。

ミラーレスかコンデジですよ時代は。

留学は都会よりも田舎

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私の経験上ですが、都会に留学するよりも田舎に留学したほうが100倍楽しいです。

風景は綺麗だし、文化も美しい。なにより時間の感覚がのんびりしていて価値観が変わります。私はニュージーランドでサーフィンしてなければ、今のライフスタイルは送ってないと思う。

語学が目的だとしても、田舎は地元の人と友達になれるチャンスがたくさんあります。スーパーとかでも速攻で話しかけられるしね。

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都会はやっぱり都会で、たくさんの人が流入しているから、あんまり他人に興味がないというか、いちいち人の顔なんて覚えてないんですよね。

田舎は「よそもんが来た」ってすぐに分かるので、やっぱり話しかけられるんですよ。その町に語学学校が一つしかないとか最高ですね。街全体がフレンドリーですから。

サーフィンしててもそうですね。私はファンガマタっていう場所にトータル2ヶ月(一回別の町で暮らしたけど恋しくて戻ってきた)くらい滞在してました。

whangamata

それで現地のサーファーが「なんでこんな田舎にきたの?」って聞くもんだから「ワールドクラスのレフトウェーブがあるから」って言ったらすごーく嬉しそうに「お前、全然乗れてないけどな」って笑ってくれて、次の日一緒にラグビー見に行ったもんね。

そういう雰囲気って田舎にしかなくて(NZはほぼ田舎が多いけど)ファンガマタとギズボンはそんな雰囲気がずーっとありました。人それぞれの留学スタイルがあるけれど、私は都会よりも田舎に滞在する方が楽しかったなぁ。

海外留学に一眼カメラは必要か?

渡航先にもよりますが、比較的安全な国に留学する場合は、デジタル一眼レフを持っていってもいいと思います。そうじゃない場合は、盗難のリスクを承知の上で持っていくといいでしょう。

基本的にデジタル一眼カメラを持ち歩くメリットは3つ。

  • コミュニケーションの武器
  • 単純に写真を撮るため
  • 良い思い出が残る

デメリットもあります。

  • 盗難の心配が常にある
  • 写真のマナーに大きな違いがある(日本は寛容)
  • 邪魔
  • 金持ちと勘違いされる
  • カメラなんか置いてけよと言われることがある(主観)

結論は一人旅なら一眼レフは最高のお供、留学は別。と思ってます。

一眼カメラのように行動が制限されるカメラより、そこそこ撮れてどこにでも持っていけるカメラがいい。海辺のカフカとか変圧器とか電子辞書とか…そんなんもいらない!!(荷物過多はかなりトラウマ)

留学にカメラのスペックなんて1mmも必要ない。留学は楽しんだもん勝ちだよ。

  • この記事を書いた人

比嘉研仁(ヒガシーサー)

沖縄在住2児の父。長男が産まれる前に脱サラして夫婦で子育てセミリタイアを実践。趣味のカメラとブログを通じて、家族の思い出を「良い写真」と「テーマを絞ったフォトブック」にすることで一生の宝になることを実感しています。電子書籍「いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術」は一眼カメラじゃなくても家族の思い出を美しく残せる教科書としてAmazonジャンルベストセラーにも輝きました。ブログでは、スマートフォンやカメラを使って家族の思い出を、テクニックやアイデアを交えながらフォトブックや写真に残す方法を紹介しています。