ただいまカメラを勉強中の編集部です。今回はAF測距点について学んでいきましょう。

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ファインダーをのぞくと、中央部に四角や円形の枠があるのが見えるでしょう。この枠がピントを合わせるためのいわば窓と言えるもので、この範囲に収まっている対象にピントが合わせられます。この枠のことをAF測距点、またはフォーカスポイントと呼びます。AF測距点は一個だけでなく、複数設定できるのが普通で、エントリーモデルもで10固程度のフォーカスポイントを持っています。中上級機になると、20個から50個を超えるものもあります。

AF測距点は多いほうが良いの?

ちなみに編集長が愛用する Nikon D40 は測距点が3点しかありません。上の画像も「D40」で「Kiss X7」を撮影しています。

AF測距点が多いといくつかのメリットがあります。ピントをとらえる枠が多くなりますので、真ん中に被写体を置かなくてもオートフォーカスができます。フォーカスポイントがあればあるだけ、自由なピント合わせが可能になるので動体撮影なんかでは特に有効です。

子供の運動会なんかは測距点が多いほうがいいです。AF測距点が少ないと、枠の中に収まるようカメラを動かしているうちにシャッターチャンスを逃してしまうこともありますので、決定的な瞬間を切り取りたいときにはそのありがたさを感じます。

フォーカスポイントが多いと面倒くさい

しかし、フォーカスポイントがたくさんあればいつでも便利かというとそうでもなく、たまに邪魔だな感じることもあります。植物やポートレイトを撮る時などは、AF測距点が多くなくてもすぐにピントを合わせることができて、逆にたくさんのポイントが邪魔に見えます。

中央一点だけで十分というツワモノもいるくらいで、AFポイントが多いことで得られるメリットは人それぞれのようです。もちろん、このオートフォーカス機能の設定は簡単にできますので、シーンごとに設定を変えて、操作しやすいようにしておくといいかなと思います。

中央のAF精度が高い理由は?

エントリーモデルでは、AF測距点が少なめですし中央の精度がより高い傾向が強くあります。最も売れているエントリー一眼レフの「EOS Kiss X7」も中央のみクロスセンサーを採用しています。

フォーカスポイントが中央寄りに大きく取られているということもありますし、オートフォーカスの構造上、きちんとした像を結びやすい中央の方がピントがしっかりと合わせられるからです。

端にいけばいくほど、オートフォーカスが決まったように見えても、精度が甘くなることがありますので、被写体を端に置きたい時には、撮った後に確認することを忘れないようにしましょう。

また、一回中央部に被写体を持ってきて半押ししピントを合わせてから、カメラを動かして構図を決めるという基本技術を続けるのも1つの手ですね。というよりコレ使えないと写真撮れないぐらいのレベルです。

このテクニックを使えば間違いのないピント合わせができますし、AF測距点の数に大きく影響されずオートフォーカス機能を使えます。

他にも置きピンと言われる手法もあります。オートフォーカスが無かった時代のカメラ愛好家たちの至高のテクニック。これらを身につけると撮影の幅もグッと増えそうです。

編集長の一言

オートフォーカス測距点も大事ですが、個人的にはオートフォーカスエリア(キヤノンは測距点エリア)が指定できることが重要。特に Canon EOS Kiss X7 は、ゾーンAFが使用できません。

エントリー機種にはそれなりに機能が省略されているので、AF測距点だけではなく中型機は総合的に見ても満足度が高いカメラが多いですね。

ミラーレス一眼は一眼レフよりもAF測距点が多い機種がほとんどですが、それだけで動きものに強いとは限らず、位相差AFかコントラスト方式か、ハイブリッドかによって変わってきます。

というわけでAF測距点は多いに越したことはないけど、日常使いでは多くなくても問題ないってことですね。

3点しかない D40 もまだまだ使い続けますよ。