こんにちは編集部です。オートフォーカスの仕組みはどうなってるの?ミラーレス一眼に多いコントラストAFって一体なに?今回はオートフォーカスについてまとめていきます。

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写真撮影を格段に便利にしてくれた機能の1つに、オートフォーカスがあります。焦点を自動的に合わせてくれる機能のことで、これがないとピントレンズを手で動かして、ファインダーを見ながらピントが合うまで調整をしなくてはなりません。

正直言うと、フィルム時代にマニュアルのみでフォーカスを合わせていた先輩方は神としか思えません。オートフォーカスがあれば、この面倒な動作をしなくても済みますし、より高速にピントを合わせることができますので、シャッターチャンスを逃すことがありません。

ほんといい時代ですよね。さて、一口にオートフォーカスといっても一般的に2つの方法があります。コントラストAFと位相差AFというものです。今回はその違いをまとめていきます。

位相差AFとは?

位相差AFとはピントを調整するための専用機構を搭載して、イメージセンサーとの差を見て自動的に焦点を合わせる機能のことです。一眼レフに多く採用されているオートフォーカス方式です。

以下の動画は一眼レフの光学ファインダー撮影をしたもの。

光が入った瞬間にピントを合わせることができますので、より高速にピントを合わせることができる優れた力を持っています。一方で、センサーが2つ必要になりますので、カメラ本体が大きく重くなってしまうという欠点と値段が上がってしまうというデメリットがあります。

コントラストAFとは?

そしてもう一つの方法であるコントラストAFとは、光が入ってきたら一番光と影の差が大きいところ、コントラストが強いところを探して、ピントレンズを動かしていくというものです。ピントレンズだけで事足りるので、軽量化を図れますしコストも抑えられます。しかし、ピントが合うまでピントレンズを動かしていかなければいけないので、ピント合わせに時間がかかってしまうという難点を持っています。

以下の動画は一眼レフのライブビュー撮影をしたもの。

位相差AFと比べると遅いですね。一眼レフのライブビュー撮影はコントラスト方式で遅く、光学ファインダーを覗いての撮影は位相差AFになり高速になります。ややこしいですね。

一眼レフは光学ファインダーをのぞいて撮影する方法と、ライブビュー撮影の2種類を選ぶことができます。ライブビュー撮影は被写体を大きな画面で写しながら撮影できて便利ですが写真を撮るには遅いと感じるかもしれません。

像面位相差AFとは?

ミラーレス一眼の上位機種に組み込まれているオートフォーカス方式です。原理的には位相差AF方式と同じだそうですが、一眼レフのように専用センサー機構を必要とせず画像の入力のみでオートフォーカス処理が行われるそうです。

だからなんだ?って話ですが、像面位相差AFを採用している機種はオートフォーカス速度が一眼レフ並みに高速であるということです。

ソニーのα5100、α6000の4Dフォーカスは像面位相差AFによって高速なオートフォーカスを実現しています。同じく像面位相差AFを採用している Nikon 1 シリーズについて、編集長は高速性とAFの精度は、一眼レフを凌ぐと熱く語っています。確かにニコワンシリーズを使ってしまうと、一眼レフを含めてほかのカメラに戻れる気がしないほど高速ですからね。

像面位相差AFがミラーレス一眼に採用されるようになって、デジタル一眼レフと比べて遜色ないスピードになりました。

初心者におすすめなAF方式は?

特にありません(笑)好きなものを選びましょう。

最近ではこのコントラストAFを補佐する機能がどんどん向上していますので、より高速にピント合わせが正確にできるようになってきました。

ミラーレス一眼はコントラスト方式を採用している機種が多いですが、最近のものは一眼レフの位相差AFと比べても大きく劣らないほど速くなってきましたし、像面位相差AFを採用している機種に至っては一眼レフの高速性を凌ぐ機種も出てきました。

ミラーレス一眼を選ぶ際は「像面位相差AF」を採用している機種を選ぶとあとで後悔しないでしょう。と言ってもコントラストAFが劣っているわけではないので、オリンパスのPENでも全然良いんですよ。

口コミサイトのスペック話も面白いですが、初心者さんがオートフォーカス方式なんて気にする必要ありません。好きなカメラを選んで写真を1枚でも多く撮りましょう。