狙った被写体にピントが合っていない写真とブレブレ写真は失敗写真です。こんにちは編集部です。 キヤノンの一眼カメラで使われる「AFフレーム」という言葉。測距点との違いがよく分からないけど、AFポイントと同じことなんだろうか?どなたか教えてください。

af

どっちにしても目的は「ピントを合わせる」ためにあるもの。今のカメラならAFフレームや測距点を理解してなくても自動でピントを合わしてくれますが、それでもFecebookや個人のブログに公開されてる写真を見ると、ピントが合ってない写真も多いです(このブログも含めて)

実はピント合わせは「ピントをとにかく合わせる」ことを意識しないと上達は難しいもの。ピント合わせに意識が向くようになると複数ある被写体のうち1つにピントを合わせて、他のものをぼかすという表現もできるようになっていきますので、ぜひとも深めていきたい技術の1つです。

最近のデジタル一眼レフカメラは、すべてオートフォーカス機能が搭載されていますので、通常のシーンならピント合わせに苦労することはありませんが、そのAFこそが…狙ったところにピントが合っていない写真を量産しているのだ。

カメラ任せだと狙ったところにピントが合わしきれない

初めてカメラに触る人でも、狙ったところにピントを合わせてくれる魔法の機能が「オートフォーカス」と呼ばれるもの。しかし、そのオートフォーカスにも苦手とするものもあります。

あじさい

たとえば、上の画像のようにたくさん花が前後に重なっている植物などは、いったいどこにピントを合わせたら良いのか混乱してしまって、思うようにフォーカスできないのです。

「本当は手前のあじさいにピントを合わせたかったのに」

という狙ったところにピントを合わしきれなかった失敗写真になってしまいます。

AFフレームの位置を手動で設定する

あじさい

狙ったところにピントを合わせるためには、手動でAFフレームの位置を変更するのもテクニックの一つです。なにも考えずにカメラ任せでシャッターボタンを押すと、恐らく奥側のあじさい畑にオートフォーカスが合います。スマホやコンデジなんかもそうですね。

しかし手動でAFフレームの合うポイントを切り替えてやれば、一番手前のあじさいをボカし、奥のあじさい畑もボカして狙った被写体にピントを合すことができます。

この写真は右側のAFフレームを選択することで撮影できました。

最近の一眼カメラはエントリー機種でもAFフレームや測距点の数が多くなっているので、より細かなピント合わせをカメラ任せでもできるようになりました。たくさんのフォーカスポイントがあるということは、それだけ自在にピントを合わせられる場所が多いということで、操作が簡単にできますし、オートフォーカスの確実性も上がります。

狙ったところにピントを合わし続けるAFロック

AFロックとは、ピントの位置を固定してカメラを動かしてもピントをキープし続ける機能のことです。

あじさい

例えばコチラの画像の場合は、あじさいの向こう側の建物にピントを合わせています。しかし、思いっきり手前のあじさいが被ってますよね。これは普通に撮影すると手前のあじさいにピントが合います。

そこで、カメラをずらしてから最初に建物にピントを合わせます(シャッター半押し)。次に手前のあじさいが思いっきり被る部分までカメラを移動させて、シャッターボタンを押します。

こうすることで、狙ったところにピントを合わせつつ、思い通りの構図を得られることができます。AFフレームが多かろうが少なかろうが、このAFロックを覚えると思い通りの写真が撮れるようになるので、ぜひ覚えて欲しいテクニックです。

AFフレームや測距点は多いほうがいいのか?

僕はそうは思いません。ぶっちゃけて言うと中央と左右のフレームポイントがあれば困ることはないと思っています。沢山あるに越したことはないけど、左右と中央だけでも困らないってのが本音ですね。

動体向けの一眼カメラには、たくさんのAFフレームが設けられていますが、野鳥や高速なスポーツを撮影する以外では、フレームが多いことにありがたみを感じることはあんまりなさそうです。(あくまでも個人的にですが)

僕の理想は、自分の思い描いた通りにピントを1点だけ合わしてくれるオートフォーカスですね。
AF測距点についてはコチラに書いています。AF測距点とは?中央の精度が高い理由は?