オートフォーカスが苦手な被写体は?
写真撮影において大変有用な機能と言えるオートフォーカスですが、弱点がないわけではありません。

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オートフォーカスは自動的に焦点を合わせる素晴らしい力を発揮してくれますが、シーンや被写体によってはうまくピントを合わせられないことがあります。

そこで今回はオートフォーカスが苦手な7つの被写体についてまとめていきます。

オートフォーカスが苦手な被写体とは?

オートフォーカスでは、コントラストがはっきりとしている、明暗差が大きいところを探してピントを合わせるという作業を行います。しかし、澄み渡った空や真っ白の壁など、色や暗さの変化が少ないものを撮ろうとしても、ピントを合わせる基準が見つかりません。

こうした代表的な例の他にも、いくつかオートフォーカスが苦手とする被写体があります。たとえば、同じ模様が連続しているもの、ビルの窓や幾何学模様などが挙げられます。また、小さいドットしか見えない夜景も苦手ですし、鉛筆描きの絵など細い輪郭のものも同様です。こうした被写体も、やはりはっきりとどれが対象となる被写体なのかが判別しにくく、1つの場所に焦点を合わせられないのです。さらに、とても暗い場所や、逆に光が反射してまぶしいところなども上手にオートフォーカスが働かないことがあります。

光があるものの、蛍光灯などの光源が不安定でちらついたり点滅している場所での撮影も難しく、なかなかピントが合ってくれません。こうした被写体の他にも、フェンスや檻を通して向こう側の被写体を撮るのも難しいものがあります。どちらが写したい対象なのか分からないので、混乱してしまうのです。また、視野の中で端の方にあるものも、オートフォーカスではとらえにくい傾向にあります。オートフォーカスの性質上、中心にあるものに焦点を合わせようとしますので、端にあるとメインの対象ではないと判断してしまうのです。

まとめ

  • 雲ひとつない空
  • 真っ白な壁
  • 同じ模様が連続しているもの(ビルの窓や幾何学模様)
  • 小さなドットしか映らない夜景
  • 鉛筆書きの絵(輪郭が細い)
  • 光源が不安定
  • 手前にフェンスがある状況

以上がオートフォーカスが苦手とする被写体です。大変便利な機能であるオートフォーカスですが、ここに挙げた7つの被写体のように、苦手分野も持っています。こうした被写体を撮りたい時にはマニュアルフォーカスで撮りましょう。

「でも、マニュアルって難しいんでしょ?」

そう思うかもしれませんが、ピントを合すだけならピントリングを調整するだけなので意外に簡単です。一眼レフの光学ファインダーでピント調整するには慣れが必要ですが、ミラーレスや最新のEVFなら拡大表示が可能なので簡単にピントを合すことができます。

マニュアルフォーカスができるようになると表現の幅が広がりますし、何より自分の手で写真を撮っているという楽しさを味わうことができます。

レンズを変えることでオートフォーカス精度が高まる場合もありますが、初心者の時期はまずマニュアルフォーカスで慣れることが大切。たまにはオートフォーカス機能を切ってマニュアルで写真を撮ると撮影の技術も上がりますし、新鮮な楽しみもありますので、失敗してもいいですからどんどんマニュアルで撮っていきましょう。