こんにちは編集部です。今日も1mmも写真上達に繋がらない雑学をお話しします。

デジタル一眼レフカメラの面白いところは、同じ価格帯のカメラでもちょっとした構造の違いや画像の処理の差で、写真のできあがりが大きく異なることです。

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その仕上がりの差を左右するカメラの構造にはいくつかの種類があります。

分かりやすいのは、レンズとイメージセンサーでしょうか。レンズによって光を入れ込んで、イメージセンサーでその光を捉えて信号にします。

この2つは直接光を取り込む部分ですので、とてもデリケートで画像の違いに大きな変化をもたらします。しかし、これらの部分に加えてもう1つ重要なシステムがデジタルカメラには備わっています。それが、画像処理エンジンと呼ばれるものです。

画像処理エンジンとは

デジタルカメラの脳とも言えるべき重要なパーツです。どんな役割を果たすかというと、イメージセンサーで受け取った光りの信号を変換して、画像に変換するという働きをします。

その際には、センサーの特性を考慮して錯覚によって生じるかもしれない、色のムラやセンサーの誤認をあらかじめ予測して補正するという処理も行います。

この画像処理エンジンによって、より実体に近い正確で美しい写真を作ることができるのです。そのため、レンズやイメージセンサーと並んで、デジタル一眼レフカメラにとって欠かせない重要なパーツとなっています。これがないと、上手に光りの信号を画像に変換することができず、実際の色や形と異なる画像ができあがってしまう可能性があります。逆に言うと、画像処理エンジンの性能の差によって写真のできあがりに優劣がつくことになります。

画像処理エンジンはメーカーによって違う

こうしたこともあって、各メーカーでは画像処理エンジンの性能向上に取り組んでいます。ソニーやパナソニックは自社開発・自社生産を貫いています。

デジタル一眼レフ界のキング「キヤノン」は自社開発、生産は外部委託らしいです。

画像処理エンジンが異なると色の出方やシャープさなどに差が出てきますので、同じレンズを使って似た性能のイメージセンサーを搭載していても、メーカーによって写真の質に差があります。

そのため、こうした違いを把握して自分にとって使いやすい一台を選ぶことが求められます。また、同じメーカー、同じシリーズのカメラでも画像処理エンジンを変更すると、発色などの違いが生まれますのでしっかりと確認してみましょう。