前回のあらすじ:
2009年の過去に戻ったジェームスは目先の利益にとらわれて早速ミスを犯した。そしてスティーブの助言を受けブログレシピを書いたが、好きなことが多すぎると一刀両断。その後好きなことを一つに絞ることで情報の引き算を実践した。新たにもらったキーワードレシピを参考にしているが、とりあえずよく分かっていなかった。

ブログレシピとキーワードレシピを使って、ブログの方向性を決めることができたジェームス。以前まで情報教材のノウハウによくある「興味のないこと」を記事にしていたが、それを止めるとブログを書くのが楽しくなった。

自分の大好きなことにフォーカスすることが、確実に効果に現れていると実感していた。

ブログのマネタイズ考えてない

ジェームス「ブログはもともと好きだったけど、以前はノウハウだけを意識してやってしまった。いまは自分の好きなことについてブログにしているし、なによりブログを書くこと自体が勉強になるしプラスだ。それだけでも以前のブログとは意味が違う気がするなぁ」

ブログ運営のコツをつかんだジェームス。大収穫は「今日は何を書こうかな」と考える時間がなくなったことだ。

しかし肝心のマネタイズは全然できてなかった。

ブログの更新頻度も毎日1記事は書けている。アドセンスの収入もPV数も増えてきた。でもブログで生活するなんて夢のまた夢。せいぜい2万円〜3万円を稼げればいいほうだろう。

それに1日1記事更新しても、結局は1年で365記事しか書けない。トレンドブログを運営してきた経験からすると、そんなもん外注化すれば3ヶ月で簡単に超えられる。

ジェームス「スティーブの言う通り、このままキーワードリサーチをしてブログを更新していればいいのだろうか?」

ジェームスは先の見えないゴールに不安を感じていた。好きなこととはいえ、コツコツと記事を書く、成果がすぐに見えないブログに飽き始めていた。

マネタイズが上手くできればブログは飽きない

スティーブ「いい感じに悩んでいるなジェームス。ふふふ。そうなのさブログを続けられない一番の原因はマネタイズが上手くいっていないことにある。いくら好きなこととは言え、自分の貴重な時間を使ってブログを書いているのだから、しっかりと対価にフォーカスできないブロガーはすぐに辞めていく。ここがプロブロガーと一般ブロガーの大きな差だね」

ブログの更新をやめてしまう人の特徴は【稼いでいないブログを運営している】ことがほとんどだ。無料ブログを続けられる人はそもそも目的が違う。稼ぎや収入を目的としていないのでPV数やマネタイズを考える必要がない。

自分のビジネスのためにブログを書いている人は続けていられる。ブログの役割と目的を理解しているからだ。

問題は「ブログでお金を稼ぎたい」と思っている人たち。ジェームスも「ブログで脱サラしたい」という目標があるが、稼げる額は月に2〜3万だ。それでもすごい話なのだが目標にしていることが「ブログで稼ぐ」ことなので全然満足できない結果だ。

ブログに結果を求め、ブログの結果に満足できなければ、普通の人はみんな諦める。

どんなにブログが好きでもそれは避けられない。

ブログのPDCAサイクルを仕組み化しよう

pdca

ジェームス「・・・やっぱりストック記事を積み上げることしかできないのか。地味だなー。なんかこうボンと儲かる方法が知りたいなぁ」

ブログレシピとキーワードレシピを手に入れて、実践をしてみたが正直言って地味すぎてつまらない。この時代はまだおもしろいブロガーもいないし・・・

そういう気持ちになるとブログは続かない。気が付くと1日1記事ペースだったのが3日に1記事になっていた。ストック記事のおかげでアクセスと収益は安定しているが、すでにジェームスはブログに飽きたようである。

スティーブ「・・・ジェームス。まじか君。せっかく過去に戻ってやり直すチャンス与えてるのにすげーなその精神力」

ジェームスに見かねたスティーブは、この青年の不屈な精神力に驚きを隠せなかった。

スティーブ「たったあれだけでやった気になってんのか。まぁ誰も教えてくれる人がいないんじゃ仕方ないか。ってこれだけデカイ声で喋ってんのにいい加減起きろや!」

ジェームス「うわっ!ビックリした。おぉスティーブなにしてんの?」

呑気?君は呑気の神様か?ブログどうなってんの?とスティーブは問いただす。

ブログは順調だと説明するジェームス。70,000PV/月間を集めるようになり、ストックも100記事溜まってるよと自慢気に話した。

PDCAサイクルがないからブログのPVを実績として考えてしまう

スティーブ「・・・で?PVがなに?」

ジェームス「えっブログってPV集めればいいんじゃないの?」

実績を表すのに「月間◯◯PV」という言葉がある。例えば個人ブロガーさんに多い実績の見せ方である。PVを実績として見せる場合、相手が「個人」であれば問題ない。

しかし企業とお仕事をするときにPV数は何の実績にもならない。せいぜい「あっそうすか」って言われるぐらい。

そもそもPV数をどんなに積み上げても銀行からお金を借りることはできないしね。

多くの人がドヤ顔で「月間◯◯PV」という言い方をするけど、もしそれが実績であれば銀行からお金を借りれてもいいはずが、現実には借りられない。

なぜPV数を実績として考えているのか?それを説明できない方はPDCAを回せていない。

突き詰めるべきなのは売上

スティーブ「いやPVで飯食えんから。銀行からお金借りれないよPVじゃ。つまり何の価値もないよPVなんか。それよりマネタイズはどんな感じなの?」

ジェームス「アドセンスで月3万ぐらいっすねー。1PV0.4円すからなかなかでしょ」

スティーブ「こりゃー8年間もクソブログ書いてるわけだ。ジェームス。君はブログの価値を根本から勘違いしているな。はっきり言おう。君は7年後も8年後も同じ生活をしてるよ」

ジェームス「えっ?」

実はブログのPVを増やすのは簡単だ。

トレンドネタや季節キーワードを外注さんにお願いして量産していけばPV数なんてすぐに増える。公庫からお金を借りて、外注にお願いしてしまえばすぐにでも月間100万PVとかは達成できるだろう。

そのやり方で月間100万PVを達成すると月30万円程度のアドセンス収入が入るはず。

・・・月間100万PVで月30万円。ブログはスモールなビジネスである。ただしっかりとマネタイズができてれば月10万PV以下でも月30万円以上稼ぐことは可能だ。

月100万PVで収益30万円、月10万PVで収益30万円。

・・・PVは実績ではない。

【売上は七難隠す】という言葉があるが、まず売上を積み上げてみないと七難は出てこない。ブログの場合は七難に気づく前にやめてしまう人のほうが多いだろう。

売上を突き詰めていかないとブログはビジネスとして長続きしないのだ。

PV至上主義は2009年以前からある

スティーブ「アホでしょ。過去に戻ってもやってること同じなんだから。ブログのPV追っかけてブログ書くの?無駄だよソレ」

ジェームス「えっえっ?スティーブめっちゃ怖い」

スティーブ「怖さで言うと君のほうが100倍怖いよ。そもそも君はPDCAサイクル回してないからこうなるんだよね。ブログレシピ作ったーキーワードレシピ作ったー。ストック記事作ったー。で報告してくるでしょ。完全思考停止じゃんソレ。与えられたことやってるだけだし」

ジェームス「えっでも・・・それが正解なんじゃ?」

ネットの世界では以前からPV至上主義が語られてきた。しかしPV数なんてものはいくらでもカサ増しできる。例えば1つの記事を読み進めるのに5ページとか進ませるメディアがそうだ。

大手のスポーツメディアサイトも、ファッションサイトも同じ方法でPVをかさ増ししている。

ブロガーが1記事を1ページで見せてるのに、かさ増しメディアは1記事5ページで見せている。1人につき5PV稼いでる計算だ。

PV数は基準を図る数値としては不十分なんです。みんなが同じルールでやってるわけではないからね。PV数がどうたら〜なんてもう時代遅れなのだ。

ブログの評価と改善を自分でやるには難しい

work

スティーブ「いままで自分の過去記事を分析したことあるかい?どれが一番アクセスを集めて、なぜ人気なの?」

ジェームス「しましたよ。アナリティクスで毎日チェックしてますし」

スティーブ「ふむ、アクセス解析を毎日チェックしてるわけね。それで何が分かったのかい?」

ジェームス「えーっと・・・自分のブログのPV数とかは把握できてます」

スティーブ「ふぅ・・・。ブログレシピ見直せやー!!

第一話でお渡ししたブログレシピの中には、【自分の過去記事で人気の高かった記事を5つ書いてください。人気の理由を書いてください】という項目がある。

この作業は、なぜ記事が人気になったのかを知ってもらい、再現できるようにしてほしいからだ。

たまたま検索エンジンの上位に表示された。
たまたまシェアされた。

その「たまたま」のまぐれ当たりを「なぜか」と理由を考える。

理由を見つけたら、次の記事にテストしたり、過去記事を編集したりしてみる。そのテスト結果をチェックして、常に改善を繰り返していく。

  • ココを意識して書いてみよう。
  • タイトルを変えてみよう。
  • まとめ記事にしてみよう。

そうやってヒット記事を分析して新しい記事に組み込んでいくと、そのうちあなたのブログやライティングに一つの型ができるようになります。

その結果、検索に強いオリジナルブログになる。

そういうところまで考えてPDCAサイクルをブログに応用する必要がある。

記事を見直すのはSEO的にも大きい

スティーブ「色々残念なところが満載だが、多くの個人ブロガーもそうなんだ。PDCAの計画実行まではやるんだけど、その後はドゥドゥドゥしかしない。とりあえず書け!とか1000記事書こうみたいな根性論を信じてみんな頑張るけど、ぶっちゃけ主観とか主張ばっかりだから読んでる人のメリットは一つもない」

ジェームス「沢山書くことはダメなんですか?」

スティーブ「ボクは天才じゃない。なぜならヒットの打ち方を解説できるからって。とイチロー選手も言ってるけど、君はヒット記事の理由を説明できる?」

ジェームス「できません」

スティーブ「即答だよね。ドゥしかしていない人たちはそうなんだ。PDCAサイクルを回してないから、どこを評価してもらって、どこを改善すべきなのか知らない。いや・・・知ろうとしないんだ」

ブログにPDCA・・・考えたこともなかった。

ブログのPDCAは記事を見てもらって、評価をもらうことがチェックになり、記事のアドバイスを受けることが改善に繋がる。筆者が運営しているオンラインコミュニティ【フォトブロガーズ】では実際にブログで実績を出している人も多く、アドバイスをしてくれる人も多いです。

筆者の経験では、ブログのPDCAは縦の関係よりも、横の関係でさまざまな意見を主観でもらったほうがいい。そのほうが結果も優れている。

facebook

ブログに正解はない。教えてくれる人は沢山いるし、どの部分を消化してブログに応用するかは運営者が考えることだ。アドバイスは上から下によりも横からもらってヒントを自分で探す。自分なりの答えを試す。

それが一番の結果に繋がると筆者は考えている。

メンターと客観的意見をくれる仲間の両方が大事

friends

スティーブ「本来はPDCAサイクルは人に見てもらって初めて効果が出る。評価と改善なんて先生や師匠から受けないと全く意味がないしね。そういった意味では君にはメンターや仲間が必要だな。

ジェームス「スティーブをメンターだと思ってたんですけど」

スティーブ「えっそれはマジ勘弁。だってこんな出来の悪い弟子望んでない。マジ無理」

PDCAサイクルの考え方は一般的ですがブログに落としこむのは難しい。もちろんプロブロガーと呼ばれる人たちはみんな自分たちでやってきたことだ。正直言ってそれは本当にすごいことだと思う。今の世の中ならアドバイスを受けたほう結果まで早い。

ジェームス「傷つきますね」

スティーブ「傷ついてるのはこっちだっつーの。で、ジェームスはどうしたいの?」

ジェームス「成功したいです。ブログを軸に月30万円稼いで会社を辞めたいです」

じゃPDCAサイクル回そうよ!とスティーブは言ったが、ジェームスはどうしたらいいか分からなかった。

スティーブ「完全にフリーズしてるな・・・。まずはじゃあ日報を書いてもらおうか。とりあえず今日やったことを毎日報告して」

日報は最高のPDCAであり偉大な習慣

筆者も今でこそブログ発信しているが、長い間全く稼げなかった時代、アクセスを集めることができなかった時代を経験している。

まだ契約社員だった頃の話だが、ようやく月に2万円ぐらい稼げるようになった頃、ある方のコンサルティングを契約金15万円、月額10万円以上(成果報酬型)を支払ってコンサルティングを1年半に渡って受けてきた。それからビジネスの基本を学び独立した。

参考記事:「有料記事」の記事一覧 | PHOTOBLOGGERS LABO※月額制コミュニティに参加している方のみ。

非会員の方はnoteでも記事を購入できます。

note有料記事:【2016年2月1日更新】アフィリエイト月収100万円の売れた案件と売れたキーワード公開|ヒガシーサー|note

以下の記事は無料で見ることができます。

参考記事:無料公開

稼げない時期から稼げるようになったころ、毎日送っていたのが日報だった。

日報は返信をもらうために行うものではない。誰かに自分の作業を報告するものだった。サボったならサボったことも書く。それで先生がケチをつけることはないが、やっぱり申し訳ないということで毎日作業を少しずつ頑張った。

コンサルティングを受けていたころは、2週間に一度スカイプでミーティングをしていた。そのとき何を言われてもいいように頑張るように、サボったことをいじられないように毎日日報を送っていた。

強制ではなかったけど、日報の力があったからこそ筆者はこうして独立できたという想いが強い。

第一章終わり

ジェームス「日報?だれに送ればいいの?」

スティーブ「Facebookコミュニティで報告して。気が向いたら返信するから」

ジェームス「いや・・・この時代まだ日本にフェイスブックないよ。スティーブ」

スティーブ「あっそうだった。テヘペロw」

ジェームス「ムカつくんだけど」

スティーブ「その辺の仕様はまぁどうにかなってることにしてコミュニティ使ってよ。君のPCからなら2016年のネットにログイン出来るからさ。テクノロジーってすげーよね。なっ!そういことだから。よろしくー」

消えた…。なんか強引に2016年のインターネットにログイン出来るらしいことを言ってたな。そもそもなんだこの世界観はハッキリしねぇ。過去だよな。

Facebookコミュニティで日報か・・・。PDCAサイクルって言ってたけどCはチェック(評価)で、Aはアクト(改善)だよな。社会人なら知ってて当たり前、というかコレができないと仕事にならないよな。

スティーブ「ちなみに日本の報連相じゃないからね。あんなの無意味だから」

ブログのPDCAか・・・確かに今までやってなかったと思う。ブログは若干飽きてきてるけど、まぁ書いたことを報告するぐらいだったらできるか。やってみよう。

第一章終わり。

日報の送り方

日報の送り方は専用メルマガで解説しています。またメンバーサイトのコンテンツでも紹介しているので、ぜひ参考にして積極的に活用してください。

また、日報はアドバイスをもらうためではなく、ご自身の作業力を伸ばすために行うものです。あくまでも PDCAサイクル を回すために皆さんの意見を参考にして、ブログの改善に役立てましょう。

フェイスブックコミュニティの活用方法

※月額制コミュニティに参加してる方のみのご案内となります。

次回予告 ブログのマネタイズ力 第二章スタート

次回からはブログのマネタイズに話が進む。

ジェームスは確かに才能のあるブロガーだ。なによりもブログを楽しんでいるし、作業を苦と感じていない。しかしリスクを取ることを極端に恐れている。

多くのブロガーにありがちなのが【投資】を恐れて、全てを無料で済ましてしまおうというやり方だ。

第二章ではお金の稼ぎ方に焦点が向いていく。こうご期待。

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