はいさい編集部です。今日も専門用語…ただいまライターさんにお願いしてブログを強化中です。間違いや勘違いしてる部分があれば大いにご指摘ください。
デジタル一眼レフカメラのカタログを見ていると、CCDやCMOSという表示が出てきます。デジカメのカタログの説明はアルファベットの略号などが多くて、なんのことだか分からないのが多いですよね。
この2つの単語も必ずデジカメの説明には出てきますので、理解しておくとそれぞれのカメラの性能や特性が分かります。
覚えておいて損はないと思うけど、得もないでしょう(笑)
このCCDとCMOSとは、どちらもイメージセンサーのことで、光を感知して画像を映し出す、デジカメの心臓部とも言える部分のことです。2つの間には特性の違いがありますので、それぞれのメリットとデメリットを知っておくと良いでしょう。
CCDとCMOSの違い
まず、カメラにおいて最も重要な要素の1つである、画像の質の違いですが、この点ではCCDの方が上です。きめが細かくてはっきりとした写真が撮れるという大きな利点を持っているのがCCDなのです。そのため、以前は質にこだわるカメラのほとんどはCCD搭載でした。それに比べるとCMOSはぼけたような感じになって、解像度が低いのが難点でした。しかし、技術の発展に伴ってCMOSの弱点が減り、CCDに負けないくらいの質の高さを実現できるようになってきました。すると、今度はCCDの弱点が目立つようになってきて、最近では多くのデジカメでCMOSを搭載するようになりました。
CCDとCMOSのメリットデメリット
CCDは解像度が高い反面で、スミアという現象が発生しやすいという難点があります。スミアとは、太陽光線が窓に反射するなど、まぶしい部分があると縦に白い筋が入ってしまう現象のことです。また、CCDは消費電力が大きいため、バッテリを食いやすいというデメリットも持っています。一方、CMOSはそのセンサーの原理上、スミアが発生することがありません。また、商品電力が少なくて済みますので、バッテリを小型化できるなどいろいろなメリットを生み出します。さらに、データの読み出しがCCDに比べるとずっと早いので操作性も向上します。こうした総合的なメリットを考えると、CMOS搭載のデジタル一眼レフカメラが増えているというのも納得ですね。もちろん、CCDの方が未だに解像度の点では優れているのは確かですが、さらなる技術の進歩でよりCMOSのメリットが強くなるかもしれませんね。こうした2つの、CCDとCMOSというイメージセンサーの違いを踏まえて、デジタル一眼レフカメラを選ぶ時にカタログの表示を、注意して見ていると良いでしょう。
まとめ
CCDもCMOSも初心者さんが気にする必要はありません。今日も写真が1mmも上達しない雑学でした。いいね、シリーズ化しよう。