オートフォーカスクロスセンサーってよく聞くけどなんのこと?

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こんにちは編集部です。

オートフォーカス機能がピントを合わせるには高度な構造を必要とします。

位相差AFというオートフォーカスの方式では、専用のセンサーとイメージセンサーに入ってくる2つの画像の差を感知して、その画像のずれからピントを合わせてくれます。すっとすぐに焦点が合う素晴らしい方法で、一眼レフや中級機以上のミラーレス一眼ではこの方式を採用していることが多くなっています。

ただ、位相差AFと言ってもイコールAFが正確で早いかと言えばNOです。今回はAFのクロスセンサーについてまとめていきます。間違いがございましたら優しく教えていただけるとありがたいです。

ラインセンサーとクロスセンサー

その中でも、ラインセンサーとクロスセンサーという違いがあります。この2つの違いは大きく、ピント合わせのスピードやピント精度に関わってきます。ラインセンサーとは、画像を感知する向きが縦もしくは横の一方向しかないものです。構造がシンプルでいいのですが、横縞や縦縞ばかりの被写体だとセンサーに引っかからなくなるので、ピントが合わせづらくなってしまいます。

この弱点をなくしてくれるのがクロスセンサーです。縦と横の両方の方向にセンサーが働きますので、動きの早い被写体でもピントをしっかりと合わせることができるのです。

クロスセンサーはなぜAFが早いのか?

クロスセンサーだとピント合わせのための基準が多くなります。AFは早くなりますが構造も少し複雑になるので部品も大きくなりがちです。

「クロスセンサーはカメラ本体が重くなるデメリットもあることもある」

その変わり精度の高い写真を撮れるので、動きものを撮ることが多い方はクロスセンサーを多く採用している機種を選ぶことをおすすめします。

以前はクロスセンサー搭載のカメラは値段が高く、エントリーモデルには見られなかったものですが、今では技術が進歩したということもあって入門機でもクロスセンサーを使っているカメラが出るようになりました。

編集長が使っている Nikon D40 なんてクロスセンサーどころか、AFポイントも3点しかありませんから。それを考えると今の時代の一眼レフはどんなエントリー機種でも昔のフラッグシップ機並みのAF速度だと言えます。

中級機を選ぶメリットとしては、操作性や反応速度が格段に上がる点も見逃せません。クロスセンサーを多数搭載している機種は使用時の満足度もかなり高いので、カメラ選びにおいて判断の基準としたいところです。

じゃあ全機種オールクロスセンサーにしたらいいんじゃない?

こうしたメリットを見てみると、全点クロスが理想的なのですが現実的にはピントが合わせづらい状況もあります。たくさんのピント基準があると、よりとらえるべき物体が多くなってしまうので、逆にオートフォーカスがしづらくなってしまう場合もあります。

ハイアマチュアが使うような上位機種であれば、それも問題ないと思いますが、初心者クラスのエントリー機種では価格も高くなってしまいますしボディも大型化してしまうので全点クロスはバランスが難しいと言えます。

オートフォーカスの仕組みについてはコチラも参考にしてみてください。

キヤノンカメラミュージアム | 技術館-技術レポート 2011年9月号

F2.8対応とは?

クロスセンサーを語る上で外せないのが「f2.8対応」とか「f5.6対応」とかの言葉。これは「f2.8」よりも明るい被写界深度の浅いレンズを使うときに「f2.8対応センサー」があると、もっと高精度なピント合わせが可能になるというもの。

ぶっちゃけ編集部もよく分かっていないのですが、どなたか教えていただけると助かります(笑)

普通は「f5.6対応」が一般的なセンサーです。ちなみに「全点オールクロス、f2.8対応」の一眼レフは上級機とされ、特に Canon EOS 7D MarkII は、誰もが羨む高速性を誇るモンスターです。

「とにかくスペックが最高なカメラが欲しい!」という場合は EOS 7D Mark II を選べば間違いないですね。

まとめ

ここまで書いといてなんですが、「男のミラーレス部」ではスペック重視のカメラ選びをオススメしていません。スペック話は口コミサイトで参考にした方がいいでしょう。

クロスセンサーが多いと言っても「子供ばっかり撮っている」とかだと全く必要性がないですからね。一番大切なのは「あなた基準」でカメラを選ぶ鋼の心を持つことです。

最近のエントリー機種はAFもすごく優秀なので、クロスとかラインとかこだわらなくても大丈夫ですよ。