こんにちは編集部です。デジタル一眼レフカメラにおいて、ピント合わせの方式は大きく分けると位相差AFとコントラストAFの2種類があります。
位相差AFはレンズを通して入ってくる光をピント合わせ用の専用センサーがカメラ内部に組み込まれてあり、できあがる像の差を見てピントを合わせていきます。この位相差AFの中にもいくつのユニット構造がありますので、話はさらに複雑になっていきますね。
この時点で素人の編集部は死にそうです。
というわけで今回は、一眼レフの中型機以上のカメラによくある「F2.8センサー」についてまとめていきます。
F2.8センサー対応とは?
主流のものは2つあって、F5.6センサーとF2.8センサーです。
この絞りF値の違うセンサーは、ピント合わせにおいても異なる結果をもたらします。構造上F値が低い方が、よりレンズの端の方で光をとらえることができて、ピントを合わせる像の位置を確認できます。
F2.8センサー対応はレンズの明るさを表すF値とは意味が違い、光束を表すそうです。まぁぶっちゃけよく分からん。F2.8対応とF5.6対応の機種を比べれば、原理上はAF精度は上になるそうです。
このセンサー構造の違いについて理解するのは、ちょっと複雑な光学的な知識が必要ですが、要はF2.8センサーの方がよりオートフォーカスが正確に働いてくれる…はずですよってこと。
ちなみにニコンさんはF2.8センサー対応を詰め込んだ機種はありません。そう考えると必要ないってことなのかなぁ。
うーんスペックの話は価格.comのカメラマニアさんたちの意見を見ておきましょう。(閲覧時間は1分と決めてください。それ以上は時間の浪費につながります)
価格.com – 『F2.8対応とF8.0対応』 ニコン D7100 18-105 VR レンズキット のクチコミ掲示板
まとめ
現代のデジタル一眼レフカメラには、オートフォーカス機能がなくてはならないものですし、日に日にこの技術が進歩しています。画素数などの画質の違いについて確認することも大事ですが、どんなオートフォーカス機能を搭載しているかを把握することも、賢いカメラ選びには欠かせない要素です。
画質が良くてもピントの精度が高くないのであれば、忠実な写真は撮れませんし、ピントを合わせるのに時間がかかるようだと、操作にいらいらしてしまいます。お気に入りの一台を決めるのには、たくさんの考えるべきことがありますが、その分どれがいいか考えるのは楽しいものですね。いろいろなメーカーや機種のカタログを並べて、一つ一つの項目を比較してみることをおすすめします。
今回「F2.8センサー」は「F5.6センサー」のことを調べることで、とりあえず前者の方がオートフォーカス精度が高いってことは分かりました。まぁそゆこと気にして撮影することはないだろうし、調べてもよく分からないので気にしないことにしました(笑)