こんにちは編集部です。コンデジとデジタル一眼レフカメラを分ける一番の特徴は、被写体をそのままの姿でファインダー越しに見ることができて、写真に反映できるということです。

とは言っても、完璧にファインダー上の景色と実際の画像が等しくなるわけではありません。イメージセンサーの特性によって色合いが変わることもありますし、大きさが変化することもあります。そして、ファインダーの性能によっても誤差が生じます。

こうした実際の景色と画像との差を見る物差しとして、ファインダー視野率という数値があります。このファインダー視野率とは、実際の被写体の大きさとファインダーに見える大きさとの差を表します。

入門機はなぜ100%じゃないの?

入門機と呼ばれるリーズナブルな一眼レフカメラはどうしても、数値が落ちてしまいます。

というのも、コストを下げるためにファインダーの見やすさが失われてしまうことがあるからです。その1つの理由としては、ファインダーの構造としてペンタミラーを採用していることにあります。

鏡を基本的には3つ使用して、レンズを通して入ってくる光をファインダーに送るという構造ですが、景色が少し暗くなるとともに小さくなってしまうのです。

この問題を解消するには、ペンタプリズムと呼ばれるガラスの多面体を使用すると良いのですが、カメラ本体が重くなってしまうことや、コストが上がってしまうということもあり、入門機では搭載が難しくなっています。(ペンタックス機を除く)

そのため、入門機を購入して写真を撮ろうと考えているなら、このファインダー視野率について知っておくと、より良い写真を撮る助けになります。

ファインダーから見える景色は、実際より小さくなりますので、少し寄り気味で写真を撮ると思い描いている景色に近くなります。こうした工夫をすることによって撮影の技術も上がっていきますので、いろいろ実際にファインダーと被写体の大きさの違いを試してみるといいですね。カメラごとにその感覚は異なりますので、いろいろ試してみるのが上達のコツです。

100%のメリットとは

これが100パーセントなら、ファインダー内の様子と実際に撮れる写真の大きさが同じということになります。

それだけ正確な写真が撮れますし、思った通りの画像に仕上がります。そのため、どのメーカーでもできるだけファインダー視野率を100パーセントに近づけようと技術を競っています。

特にPENTAXはファインダー技術に優れていて、ファインダー視野率100パーセントの商品を数多く提供しています。

まとめ

ちなみにミラーレス一眼に搭載されている電子ファインダーは視野率100%がほとんどです。

電子ビューファインダーは、出来上がりの写真とほとんど同じ画像を見ることができるので、仕上がりを事前にチェックすることができ、初心者でも思い通りの写真が撮りやすいですね。

しかし、デメリットもあります。被写体を直接見ることができる光学ファインダーと比べると、一度電子処理しているので感覚が掴みにくく、以前から光学ファインダーを使っている人は違和感を感じるでしょう。また、連写時のブラックアウトも困ります。

今はまだ光学ファインダーに分があると個人的には思います。