今年一番の衝撃ですわ。はいさい、ヒガシーサーです。
誰でもプロ並みの小物撮影ができる写真スタジオキット Foldio2 を購入しました。まぁ私がなんちゃら説明するよりも、公式動画をご覧になったほうが早いです。
写真は引き算、機材もテキストも引き算でいきましょう。
Foldio2はどんなもの?
いわゆる簡易スタジオですが、Foldio2の良いところは、折りたたみができて持ち運びが容易。それでいてLED照明や背景台紙までセットで付いてきます。
「王様のなんちゃら」という商品撮影キットがアフィリエイト商材で売られていますが、アレよりはるかに安い値段で購入できます。それでいてめちゃんこカッコイイですね。
この辺のデザインは、男のミラーレス部的に超超超重要です。
どんな写真が撮影できるの?
組み立てとセッティング時間を合わせても1分で簡易スタジオの完成です。
おぉ思った以上に大きいですね。
初代Foldioより大きくなって、いろんな小物を撮影できるようになっていますね。
とりあえず、先日提供頂いた Fujin-D を撮影してみました。
うわっ全然違う。ちなみに以前のはどんなんでしたっけ?
この差は歴然ですね。しかも補正なしですよ。
なぬ?セッティング時間だけでなく編集時間も1分ですか?
ていうか補正なしですから、ゼロですよね。じゃあ他にも見ていきましょう。
Canon EF 50mm F1.8 STM この浮き出てる間すごいです。この写真は露出補正をしています。
Nikkor D 20mm F2.8 はいぶし銀なメイドインジャパンが美しく表現されてます。コレは補正なし。
そしてD40、これだけ見れば3万円ぐらいで売れそうな写真ですね。カビ機なので売れないですが。
これはさぞ追い込んで撮影してるでしょ?
キットレンズの18-55mmの望遠端、中央測光、AF中央1点、シャッタースピード1/125、F値11で撮影しています。しかも手持ち撮影ですよ。
ライティングとか三脚とかは?
一切使ってません。付属のLEDだけで撮影しています。設定は5秒ぐらいですかね
まじっすか?
マジだ!
プロカメラマンの商品撮影テクニック
以前プロカメラマンに商品撮影について教えてもらいました。商品撮影は奥が深くそんな簡単にマスターできるほど甘くはないそうですが、基本を抑えればネットショップやオークションサイトでは段違いに売れやすくなる写真になるそうです。
- 基本は逆光か、半逆光
- 中央一点測光
- 中央一点AF
- マニュアルモードで撮影
- 三脚を使う(なければシャッタースピードを上げる)
- F値は8〜11ぐらいが基本(モノにもよる)
- ホワイトバランスはオートで大丈夫
- レンズの焦点距離は35mm判換算で75mm〜105mm程度(レンズキットでもOK)
- 被写体は中央に合わせる
以上が基本の撮り方と教えてもらいました。商品撮影はとくにライティングや機材の設定が非常に面倒です。大がかりな背景紙とかトレペとか必要ですし、照明もポールを使って調整するのでセッティングだけで30分くらいかかります。
Foldio2 を使えば、カメラの設定だけを考えれば済みます。もちろん演出効果やライティングをこだわるならばそれなりに考えなければいけないけど、上で紹介した写真ぐらいだったら「体が覚えてらっ」と両目を瞑ってフリースロー打てるように撮れるでしょう。
まぁ体が覚えてるほど写真撮ってないけど。ていうか昔のジャンプネタが多いので世代を感じますね。
写真は引き算、機材も引き算できる
写真は引き算と言われますが、そろそろ機材も引き算していく時代かなと思います。手振れ補正やISO感度の向上で手持ちでも手ぶれを抑えた写真が撮れるようになったし、本格的に仕事で使えるミラーレス機種も増えてきました。
私もイオン銀行さんに使われている写真の中にはGoProや、RX100で撮影したものもあります。
Foldio2のように持ち運べる撮影スタジオが登場し、機材も引き算の時代に入ったんじゃないかと思います。もちろん私のような素人レベルの話では。
Foldio2はスタジオ・エヌさんから購入しました。クラウドファンディング時もスタジオ・エヌさんだったので公式な代理店なんでしょうかね?
まとめ
Foldio2 は iPhone でも美しく撮れるようにアプリを用意しています。なのでiPhoneでも十分商品撮影に耐えうる写真が撮れるんですが、ちょっと高級なコンデジクラスであれば、プロレベルの商品写真が出来上がります。
ミラーレス一眼や一眼レフを使えば、編集すら必要ないくらいクオリティの高い写真が出来上がります。
“simple,but useful”
くう、響くなぁこのコピー。みんな買っときましょう。