はいさいヒガシーサーです。最近すっかりカメラ熱が冷めてしまった感がありますが、いやいや実はカメラじゃなくて「写真が好き」という原点に戻りつつあるんです。そこで最近我らが愛する富士フイルムさまより降臨された「X100F」について、完全無欠の主観でこのカメラのここがすげーんだよという話をしていきます。
進化したスペックは写真体験を重視している
当たり前ですがカメラのスペックは写真体験を楽しむためにスペックアップされていきます。しかし最近ははっきり言ってその辺置き去りの機能拡張が多かったりするんですよね。フジのカメラは相も変わらずフジユーザーの心を鷲掴みにしていますが、そこに奢らず望んでいるカメラを出してくれました。それが X100F です。
進化したセンサーや最高感度、X-pro2で味わったハイブリッドファインダーとジョイスティックの面白さ。直感的なアナログ操作はX70やX100シリーズから変わらない。そして大好きな「ACROS」の描写。
それに加えてデジタルテレコン、別売りのワイコンレンズ、テレコンレンズ・・・。基本はレンズ一体型でありながら、この形を愛する人のために別売りのレンズも用意している。
写真体験を楽しんでもらうことを考えていないと、こういう製品開発はできないでしょう。
ACROSとかマジで一回使ってみ!モノクロの写真体験半端ない
FUJIのカメラはフィルムシミュレーションが楽しい。
カメラブロガーが増えて、さもありなんのように「RAWで撮るんだよ」みたいな風潮がありますが、私は最近めったにRAWで撮りません。だってカメラメーカーさんやレンズが努力して作り上げたJPEG品質ですから、なるべくはJPEGで撮るようにしています。
あとRAWで撮るのが食材ですよ。調理するのが写真家ですよみたいな空気感も前時代的なので私はあまり考えてませんね。だからFUJIのフィルムシミュレーションをJPEGで楽しむことは、写真体験を重視している皆さんしか知らない楽しさなんですよね。いやーほんと面白いですよ。
シャレオツカメラの最高峰
X100シリーズは海外インスタグラマー、ファッションフォトグラファーから超愛されてるのを知ってますか?
日本のカメラオタクがワシャワシャしてる価値観をごぼう抜きで「カッコイイから」という理由で使う人たちが多いんです。それってワタシ的には最高にクールな製品なんです。色々な理由を無視して「X100を持つのがカッコイイ」ってすごいことじゃないですか。
だって「X100」に価値があって「良い写真が撮れるから」ではないんです。だから「X100じゃないとダメ」っていうことになるんですよ。
そんなカメラなんて滅多にないし、デジタルカメラはスペックが重視されるから古いカメラをあえて手に入れて自慢することなんてないじゃないですか。
それがX100シリーズにはあるし、X100Fを楽しむ人もいれば、X100Tを楽しむ人もいる。そんな感じでFUJI愛を語れるユーザーがいっぱいいるってことを知っておいたほうがいいと思うんです。
まとめ X100F は高いけどやっぱり欲しい
私はこれまで色んなカメラを使ってきましたが、その中で最終的な着地点絞っているカメラが2つあります。それがX70とLUMIX LX100です。
この2つのカメラはレンズ一体型ですがX70は究極のスナップカメラでした。最高に楽しいカメラだった。そして LUMIX LX100 はデジタルながらアナログ操作が魅力的でした。
実は FUJIFIMX X100シリーズ は憧れこそあるけど、未だに一度も使ったことがないカメラでもあります。せいぜい家電量販店で300回ぐらい触ってる程度。これまでFUJIのカメラはX-T10、X-Pro2、X-A2、X70と使ってきましたが、X100シリーズはまだです。
だからこのシリーズに対する憧れは群を抜いています(笑)
という完全無欠の主観レポートですが、ヒガシーサーがそれほど欲してるカメラなんですよというのが伝われば幸いです。
つくも神「じゃあ買えばいい」
ヒガ「えっ・・・いやまぁそうなんだけど」
ミーさん「チラっ」