はいさいヒガシーサーです。今日は無料メールマガジンで伝えている内容をブログ記事にしています。
内容は「旧時代の写真上達」と「今の時代の写真上達」は違うよという話。
それに加えてテクノロジーの進化と、時代に合わせた写真上達方法のやり方をまとめています。とりあえず以下の3点を伝えたいがために書きました。
- 写真の発信術を学ぼう
- テクノロジーの進化はちゃんと受け入れよう
- 知識とテクニックはいつでもどこでもKindleで
メールマガジンの連載内容の一部なので(現在全編改変中)、この記事だけ読んでも伝わりにくいですが、私が最近のカメラを「本気ですげえ」と思っている内容をまとめました。
写真上達に発信は欠かせない
私は写真上達のために発信は欠かせないと思っています。
今の時代、写真は情報を伝えるためのツールになっています。例えばインスタグラムは自分のライフスタイルを写真一枚で発信することができます。
友人のインスタグラマーさんは1投稿3万円で毎日のようにタイアップの依頼が来るそうです。
インスタグラムも奥深くて、上手にブランディングができていれば1投稿数十万円を得られるようになったり、企業とコラボしたり、いろんな可能性が広がっていくようです。
ここで気をつけてほしいのが「写真を投稿するだけでインスタグラムって稼げるんだ」と思わないこと。
企業からタイアップが来るためにはアカウントに広告媒体としての価値がないといけません。なので写真のクオリティやフォロワーの数よりも「アカウントの魅力」が大切です。
ブログもインスタグラムも結局は「ライフスタイルをどう発信するか」なんです。そのために写真の使い方だったり、魅せ方だったりを研究する必要があります。
また、インスタグラマーさんのほとんどは「スマホ写真」を使っていることも無視できません。
今の時代は一眼カメラでなくてもスマホの写真で価値を生みだせるってことですよね。
カメラのテクノロジーは企業努力で進化している
このブログの読者さんは写真の知識や実力がすでにおありだと思います。一眼レフやミラーレスを扱っているでしょうし、これから手に入れようとしている意識が高い写真家です。
写真テクニックを今よりも向上させることで、より良い写真が撮れるようになるでしょう。以下の写真は iPhone で撮影したものです。
ちゃんと考えて撮るとスマホでも綺麗に撮れます。それもフルオートで。
でももしかしたら読者さんのなかにはカメラの設定方法を学びたいとか、マニュアルフォーカスで撮りなさいという旧時代のカメラ上達方法を実践している方もいらっしゃるかもしれません。
それはそれで大切な価値観です。私も根性論は好きですし、カメラの操作方法を学ぶ上で重要でした。
しかし、いまは2017年。スマホでもスポーツ撮影ができる時代です。カメラのテクノロジーも進歩しています。
カメラメーカーが頑張って誰でも簡単に写真を撮れるような製品を作っているのに、なぜマニュアルで学ぶ必要があるんでしょうか?
マニュアルで撮れるようになるメリットは?
ヒトの移動手段は100年ちょっと前まで馬が主流でした。それから自動車が生まれ、マニュアル車からオートマに移行し、今後は自動運転やUberなどの配車サービスが発達していく時代です。
そんな時代で「車をマニュアル」で運転する必要ってありますか?
馬に乗ることが贅沢や娯楽になっているのと同じで、カメラの世界もマニュアルで撮ること自体に価値を感じる娯楽になっていきます。
将来的には物理的なシャッターボタンも無くなるかもしれません。
だからこそ、簡単になりすぎたデジタルカメラではなくて、今後はマニュアルのフィルムカメラを楽しむ人も増えてくるはずです。
私はマニュアルでも一応は撮れますが、慣れてないので設定に時間がかかり、シャッターチャンスを無駄にしてしまうので、普通にフルオートでパシャパシャ撮るようにしています。
今のフルオートまじでスゴイからね
私はブログやSNSを活用していますが、カメラの設定はほぼフルオートです。



久々のスペゾンさんとマウクロさんです。
私は色んなカメラを使ってきて、ここ数年間は新しいカメラを好んで使ってきました。だから確信を持って言えるんですが・・・。
カメラはフルオートで大丈夫です。
ほんの1年前までは、それでもセミオートを使ったり、中央一点フォーカスを活用したりして思い通りの写真を撮っていましたが、いまはもうタッチフォーカスなのでそれも必要ありません。
ISO感度、シャッタースピード、F値も全然触らなくなりました。
タッチフォーカス搭載のカメラなら、好きな場所に思い通りにピントを合わせることができるし、ホワイトバランス、露出は調整すると言ってもほとんどが「写真アプリ」や「Lightroom」の編集ソフトで完結します。それもスマホでできます。
写真の用途もスマホ写真が主流のインスタグラムや、テキストの補足で使うブログぐらい。
あとは家族の思い出ですが、素晴らしい一コマの写真よりも、動画で残したほうが思い出になるので、動画で撮ることが多いです。
こんなに写真にどっぷりな私も、いまはもうフルオートで撮影できるカメラじゃないと使わないようになりました。
光と主題だけ
写真を撮る時に必要なテクニックは「光の使い方」と「主題を決める」ことぐらいでしょうか。この上下の写真もiPhoneです。
あとの細かい部分は全部カメラ任せでいいし、わざわざ根性論で上達しようとしなくてもいいんです。スマホ用のクリップライトと、光の使い方さえ知っておけば困らない。
必要なテクニックは何かな?と考えると、以外に学ぶことってシンプルで少ないんですよね。
どこでも持ち歩ける写真上達専用デバイスを作ろう
写真の価値観も使い方も多様化している時代で、旧時代の価値観で写真を楽しもうとしてもツライだけですし、雑誌や紙の参考書で学ぶのは上達スピードが遅くなります。
私がオススメするのは「写真上達のKindle本」を常に手元に置いておくこと。
iPhoneやスマホでもいいですが、少し画面が小さすぎるので、写真テクニックを学ぶなら iPad か Kindle Fire HD がオススメ。
私はAmazonプライム会員特典で4980円で手に入る「Kindle Fire」を使っていますが、これでも写真雑誌を読むのには小さすぎるので、Kindle Fire HD をオススメします。
iPad Pro 10.5インチ も持ってますが大きいし何より高い。
iPad Pro は最安値でも70,000円を超えますが、Fire HD 8(プライム会員)だと8,000円以下ですからね。そりゃこっちのほうがいいよね。
オススメのカメラ本
もう1つKindle本を活用するメリットがあります。それは紙の書籍に比べて価格が安いこと。
私が初心者の方に必ずオススメしている写真上達本「カメラはじめます!」は Kindle版1,200円。単行本1,296円です。
こうした写真上達本は他にもいっぱいあります。一応こう見えてヒガシーサーは毎月3冊〜5冊以上の写真本読んでます(笑)あまり言ってないけど。
写真雑誌って知識や情報はたくさん載ってますが、本当に必要なときに持ち歩くことができないので、結局学んだつもりになることが多いんです。
だから何冊でもどこにでも持ち運べる「写真上達専門デバイス」を作っておくとすごく便利です。
まとめ
これまで遠回りをしてきたけど、最近はやっと「フルオートこそ正解」と確信が持てるようになりました。
カメラってすごい進化しているし、メーカーの企業努力によって、私たちのような素人が失敗なく簡単に写真が撮れるようになった。
ダゲレオタイプのカメラから考えると、それはもうすごいテクノロジーですよね。だから私はそうしたテクノロジーは100%受け入れたい。
私はカメラメーカーさんの企業努力を信じて、フルオートで思い通りの写真を撮れるようになりたいですね。