G7X MarkII と G7X は何が違うの?G9X、G5X ユーザーが期待する6つのポイント

キヤノンの新製品「PowerShot G7X MarkII」が発表されました。4月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップでは77,800円(税別)で予約購入が可能になっています。

G7X Mark II は、タッチパネル搭載ですぞー!メニュー画面もEOSを継承していて使いやすいぞー!防水ハウジングも発売だぞー!

と、いうことで思ったよりも充実したアップグレードになってるようです。これまで G7X、G9X、G5X を使ってきた人間として G7X MarkII が結構いい感じだと思うポイントをまとめていきます。

レビュー記事はコチラ

G7X、G9X、G5Xの違いはどこにある?

古い動画ですが G7X の感想をまとめている動画がありました。

https://youtu.be/JL56dYvOYmA

G9 Xで撮影した動画テストはコチラ

G5 Xの使用感を伝えるために撮った動画がコチラ!「いいね」してくれると嬉しいです。

https://youtu.be/DpoOrddxUKs

こんな感じで、実際に3機種のPowerShot G◯Xシリーズを使ってきましたが、チルト液晶、24-100mm F1.8-F2.8、小型軽量で5万円台。G7Xはいい意味でバランスの優れた機種でした。ポケットにギリギリ入る大きさで(ギリギリね)どこにでも持ち出せる良いカメラです。

G9X はよりコンパクトさを求めている人にオススメですし、G5X はEVFやバリアングル液晶を搭載していて、もっと一眼ライクに使いたいユーザーにオススメ。

G7Xはその中間でコスパに優れているカメラという印象でした。

でも使いにくいポイントもあって、USB給電に対応していない、動画撮影時のAF駆動音が大きい、見た目以上に重く感じる持ちにくさがありました。

そのかわりハイブリッドの5軸手ブレ補正を採用しているので、子連れの初心者でもキレイな写真、動画が気軽に撮れました。

https://youtu.be/UmFhg0xIVUk

G7 X Mark2 に期待したいところ(発表前)

G7X MarkII には以下の機能が追加されていたら買いたい。

  • 動画撮影時のタッチフォーカス
  • 外部マイク端子
  • USB給電
  • 動画撮影時のAF駆動音の静音化
  • 内蔵フラッシュの簡易バウンス
  • 片ボケっぽい現象の改善
  • メニュー画面の操作性の向上

とくに室内撮影時のAF駆動音はちょっとひどかったですね。キレイな動画が撮れるので Youtube の撮影にいいかなーと思ったんですが、全然ダメでした。

https://youtu.be/vkCFN2OIGXQ

以上のポイントが G7X MarkII を買うか、買わないかを決めるポイントになります。

USB給電とメニュー画面の操作性は、G9XとG5Xで大丈夫だったので、間違いなく採用してくれると思うけど、ほかは…望み薄ですよね。

公式発表後の買いポイント

  • 動画撮影時のタッチフォーカス?静止画には対応してるみたいですが、まだ謎です。
  • 外部マイク入力端子 なし
  • Hi-Speed USB(Micro)給電可能
  • 動画撮影時のAF音は…使ってみないと分からない
  • 片ボケっぽい現象…これも使ってみないと分からない
  • フラッシュの簡易バウンス…不明
  • メニュー画面の操作性向上 EOS互換

まずタッチパネル液晶の採用ですね。これはナイスです。それからUSB給電もクリア。メニュー操作画面のEOS互換は個人的に一番嬉しいアップデートです。

詳細なスペックは公式サイトを見てもらいたいのですが、新映像エンジンによる強力な 4段分手ぶれ補正 が素晴らしいですね。1インチセンサーなので夜の撮影も難なくこなせそう。

地味に嬉しいのが…というか購買意欲がそそられるのがウォータープルーフケースの有無。G7X Mark IIでも対応ハウジングが発売されるそうです。

動画性能もよくなっているみたいなので、あとは音声ですよね。これが問題なければ欲しいかも。でも買ってみないと検証できないので…はぁまた人柱か…と悩みが増えます。

残念なポイント

G7Xの大きさと質量。
103.0×60.4×40.4mm
約304g

G7X Mark II の大きさと質量。
105.5 × 60.9 × 42.2mm
約319g

でっかく、重くなってる。G7Xでポケットに入るギリギリの大きさだったので、コレはもう現実的にポケットに入れて遊べる大きさではないな。

ちょっとした差なんだけど、ココは残念です。でも見た目がかっこよくなったから男性受けはよさそうですよね。

リーク画像から予想してみよう

デジカメinfoさん掲載のリーク画像を見てみると、G7Xと変わった点はグリップがあるというところ。旧G7Xは、持ちにくかったのでこれは嬉しいアップデート。あと若干ですが小さくなってる気がします。気のせい?気のせいでした。

それと写真を見る限り…チルト液晶の軸が変わってるっぽいですね。どうなんですかね?G7Xのチルト液晶は上部に接合部分が入ってたので、まさかのフリーアングル液晶(バリアングル)?だと嬉しいんだけどな。んなことなかった。

これが 初代G7X です。写真ヘタだなw

g7x (7)

詳細は公式発表まで分からないけど、持ちやすさを考慮されたっぽいですね。見た目もすこし角張った感じで男性にはウケが良さそう。でも…そんだけですね。

スペックはどうなの?

まだ噂の段階ですが、大きく違うのは DIGIC6 から DIGIC7 に進化したところ。連射が8コマ/秒(RAWでもJPEGでも?)などですか。

動画はタイムラプスムービー機能を搭載しているそうです。個人的にはフルHDの120fpsスローモーション撮影ができてくれたら嬉しい。

他に大きな進化点はないみたいなので、MarkIIなのにマイナーチェンジモデルとなりそうですね。うーん。G9XもG5Xも操作性に大きな違いがあったので、G7Xも何か大きなサプライズを期待したい。

防塵防滴とかであれば、使い勝手は良くなりそうですけどね。それだと軽量化に問題がでてくるのでうーん…どうなんだろう。

防塵防滴も軽量化もなかったですねー。

マイク端子とタッチフォーカス

チルト液晶のメリットは自撮りができる点ですよね。

自撮りを求めるユーザーは、基本的に動画も撮りたい人が多いと思う。そうなると、光軸上の三脚ネジや、外部マイク端子、液晶のタッチフォーカスがあると Youtubeカメラ として人気が出そう。

ホットシューがないので、恐らく外部マイク端子は採用されないと思うけど…。24mm広角でタッチフォーカスチルト液晶なら、使い勝手はすごく良さそうですよね。

予想通りマイク入力端子はありません。タッチパネルを搭載していますが、動画撮影時にタッチフォーカスができるかはまだ不明です。

まとめ

G7X、G9X、G5Xと一通りの1インチセンサー第一世代が登場して、第二世代に突入するなら大きなバージョンアップや使い勝手の向上を期待したいところです。

操作性に関しては大きくアップデートしたと思ってもいいかも。G7Xは使いにくかったから。グリップが変わって多少重く大きくなっていますが、初代G7Xのコスパと比較すると買いにくいかも。

キヤノンオンラインショップでは77,800円(税別)で購入できます。価格.comでは G5 X が、70,000円ぐらいで購入できます。

微妙な価格帯ですね。

G9Xのコンパクト性G5Xの最高の使い心地。そしてコスパとバランスに優れた G7X。ここに G7X MarkII がどう名乗りを上げるのか楽しみですね。

あぁまた赤字レビューしなきゃいけないのか…トホホ。
ソース:キヤノン:PowerShot G7 X Mark Ⅱ|概要

  • この記事を書いた人

比嘉研仁(ヒガシーサー)

沖縄在住2児の父。長男が産まれる前に脱サラして夫婦で子育てセミリタイアを実践。趣味のカメラとブログを通じて、家族の思い出を「良い写真」と「テーマを絞ったフォトブック」にすることで一生の宝になることを実感しています。電子書籍「いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術」は一眼カメラじゃなくても家族の思い出を美しく残せる教科書としてAmazonジャンルベストセラーにも輝きました。ブログでは、スマートフォンやカメラを使って家族の思い出を、テクニックやアイデアを交えながらフォトブックや写真に残す方法を紹介しています。