工事現場に強いカメラとは?
工事現場の記録を納めるためのカメラを探すのであれば、まずは常に携帯できるものが良いですね。現場の状況は刻々と変化しますから、いつでも撮影できるようなコンパクトサイズのものがおすすめです。
初心者さん「携帯で十分だよね」
中には、携帯電話のカメラを使っている現場もありますよね。携帯カメラは広角レンズが多いので現場用カメラとしても使いやすいと思います。
ただし粉塵が多い現場では、普通のカメラやスマホだと内部に埃が入り込んだりして故障の原因になるかもしれません。
ヒガシーサーマンション施工現場で携帯が壊れた事例も…」
昔の話ですが、「現場で写真を撮ろうとして携帯を落としてしまいました。」と携帯が壊れたことを笑い話に語ってくれる作業員の方もいらっしゃいました。
つくも神「現場カメラとして信頼性の高いカメラを紹介するわ」
誰でも簡単に現場記録写真が撮れて、壊れにくいカメラ機種がオススメです。今回は工事現場で使えるカメラを紹介します。
工事用カメラに適しているポイント
工事現場用で使えるデジタルカメラのポイントは以下の5つ。
- 常に携帯できること
- 28mm以下の広角レンズであること
- 1,000万画素以上であること
- 頑丈で保証もちゃんとしている
- CALSモードを搭載していること
以上のポイントを抑えているカメラが工事現場用カメラとして適しているカメラです。
CALSモードとは?
建設CALSに対応できるモードのことをCALSモードと言います。
電子納品をするために適したサイズや画質で撮影が可能になるモードで、モードダイヤルをCALSに変えるだけで、切り替えのできるような機種も出てきています。国土交通省デジタル写真管理情報基準などをクリアしているモードとなっています。
RICOH G800
工事現場カメラといえば RICHO G800 というイメージがあるほど、信頼性の高い現場用カメラです。完全に業務用に特化して作られているので、その信頼性はピカイチです。
防水や防塵、耐衝撃、耐薬品性に優れていて、現場で使用するにはもってこいです。暗い現場でも鮮明に撮影ができるようになっています。
RICOH WG-4
https://youtu.be/-gWeyAStPso
リコーの最新機種RICOH WG-4はCALSモードにも対応していますし、2メートルからの耐落下衝撃性能や100Kgfまでの重さにも耐えることができます。
G800とは違い一般ユーザー向けのタフネスカメラとして作られています。通常撮影にももちろん対応していますから、これ一台あればいろいろな場面で活用できます。
オリンパス STYLUS TG-4
オリンパス STYLUS TG-4 はタフネスカメラの中でももっとも機能的なカメラの一つです。
工事現場でのカメラとしては RICOH G800 が定番かもしれませんが、オリンパス TG-4 はあらゆるシーンに対応できます。
こちらも一般ユーザー向けに作られた製品でどんな場面でも使いやすいように作られています。またカメラの使い方が分からない方でも使いやすいのが大きな特徴ですね。
まとめ
サラリーマン時代にマンション工事現場で撮影をしたことがあります。そこまで過酷な環境ではありませんが、やはり粉塵リスクは高く、通常のデジカメではダメになることもあります。
作業中に触っても全然問題ない上記3つの製品であれば、現場撮影の強い味方になるでしょう。
写真記録を残すには、いろいろと基準をクリアしなければなりませんし、現場のホワイトボードや板に書かれた文字がはっきりと確認できる機種でなければいけません。
電子納品の基準をクリアする必要があるので CALSモード は必須。このような条件を考えると、建設用モードのCALSモードの搭載されているカメラをオススメします。