前回のあらすじ:グリーンボトルコーヒーに呼ばれた二人はそこで過去から飛ばされた人間が自分だけでないことを知る。冴えないブロガーのジェームスと、月収100万円を稼ぐアフィリエイターのジョンだった。

二人は初対面ながらも、スティーブにキーワードリサーチの課題を出され、お互いの特徴を理解した。

「ブロガーとアフィリエイターではキーワード発想法が違う。そしてマネタイズは圧倒的にアフィリエイターのほうが上手」

ということをジェームスは悟った。

ジョンはジェームスのキーワード選びが甘いと思いながらも、ブロガーとして自分をネット上にさらけだせる彼を羨ましく感じていた。

アフィリエイターが匿名で活動する理由

フレンド

ジェームスとジョンはその後も二人だけでお互いの良いところを伸ばし合っていた。

ジェームスのブログは順調にストック記事を積み上げ、ついにPV数は月間20万PVとなっている。だが相変わらずマネタイズはうまくいっていない。

ジョンはサイトアフィリエイトと、アメブロでの独自教材でノウハウを販売し月の売上は100万円を超えることもある。アメブロが飛ばされたら・・・という不安はあるものの、順調に売上を伸ばしていた。

お金儲けは悪いこと?

ジョンは以前アメブロにプロフィールと自分の顔が写っている写真を公表していた時期がある。そのときに誹謗中傷を受けた経験があった。その内容はこんな感じの内容だった。

「あなたの情報は詐欺ですね。自身で稼いだことを実績としていますが、あなたが話してることは真実味がない。実際に私が試してみたけど全然結果が出ない。今すぐ情報発信は止めてください。それに顔写真もいかにもアフィリエイターって感じで怪しいです。やめたほうがいいですよ。」

ブログに残される多くのコメントは好意的だったが、一部こうしたコメントを残す人もいた。

ジョン

「私は人とのコミュニケーションが苦手で、それでネットの仕事を専業にしてきました。ヒトと接するのが苦手なんですね。それで勇気を出して顔写真を出したりしましたが、こうしたコメントをもらったりして随分凹みました。胃痛で病院に行ったこともあります。気にならない方もいらっしゃるかもしれませんが、私はちょっと苦手です」

100のポジティブフィードバックより、1つのネガコメのせいでブログが書けなくなることもある。それほど人は打たれ弱いのだった。

とジェームスに打ち明けた。ジェームスはジョンに軽い気持ちで「顔を出したほうがメリット多いですよ」と話してしまったのを後悔している。

ジェームス

「そうだったんですね。確かにブログで情報発信しているとネガコメは必ずありますよね。ぼくも最初はとても凹んでましたが、今はスルーできるようになりました。でもやっぱり怒りの感情はこみ上げちゃいますけどね」

ネガコメ体験談

自称カメラマン「プロです。素人が情報を発信できるのはいいことですが、あなたの写真は下手くそ過ぎて説得力ないですよ。」

自称上級者「あなたはエントリークラスのカメラしか使ったことがないくせに、一眼レフは使いにくいとほざいてる。フラッグシップのカメラと高級レンズを使ったこともない人がカメラを語ると一生初心者ですよ」

老婆心のコメント「読むに耐えかねます。カメラ歴30年ですが、あなたのブログは気分が悪くなります。更新しないでください」

・・・etc

上記のコメントは私が実際に受けてきたコメントだ。

他にももっとひどいコメントはあったが、今回はあくまでも参考までに載せておきたい。

こうしたネガコメを送ってくる人の大抵が「自分の信じてることを否定されたことに憤慨している」ことがほとんどである。プライドを傷つけられて怒っているのだ。

私のブログは常に「ライフスタイルから感じたこと」を、同じライフスタイルの人に向けて書いている。しかしブログは誰でも読めてしまうため年齢もライフスタイルも違う人が読むこともある。

私はブログで「一眼レフは重くて邪魔」と書いているが、その理由は子連れで遊びに行くときに邪魔だったからだ。またミドルクラス一眼レフが使いにくくて売却した経験、フルサイズ一眼カメラを楽しめなかったことを実体験している。

ブログ記事を見て批判をしてくる多くの人は、そうした筆者のライフスタイルや事実を無視して自分のプライドを傷つけられたことを怒っているのだ。

そして、なにより怖いのはネガコメは伝染するということ。一人のネガコメが記事に付くと、我も続けとばかりにわんさかとネガコメが増えていく。

ブログを続けて自身の体験を語ると、必ずこうしたアンチユーザーが増えてくる。ブロガーは気づいて欲しい。こうしたコメントを書く人達の大半は無害であることを。

筆者はジョンの気持ちもよく分かる。誰だって知らない人に攻撃されるのはツライことである。

なぜアフィリエイターは怪しくて、ブロガーは怪しくないのか?

people

ジェームスのブログでも誹謗中傷はあるがほとんど気にしない。なぜなら彼は自分のブログを楽しんでいるからだ。

ジョンはそうではない。ブロガーに憧れながらも、顔を出したりプロフィールを公開することをためらっている。それは「アフィリエイターは怪しい」と感じている点だ。

ジョンは専業アフィリエイターだが、顔を出しても出さないでも怪しいと言われてしまうため自信が持てずにいた。

なぜだか分からないが世間的にはブロガーやユーチューバーは良くて、アフィリエイターは怪しいと思われている気がする。

日本人の道徳にお金を儲けることは悪いこととされている

カラン。

スティーブ

「やぁティム。今日もアイスコーヒーを頼むよ」

tim

「こんにちはスティーブ。アイスコーヒーですね。かしこまりました」

二人に遅れてスティーブがやってきた。

スティーブ

「アフィリエイターが怪しいかって?そりゃそうさ人間は想像できない世界は理解できない。アフィリエイトというビジネスモデルは誰もが想像できない世界だ。だってそうだろうインターネットさえあれば世界中で仕事ができるし、寝ててもお金が入ってくる」

ジョン

「でもブロガーはそうじゃありませんよね。そこがちょっとよく分かりません」

スティーブ

「簡単さ。ブロガーは普通の人だからさ」

ジェームス

「アフィリエイターは違うの?」

スティーブ

「情報を扱ってる点では一緒だが、多くの人が怪しむのはセールスの頻度と煽る系の広告だろうね。例えば【月収100万円を1ヶ月で稼ぐ方法】みたいなね。日本人はお金を儲けることを美徳としていない。だからお金の話をすると嫌われるのさ。国民性かな」

ジョン

「じゃあお金の話はしないほういいってことですか?」

スティーブ

「そうではない。大切なのは誰がお客さんなのかを知ることさ。ジョンもジェームスも自分のお客さんとだけ付き合っていけばいい。そもそもブログで情報を発信する必要はないんだよ。

ジェームス

「えっ?」

ジョン

「ブログで情報を発信しない?」

リストマーケティングを取り入れよう

mail

ブログで情報を発信しないとはどういうことなのか?

スティーブ

「まずジェームスはこのままブログを続けても月30万円稼ぐのは難しいだろう。最終的に写真家になりたいと言ってるが、今のままだと料金を叩かれる都合のいいカメラマンで終わるね」

いきなりジェームスをぶった切ったスティーブは、そのままジョンのぶった斬りを始めた。

スティーブ

「ジョンはすでに稼いでるがいつ吹っ飛ぶか分からない。2016年までに色々とシステムは変更されることはわかってるよね。いまのままじゃ確実に収入ゼロになる」

2人共スティーブの言うことはよく分かっていた。一度経験もしているし、失敗もした。いま取り組んでるビジエネスは順調だが、いつなんどき何が起こるか分からなかった。

スティーブ

「君たちはネットでビジネスをしているが、まだファンと繋がることができていない。もし君たちが収入の柱としているブログやアフィリエイトサイトが飛ばされたらどうなる?」

ジェームス

「ブログは悪いことしていないから大丈夫と思ってるけど・・・」

ジョン

「私のサイトもグレーなことをしていないから大丈夫だと思います」

ふぅ。スティーブはコーヒーを口に運んでからため息をついた。

ファンを作ること

スティーブ

「悪いことをしていないことは大して重要じゃないんだ。問題は違うところにある」

ジェームス

「えっ?」

ジェームスのブログはレシピをもとに作っているので特に弱点は見当たらない。しかし、オリジナリティが薄くて誰でも書けるブログになっている。いまはまだ検索エンジン経由でアクセスを集めているが、もし強力なライバルが現れたらすぐにアクセスが落ち込むことを指摘した。

スティーブ

「ジョンはまだブログにちゃんと取り組んでいない。まぁホワイトハットSEOで作ったサイトだからすぐに何か起きることは少ないかもしれない。アメブロのマネタイズもうまくいってるし、まぁそれでもいいけど、第一ジョンは自分の仕事を楽しんでるかい?」

ジョン

「えっ?」

ジョンはそもそもマネタイズにしっかり取り組んでいるので何も問題ないように感じる。しかしスティーブはジョンのサイトからポジティブな感情が見えないことを指摘した。

スティーブ

「君たちのビジネスにファンはいない。ファンがいないビジネスは長続きしないよ」

ジェームスとジョンのビジネスにはファンがいない?そんなことはないだろう。なぜならジェームスのブログは月間20万PVもあるし、ジョンに至っては毎日アフィリエイト報酬が発生している。

ファンがいなければ成果は生まれないはずだ。

ビジネスの最大のリスクとは

blog

ビジネスを続ける上で絶対に取るべきリスクとは何か?スティーブは2人に聞いた。

ジェームス

「ブランドですよね」

ジョン

「売上かな」

スティーブ

「ブブーどちらも不正解。ブログやネットビジネスのリスクはファンがいないことを続ける行為だよ」

さっきからファンがどうたら言ってるけど、ジェームスにはさっぱりだった。ジョンは黙って聞いている。

ジェームス

「スティーブ。なんかそれらしいこと言ってるけど、意味不明だよ。ちゃんと説明して」

スティーブ

「えっそうなの?ここ、ワンモアシングス的なタイミングだったんだけど」

ジョン

「スティーブ。ここはしっかり説明したほうがいいと思います」

めんどいな・・・とボヤきながらもスティーブはお客さんを絞ることを解説した。

ブログやサイトアフィリエイトの最大のリスクとは

スティーブ

「君たちのビジネスは野球で言うと「守備」しかしていない。攻撃をする仕組みを持っていないんだ」

ブログやサイトアフィリエイト、PPCアフィリエイトは「検索する人」がいて初めて成り立つ。しかし、お客さんに対してこちらから何かを仕掛けたり教えたりすることはできない。

スティーブはそのことを二人に知ってもらいたかった。スティーブは続ける。

スティーブ

「ブログで最も避けたいリスクは・・・ファンが離れることだ」

ジェームス

「ファンが離れる?」

スティーブ

「君たちのブログにはそもそもファンがいないからリスクもクソもないんだけど、ビジネスの基本はファンと繋がることさ。ファンの期待を裏切ればビジネスは続かないし。ファンがいなければそもそもビジネスじゃない。だからファンを獲得するための仕組みがないブログはビジネスではない」

人間はそもそも飽きやすい動物だ。どんなにいい記事を書いても、同じ人にずっと読み続けてもらうことは不可能だ。

ただ例外の方もいらっしゃる。それがホリエモンさんだ。堀江さんは立ち止まらない。あれほどの財と影響力を持っていてもなお変化し続けている。だから多くの人が追い続けているし、ファンが増え続けていると思う。

ジェームス

「・・・ファンって言ってもな」

ジョン

「ファンか。ボクが悩んでた答えかもしれない」

アフィリエイトや情報教材を扱うジョンだけは、ファンと繋がっていくことの大切さを理解していた。ジェームスは大して真剣に受け止めてないようだ。

ブログはどんなにアクセスを集めても、いずれは必ず飽きられてしまう。読者が成長していくと、ブログの情報レベルを超えてしまうからだ。

ビジネスを継続させるためには・・・常に人を循環させる仕組みが必要である。

ブログはファンとつながる入り口にはなるが、ファンに直接語りかけることはできない。待っているだけの守備に力を入れすぎてもダメなのだ。

アルゴリズム変更による大変動

work

・・・というわけで。

スティーブ

「じゃあとは自分で考えてよ。あっそうそう・・・さっきサーゲイから連絡受けたけど、なんかグーグルのアルゴリズム変更したみたいよ。君たちのサイトにも影響してるかもね」

そう言ってスティーブは店から出て行った。

ジェームス

「サーゲイってだれ?」

ジョン

「さぁ?」

2人はのん気に自分たちの将来を話し合っていた。正直言って2009年の時点でここまで実績が出ていれば、あとはどうにでもなると考えていた。

じゃあまた!ということで2人は店を出て家に帰った。

・・・ファンか。

うーん今回のスティーブはいつになく難しいこと言ってたな。もしブログにファンがいないとすると、月間20万PVの「ジェームスのカメラブログ」はどう説明する?

そんなことはないだろう。きっとブログのファンもいっぱいいるはずさ。

ジェームスは自分のブログを過大評価していた。そして、スティーブが言っていたことを痛感することになる。

次回予告 スティーブの予言

ジェームス

「ボクのブログが・・・どこにも見当たらない!!はっ・・・そうだジョンはどうなんだ。ジョンはサイトに詳しいから助けてもらおう」

ジェームスはすぐにジョンにスカイプした。

ジョン

「ジェームス・・・君もか。私のメインサイトは検索エンジンから姿を消している。グーグルに問い合わせてみたが返答がない。まだいくつかのサイトは残っているぽいけど、いつ消されるか分からない。残るはアメブロだけになってしまった。なぜだ・・・?なにが起こってる?こんなアップデートは2009年になかったはずだぞ!」

二人のメインサイトはグーグルの検索エンジンから飛ばされてしまっている。二人の脳裏にはスティーブのあの言葉だった。

スティーブ

「サーゲイがアルゴリズム変えた言うてたよ」

二人はスティーブにすぐさまメールを送った。

次回は・・・メインサイトを飛ばされた二人があたふたするという話になるだろう。

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