GoPro HERO6 Black モデルを9月29日ハワイで購入しました。
これまで GoPro HERO3 Black エディション、GoPro HERO Session を使ってきましたが、GoPro HERO6 の使い心地は別次元でした。
これまでは海水浴やサーフィン時の撮影には HERO Session が大活躍で、子連れで色んな場所に遊びに行くときにとても役に立っていました。
GoPro HERO6 Black は Session 以上に活躍してくれそう。
今回は私がこれまで使ってきたアクションカムと比較して GoPro HERO6 Black の体験をまとめていきます。
HERO5 からの比較レビューではないので、前モデルとの体験比較はできませんが、誇張なしで HERO 6 は素晴らしいアクションカムです。
GoPro HERO 6 スペックは?
HERO 6 Black はこれまでのモデルと比較して動画機能が強化されています。
例えば4K撮影では60fps、50fpsでの撮影が可能になり、より滑らかな4K映像が撮影できます。アスペクト比4:3の4K撮影も行えるようになり、あとで静止画の切り出しを行うときにも便利ですね。
また2.7K撮影時には120fps、100fpsでの撮影が可能となり、高画質のスローモーション撮影も可能になりました。1080pであれば最高240fpsのスーパースローモーション撮影もできます。
GoProHEROの公式動画のような高画質で美しいスーパースローモーション撮影も気軽にできるようになっています。
また個人的に気に入ったのが HDR Photo Capture モードが追加された点と、タッチズームができるようになった点などです。




スーパースムーズな手ぶれ補正が効く
HERO6 の動画撮影時に驚いたのは手ぶれ補正が優秀な点です。
正直 HERO 5 の電子手ぶれ補正は、同じアクションカメラの SONY FDR-X3000R の空間手ぶれ補正と比べて圧倒的に劣っていました。しかし HERO6 Black の手ぶれ補正(Adbanced)は強力。
その補正能力について分かりやすいレビュー動画があるので、こちらをご覧ください。
HERO5 と HERO6 の手ぶれ補正比較動画を見ても分かる通り、めちゃめちゃ進化してます。
まず大きな進化ポイントは電子手ぶれ補正のクロップ部分。従来の10%から5%のクロップにとどまっており、より広く、より強力な手ぶれ補正を施した映像を撮影できるようになりました。


電子手ぶれ補正ってなに?
電子手ぶれ補正は撮影した映像の外側部分を削除して、ブレを感じにくい真中部分を切り取るなどして電子的に手ブレを補正します。
GoProと同じく人気のアクションカメラの「 SONY FDR-X3000R 」は画質劣化もクロップもない光学式の手ぶれ補正なので、HERO6の電子式手ぶれ補正とは補正方式が違います。
それでもHERO5から比べると大きく進化しているのがHERO6の電子式手ぶれ補正です。






GoPro HERO6 と Session の比較
GoPro HEROシリーズを選ぶとき何を選べばいいか迷うと思います。現在ショップで陳列されている商品は以下の4種類。
- HERO6 Black(電子式手ぶれ補正あり Advanced)
- HERO5 Black(電子式手ぶれ補正あり)
- HERO5 Session(電子式手ぶれ補正あり)
- HERO Session(手ぶれ補正なし)
私はこれまで HERO3 Black と HERO Session を使ってきました。今回ようやく新モデルを購入したんですがカメラとしてのSPECや機能は大きく進化しています。
HERO3 Black の記事:Go Pro HERO3 Black エディションでサーフィンのスローモーション動画を撮ってみたらそれなりに見える件
HERO Session の記事:ゴープロ HERO Session どうなの?他の機種との違いはどこにある?
以前のモデルと比べて HERO6 は 4K撮影 や スローモーション撮影、画質も向上しています。また HERO5 から採用された背面液晶、ハウジング無しでの10m防水は素晴らしい点。
HERO Session シリーズはスマートフォンと連動しないと撮影画像を確認することもできませんし、操作も慣れるまで時間がかかります。
その点 HERO6 はタッチパネル採用で分かりやすく、GoPro初心者の妻でも気軽に撮影できました。使いやすさで言えば圧倒的に GoPro HERO5 と HERO6 が使いやすいです。
では GoPro HERO5 と HERO6 のどちらがオススメかと言われると、以前こんな記事を書いて「HERO5を買うべき」みたいなことを書いてました。
→GoPro HERO6 発売日は9月28日?買うならHERO5だなと思う理由
すいません修正します。
いま買うなら HERO5 Black(47,000円)よりも HERO6 Black(59,000円)がオススメです。
その理由は「手ぶれ補正」の進化にあります。




ということでハワイの BEST BUY で死んだ魚の目をしながら買ってきました。
思い返せば・・・この顔はあとで起こることを予知して撮った自撮りだったかもしれない。
画質と手ぶれ補正を求めないなら HERO Session でも十分役割を果たせる
そこまで画質を求めないのであれば、GoPro HERO Session でも十分アクションカメラとしての役割は果たせます。
手ぶれ補正はありませんが 19,500円 で手に入るのは魅力的。
ハウジングなしでも10m防水使用なので、サイコロ程度の大きさで家族の思い出を残すことができる。画質は劣りますがアクションカメラで体験できるものは変わらない。
それが GoPro HERO Session の魅力ポイントです。
私たちのように「家族の思い出を残す」ためにアクションカメラを使うなら、その欲求は HERO Session でも満たせちゃうんですね。
なので必ずしもみんなが GoPro HERO6 で幸せになれるとは限らない。Sessionを手に入れるだけでも十分楽しめるということも知っておいてください。
海水浴中に HERO6 を水没紛失

今回の記事はこれが本文です。9月29日に購入し、約3日間使ったのち・・・ハワイのワイキキビーチで海水浴中にロストしました。
サーフィン中でもなく海水浴中です(笑)
子どもたちと海水浴中に、突然セットの波(周期的にくる2〜3本の大きな波)が来て、近くでプカプカ浮いていた息子を助けるために慌てて向かいました。
そのとき一緒に波に飲まれて GoPro HERO6 を見事に落としています。
とりあえず子どもを岸まで届けて探したんですが夕方だったので、その日は見つからず。
それから数日同じ場所を探しましたが見つけきれませんでした・・・。
HERO6 購入後、ハワイ旅行の思い出を GoPro HERO6 で撮影。4K映像やスローモーションを試したり、子どもたちの海水浴、Aフレームの極上ウェーブでのサーフィン自撮りなど・・・。
色んな映像を撮影したけど、その映像を取り込む前に落としたという悲しみのエピソード(泣)それを短く動画でまとめました。
Gopro6 のお別れ会をしました。https://t.co/v2Uaq5gM0V
— ヒガシーサー (@higashisa) 2017年10月7日
HERO6 と Quik STORIES はすごく便利
落としたことはともかく。先ほどの映像は Quik STORIES で編集したもの。
クイックストーリーズは GoPro HERO6、HERO5、HERO5 Session に対応しています。






GoPro HERO6 と Quik STORIES の相性は抜群で、本当に気軽に動画を編集することができます。
細かい補正はできませんが、テキストも入れられるし、豊富なテンプレートが用意されているので素人の私でも取り込み、編集、共有が5分で終わります。
クイックストーリーズを使いこなすと、もっともっと GoPro ライフ が充実します(もうないけど)。
まとめ
以前書いた記事では GoPro HERO6 よりも HERO5 がコスパもいいという理由でHERO5を買うべきだなと思っていましたが、HERO 6 を使ってみて気持ちが変わりました。
あの強力な手ぶれ補正は全く違います。
電子式ですが空間光学手ブレ補正を採用する SONY のアクションカメラに匹敵すると言ってもいいレベル。
HERO5で完成したと感じた GoPro でしたが、まだまだ進化していますね。
HERO 6 は素晴らしい。素晴らしかった。ツライ。
ということで今後も私は HERO Session を相棒にしながら HERO6 をいつ買い直そうかと画策しておきます。
GoPro HERO6・・・3日間ありがとうね。また会う日まで。
早く会いたい。