GX7 Mark II 初心者にオススメできる数少ないベストミラーレス!

LUMIX GX7 Mark II(海外ではGX80/GX85)が発表されましたね。相変わらずカメラゾンビたちが盛り上がってますね(笑)

スペゾン「GX8より小さく軽いぜぇぇ。デュアル手振れ補正だぜぇぇ。ローパスレスだぜぇぇ」

とw

ぼくはそんなスペックなんかより GX7 Mark II が初心者さんにオススメできるなぁと思った点がいくつもあります。

もちろんレビューする予定ですが、ちょっと予算が…パナソニックさんデモ機貸してください(真剣)

LUMIX GX7 Mark II はどんなカメラなの?

スペックは公式サイトで確認してほしいんですが、このカメラは小さく軽いわりにパナソニックの先進機能を詰め込んだミラーレスです。

ミーさん「えっちょっと意味不明」

Panasonic のミラーレスには、動画に特化したミラーレス、動画も写真もバランス良くまとめたミラーレス、コンデジより小さく軽いエントリークラスのミラーレスの3種類があります。

GX7 Mark II は、その3種類の中で最も使い易い「動画も写真もバランス良くまとめたミラーレス」の最新機種なんです。

初心者さん「ジャンルはそうなんですね。でもどんなところが変わったのが分かりません」

GX8出たばかりだよね?

2015年に登場した GX8 というカメラがあります。これは G7X MarkII の上位機種という位置付けで、先ほど説明した「バランス型ミラーレス」の最上位機種となります。

強力な手振れ補正(静止画のみ)をボディ内に搭載し、レンズの手振れ補正を組み合わせることで、最高レベルの手振れ補正を体験出来るカメラです。

LUMIXシリーズには以前から人気の「GX7」があるんですが、このGX8の登場は「いよいよGX7の後継が登場する」ということで多くの期待の声がありました。

小型コンパクトでありながら、最高のストリートカメラとして名機となった「GX7」の後継。それはそれはパナユーザーのみならず、多くのカメラ愛好家が楽しみにしていたんですよね。

スペックは十分だったけどGX7の一番いいところが失われたGX8

パナソニックのミラーレスには GHシリーズ というすべてのカメラの中で最上位機種があります。先ほど説明した3種類のジャンルの中では「動画に特化したミラーレス」ですね。

このGHシリーズを愛用する人には、有名ユーチューバーの「カズさん」や「瀬戸さん」、「KAZUYAさん」などがいらっしゃいます。

スペックも性能も素晴らしいですが、GXシリーズと大きく違うのが「大きさ」なんです。GHシリーズはすごいカメラだけどちょっと大きすぎる。

「大きいGHより、写真性能は変わらないけど、小型で使いやすい GX7 のほうがいい」

というユーザーも多かったはず。GXシリーズの良さは小さく軽いくせに超万能なヤツだったはずです。

それが GX8 の登場でみんなが「アレ?ちょっとデカくね?」と思ってしまった。

「コレじゃない感」が漂ってしまいました。※実際にぼくもGX8を触りましたが、いいカメラだと思うんだけどあの「GX7」の後継ではないよなぁーという感じでした。

スペックはすごくなったんだけどね。

マイクロフォーサーズの手ブレ補正

GX7 Mark II の何がいいかというと、GX7さながらの小型軽量の中に、GX8以上の手振れ補正を搭載し、しかも動画ではボディ内手振れ補正が使えなかったGX8とは違い、動画撮影中にも手振れ補正が使えるようになりました。

動画のパナらしく、GX8でも動画撮影中の手振れ補正が効いていれば良かったんだけど、GX7 Mark II にようやく採用されています。

すでに動画での強力な手振れ補正が使える、オリンパス OM-D E-M5 MarkII に完全対抗する形ですよね。防塵防滴はないけど。

初心者におすすめできる理由

一言で言うなら「誰が撮っても失敗しないカメラ」になっていると思うからです。

パナソニックのカメラはそもそも、初心者が使いやすいカメラが多いです。その理由は動画が素晴らしい点と空間認識AFの高速なピント合わせ、精度が高い顔認識などがあります。

4Kフォトが使えるところも他のメーカーにはないメリットです。

初心者さん「よく言われるけど 4Kフォト ってなに?」

っていうのが多くの人の認識なので、個人的にはあんまり初心者向けの機能ではないと思う。

それより注目したいのが

  • 動画にも使える強力な手振れ補正
  • 正確で高速なAF
  • そして大きすぎずGM1のように小さすぎないボディ

この3つがあって

ヒガ「うぉぉぉ これこそ GX7 Mark II の正常進化系だぁぁ!!

と思うわけなんです。

ほかのスペックはカメラゾンビの皆さんに任せておいて、こういう使いやすそうなところから GX7 MarkII の本当の良さが伝わればいいなと思います。

まぁまだ触ってないので分かんないですけどね。

ここが惜しい!惜しすぎるよパナさん

これがあれば万感の思いを込めて買い!という話。

  • マイク端子と
  • スローモーション動画

もうコレあったら最高だったのに…やっぱりそこは GH5 に期待ですかねー。

最大のネックは価格

レンズキットが10万円を切るとはいえ、それでも一般の方からしたら高い。

そう考えると手振れ補正が搭載されていない G7 でもいいかなーという気もします。実際にサイズ感はそれほど変わらないだろうしね。

LUMIXもPENのようにエントリークラスに手振れ補正を内蔵してくれたらいいのにね。

ソース:DMC-GX7MK2|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

  • この記事を書いた人

比嘉研仁(ヒガシーサー)

沖縄在住2児の父。長男が産まれる前に脱サラして夫婦で子育てセミリタイアを実践。趣味のカメラとブログを通じて、家族の思い出を「良い写真」と「テーマを絞ったフォトブック」にすることで一生の宝になることを実感しています。電子書籍「いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術」は一眼カメラじゃなくても家族の思い出を美しく残せる教科書としてAmazonジャンルベストセラーにも輝きました。ブログでは、スマートフォンやカメラを使って家族の思い出を、テクニックやアイデアを交えながらフォトブックや写真に残す方法を紹介しています。