沖縄旅行

辺野古移設反対のプロ市民やメディア報道に違和感を感じてる人におすすめの本

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「昔は接収されたけど、今、土地を貸してるのは地主。借りてるのは日本。アメリカは使用してるだけです。占領っていうか地主が合意してるから日本が借りて、アメリカに使用させてるわけです。本当に基地を無くしたいなら、日本政府にNOを突きつけるんじゃなくて、地主がNOを言えばいいだけ。伊江島の勇気ある地主さんみたいにね。」

今日はイケダハヤトさん(まだ東京で消耗してるの?)みたいな事書きます。あの方、大好きです。

沖縄に基地があるのは地主が「しゃあないなー毎年値上げするけどハンコ押してよ」ってOK出してるからです。

米軍用地借料 「20年」契約は長すぎる/被害と受益の乖離解決を – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

ね?さすがの防衛省も飽きれ気味(笑)「いやいや地価が下落してるのに値上げっておかしくない?」って国が聞くと「じゃあ貸さないよ。困るのそっちだよ」と言うのが沖縄県軍用地等地主会連合会です。

いつか国が「じゃあいいよ買うから」と言ってくれると面白いですけどね。

あっ、今回は書評でした。この記事は過去記事に加筆して再投稿しています。

本土の人間は知らないが沖縄の人はみんな知っていること

本日、紹介する本は1986年日本写真家協会新人賞受賞を受賞し、著書に「駐在大使の時代」「80年代スキャンダラス報道の時代」「鯨を捕るー鯨組の末裔たち」、「人間とは何か」などを多数出版したプロの写真家「須田慎太郎」氏と、書籍情報社代表の矢部宏治氏が文を担当し、監修には「検証・沖縄問題」など沖縄の問題に関連する書籍を多数出版している「前泊博盛」氏を迎えた「米軍基地の常識」を解説している書籍です。

27年沖縄に住んでいる私もほとんど分からなかったことが分かりやすく解説されています。

沖縄県民なら一度は目を通しておきたい内容がてんこもり。教科書やメディアでは決して取り上げられる事がない「観光地沖縄」の真実が記されています。

普天間飛行場の法律

普天間は「法律上の飛行場」ですらありません。県民なら誰でも知ってますが、まぁ新聞やテレビでは一切そういうことを教えてくれませんね。「世界一危険?ハハ、そりゃ法律ないんだもん」というのが沖縄県民の本音です。

ひどい日は朝8時前から夜11時ごろまで、次々と飛行機やヘリコプターが飛んでいきます。ボールを投げたら届くんじゃないかと思うくらいのところを飛んでいるのです。

アメリカの連邦航空法では、滑走路の両端からそれぞれ900m以内の区域を「クリアゾーン」として、そこにはいっさいの建物があってはならないとしているそうです。普天間基地では、クリアゾーンのなかに小学校、児童センター、公民館、保育園、ガソリンスタンドのほか、800戸の住宅があります。

日本の航空法、アメリカの航空法においても違法な飛行場はそもそもなぜ存在できるのか?その理由と目的が分かりやすく解説されています。

沖縄は感情論でなくて戦略の一手

なぜ米軍基地が沖縄に集中してるの?なぜ撤退しないの?

「そらぁ天皇さぁ」

と当時の沖縄を知ってる年代の方々はこう言います。

「そらぁ天皇さぁ」イラクからは7年で撤退したのに、沖縄には66年たってもなぜ撤退していないのか?本土では誰も答えられないこの謎に、沖縄で古書店を営むMさんは、こう軽く答えてくれました。

沖縄の新聞はこれが公になったとき大々的に報道したので、沖縄の人達はみんなこのことをよく知っているのです。

「天皇は、沖縄にたいする米国の軍事占領は、日本に主権を遺したままでの長期拝借ー25年ないし50年、あるいはそれ以上の擬制にもとづくべきであると考えている」

・・・あるいはそれ以上って(笑)あわよくば永久にってことですよね。笑っちゃうぜ。地主さんたちもきっとそう思ってるんだろうな。

なぜ沖縄はこうも長期間占領される必要があるのか?この状況ってやっぱり外国から見ても非常識なの?そんな疑問を一発で解決してくれる内容もズラリ書かれています。

新聞やメディアで煽ってくる感情論はもう飽きました。国民感情で国は動きません。利害のみですよ。普通の大人なら誰でも知ってることです(笑)

それを知るにもいい本です。ぜひ知っておきたい沖縄の真実。基地の真実。そもそもなぜ・・・という情報を簡単に取得することができます。

本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること―沖縄・米軍基地観光ガイド
by カエレバ

感想

「どうしてこれが沖縄の人の手から出てきてくれなかったんだろう」

本書を読んだ後、一番最初に出てきた言葉です。でも同時に「感情が先走るから難しいだろうなぁ」という気持ちもあります。

本書では沖縄県民なら誰でも知っている、もしくは体感で理解していることを分かりやすくまとめていて、県民なら誰でも「やっぱりそうだったんだ」と思ってしまう内容がびっしり書かれています。

戦争を知らない若い世代にとって米軍基地は「沖縄の空と海」と同じくらい日常のもの。でもそれは、米軍基地を身近に抱えている市町村がしか分かりません。那覇市などの米軍基地がない地域は「6ch(米軍放送)」の存在すら知りませんからね。基地の日常は沖縄でもごくわずかの人たちしか抱えていないことが分かります。

家族や友人には基地で働いてる人もいるし、親戚には軍人と結婚している人も普通にいる。沖縄県民がみんな基地を反対してるわけじゃないんですよ。むしろ感謝してる部分もあります。それよりも県民が全く潤わない返済不要の3000億円が毎年沖縄に振り込まれること自体が問題です。そりゃ死ぬまで自立なんてできない。

ただのスネかじりですよ沖縄って。何十年もそれで満足してる大人がいっぱいいる島なんて嫌ですよね(笑)恥ずかしいったらありゃしない。

本書ではその「日常」の風景から「非日常である米軍基地」のみにフォーカスしたプロの写真を見せられる事によって、「沖縄が抱える米軍基地」というものを改めて日常から切り離すきっかけを与えてくれました。

よくある「沖縄は怒っている」という感情を剥き出しにした本ではなく、中立的な立場から「なぜ沖縄だけがこうなんだろう」という疑問を持って一つ一つ集めた情報は読み終えた時に「なるほどね」と感じるはずです。

辺野古移設は合意されてるから

「私は辺野古住民ではないですが、沖縄県民として反対にきました」

テレビのニュースで平然とこう言う人がいました。「部外者か!」ってトシ並みに突っ込んだのは私だけじゃないでしょう。

メディアは「沖縄=怒」をセットにして世論を煽ってきますが、そんなことありません。確かに反対の声もあるし、基本的に基地はないほうがいい。

でも大体は地元や地主が合意してるんです。それが答えなんじゃないの?今は辺野古が問題になってますけど地元は合意してるし、地元民と基地関係者は仲良くやってますよ。

在日米海兵隊-Facebookページ

「沖縄に新しい基地を作らせない」ということが目的であれば、浦添の新軍港も問題にしていいはず。「海を壊すな」という目的なら那覇空港の増設、また泡瀬海岸の埋め立てもあるし、災害時の危険性という意味では中城の石油基地も、うるま市の石油基地も問題です。

問題をすげ替えて、被害者感情を若い人たちに植え付ける今のメディア。部外者(プロ市民)が迷惑行為を行うのを平気で報道するしね。

子供が真似したらどうしてくれんだよ!と思います。まぁ見せなきゃいいんだけど。

本書でとりあえず基地の真実を知ってもらい、メディアで報道される基地問題の本質を見抜く力を子供達には教えたいと思います。

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