えっ普天間基地ってアメリカの法律が適用されている区域じゃないの?

沖縄にお住まいの方々はこれを事実として知ってるけど、県外の方は知らないかもしれない。基本的に普天間の置かれている状況はアメリカ本国だと作る事も運営する事もできない「航空基地」なんです。

県民からすると、もしこれが法律で認められていたら逆に怖いわ!っていう話ですが、事実は事実として知っておきたいことですよね。

この記事は2016年5月に再編集しております。政治的な意味合いは全くありませんが、至らない点がございましたら、ぜひコメント欄に記述していただけると助かります。

普天間飛行場の発着時間

30年以上沖縄県に住んでいる私の生活範囲内での体験談ですが、米軍関係の航空機は、毎日ではないですが早い時間は朝の4時頃から、遅い時間になると夜中の12時過ぎまで上空を飛んで行くことがあります。

私が住んできた地域は普天間基地や嘉手納基地、北谷町など住宅地の近くに飛行場がある地域ではありません。普天間、嘉手納、北谷町にお住いの方々は24時間米軍関係の騒音にさらされていることを考えると大変だと思います。

驚くべきはその飛行高度の低さです。

普天間基地周辺、嘉手納基地周辺、北谷町宮城周辺などは、3階建て以上のビルでなら手を伸ばせば届きそうな高さを「戦闘機」飛んでいきます。

私は普段から砂辺でサーフィンをしていますが、戦闘機がタッチアンドゴーの訓練をしているときは耳を塞がないと、頭が痛くなります。それほどの騒音です。

着陸した後停止せずに飛び立つ「タッチアンドゴー」のときには轟音で何も聞こえないし、ひどいときには数十分轟音が続きます。

※タッチアンドゴーは訓練の一環ですし、豊見城市の瀬長島も自衛隊戦闘機が飛び立つときは耳をふさがないと頭痛がするほど轟音がします。訓練自体は必要だと思うし、仕方のないことだと思いますが、怖いのは日常生活のある住宅街の近く、上空で行われていること。

普天間基地は世界一危険なの?

世界最強の軍隊を抱えるアメリカ国民もきっと、同じ思いをしているんだろうな。あっちの場合、そりゃ本部隊があるわけだし、基地がある町はお互い大変だなと思っていた。

でも、こんな状態ってアメリカ本土でも認められていないし、ありえないみたいですね。

有名な話だけど、2003年に普天間基地を視察した「ラムズフェルド国防長官」は「なぜこんな基地があるんだ。いつ事故がおきてもおかしくない。こんな基地は即刻閉鎖すべきだ」と発言したことは沖縄県民であれば誰でも知っている事。

実際に2008年沖縄国際大学にヘリが墜落。それよりも以前に小学校に飛行機が墜落してますけどね。これは忘れちゃいかんっていうよりも忘れることはできないんです。

航空法のクリアゾーンってなに?なにがクリアなの?

普天間基地、嘉手納基地には適用されていませんが、航空法のクリアゾーンは今も状況は変わりません。仲井真氏がこの危険性を除去したい思いで辺野古移設案を日米両政府と合意しましたが2014年、翁長氏が当選したことで、今後どうなるかの見通しは分かりません。

アメリカの航空法では「滑走路の両端から900m以内の区域には一切の建物があってはならない」いわゆるクリアゾーンが決められていますが、普天間基地の周辺は「一切の建物があってはならない区域」に「保育園、小学校、ガソリンスタンド、800戸以上の住宅、公民館などの公共施設」が所狭しと並んでいます。

ヘリに関してもアメリカの航空法では「基地上空以外は飛んでもダメよ」と決められているのに、沖縄県においては全域で飛びまくっていますし、それを疑問に感じた事すらありませんでした。

航空法の適応が除外されているってどういうこと?

そもそもなぜそんなことが起こりうるのかというと、日本の国内法で、米軍基地は航空法の適応除外になっているから。つまり「どこ飛んでもいいし、日本の法律もアメリカの法律も守る義務はない」という話。

安全基準を定めた日米合意でも「米軍の運用の所要と認めた場合はその限りではない」と文書で合意されています。

つまり米軍が必要だと思えば飛ぶので、日本や沖縄県民が抗議をしても意味がないんです。法律上は「アメリカの都合を最優先に認めている」ので。

うーん戦後数年のうちならまだしも、今も日米合意が改変されず有効なのは信じられないですね。戦後65年以上、日本に返還数十年が過ぎているのに、日米合意が何も変わらないとはおかしな話ですね。

普天間基地の危険性をあーだこーだ言っても意味ないの?

だって・・・国内の法律もアメリカの法律も適応されていないんでしょ?違法だ約束違反だと騒いでも、いやそもそも約束なんてない。法律もないという話になっちゃう。

ただひとつ言えるのは「赴任している米軍関係者の方々に罪はない」ってこと。だから基地に対して抗議活動をしているプロ市民の方々は早急に沖縄から出て行って欲しいです。

抗議をすべきなのは「日米合意」なので、基地のフェンスに向かって抗議しても意味ないですから。

オスプレイ今日も市街地飛んでるよ

KAZUYAさんのユーチューブでもオスプレイに言及されていました。オスプレイは調べれば調べるほど「画期的な輸送機」です。それは間違いないです。

沖縄のメディアはこぞって「危険性」を伝えますが、沖縄県民からしたら…こうです。

「いや、そら飛ばないよりは飛んだ方が危険だけど…それ以前に問題あるでしょ。オスプレイが危険ってわけじゃないから。小学校に飛行機落ちたり、大学にヘリ落ちたりしてるから。もうその上飛ばないでよ。おねがいします。」

と。最も旬なネタとして適応除外の代表的なものが、オスプレイの住宅地上空でのヘリ切り替えですが、一番怖いのが戦闘機が敵地を攻撃する為の訓練である低飛行訓練も例外的に沖縄で認められているという事実。

なんで例外かというと、低飛行訓練はアメリカはおろか他の国でも認められておらず「米国のご都合でどうぞ」という日本国政府の意向で、普天間基地周辺を敵地を攻撃するかごとく飛行訓練しているんだとか。(日本国内においては普天間基地だけの話ではありません)

はっきり言うと、普天間基地や沖縄県内は市街地での戦いをシミュレーションされてるってことですよね。

日米さん、オブラートに包まないではっきり言おうよ。もう67年っすよ。新聞もメディアも売れるからってよく書くよね。飽きるから。だから新聞離れしちゃうんですよね。

被害者面はもう止めて…

僕は事実が知りたいだけ

ほんとはみんな気づいているんです。悪いのは基地でも、アメリカでもないってことをね。

それに沖縄県は過去にコザ暴動などもありました。その時代の話はオヤジたちからよく聞くけど、米軍関係の事件が毎日のように起きていたそうです。

いま沖縄県に住んでいて思うのは、米軍関係者の事件よりも、沖縄県民による飲酒運転の数の多さのほうが問題です。(2016年5月にはうるま市で米軍関係者による最悪の事件が起きました。)

しかし多くの米軍関係者の方々は、とてもフレンドリーで、毎週のようにオープンゲートのイベントを開催し交流を図っています。あまり知られていませんが、基地周辺の保育園、幼稚園、小学校を基地内に招いたり、体験留学させてくれたり活動もずーっと続けられています。筆者が中学生の時は、実際に基地内の中学校に1日体験留学させてもらいました。

こうした「文化的な交流活動」は一切報道しないメディアは大きな問題があると思います。

いま僕達にはSNSがあります。だから何が真実で、何がウソかを見ぬくことが簡単にできます。

僕たち世代は事実を事実として知りたいだけの話。感情論って疲れるから。それでちょっと調べると、すぐにこの事実に突き当たります。

1950年に米軍の沖縄支配が軍政から民政へ変わったときに、こういう民放政府令が出されたそうですね。

琉球列島米国民政府布令第1号

第1章 琉球列島軍政長官によりこれまで発した布告、布令、司令は引き続き効力を有す。ただし「軍政府」および「軍政長官」の語句にあたるところは、それぞれ「民政府」および「民政長官」の意味に解する。

「琉球列島軍政長官によりこれまで発した布告、布令、司令は引き続き効力を有す。」

えっ?じゃあ何が変わるの?コレです。

沖縄が日本に復帰した時に、おじいやおばあが言っていた「変わったのはドルと道路だけ」の真意はここにあったんですね。

僕等のおじいやおばあが黙視してきた理由も、こういった事実を頭で理解していたからでしょう。今の「被害者意識を埋め込む様なメディア操作」がどれだけ浅はかなことかが分かります。

だって根本的なことを理解していないんだもん。

民意と民度

とても大事です。県知事選では翁長氏の圧勝で終わりましたが、これが民意とか民度とか言わないでほしい。

政治的な意図は全くないし、ぼくはただ「事実を知る必要がある」「知ってる人は教える義務がある」と思う。

KAZUYAさんのチャンネルは僕、とても大好きです。若い方ですが、年齢なんて関係ないです。こうして今最も影響力の高いメディアを使って「自分の知ってること」を発信してることが正しい。

戦闘機が上を通る生活

沖縄の当事者からすると、辺野古移設って本当はしてほしくないんです。僕はサーファーですし。でも…戦後ずーっと危険と隣り合わせの生活をしている僕たち。

僕が育った小学校では、戦闘機が上を通るたびに授業が中断してました。普天間や嘉手納、沖縄市の嘉手納基地の飛行ルートの真下の小中学校なんかは、30分間授業が中断することもあるそうです。

夜中にヘリの低空飛行で0歳の娘が泣くこともあります。

…偏差値が低い?県民の努力不足もありますが、単純計算で毎日ロストしてる時間があるんです。これが60年以上続いてるんです。

子供の頃は「ラッキー」とか思ってたけど…大人になって、子供を持つと変わるもんですね。ここで育てちゃ将来ヤバイって思いますもん。

僕はね…こう思うんです。沖縄は那覇市が中心とするんではなくて、宜野湾、うるま、沖縄市を中心にしたほうがいい。

だって、那覇以南は米軍基地の日常的な怖さとか、騒音とか経験してませんから。それじゃあいくらなんでも伝わらないよ。

まとめ

事実を理解すれば、何がおかしいのかが見えてくると思って勉強中ですが、調べれば調べる程分からなくなってしまうミステリーです。事実は小説よりも奇なりと言われますが正にその通り。

小説や物語にも書けない様な事実が沖縄にはあるわけなんですね。

また、今のメディアは「米軍関係者は危険だ」という感情を植え付けようとしていますが、多くの基地関係者は素晴らしい人格の持ち主で、その家族も素晴らしい人達です。

そういう事も事実として考えながら、子ども達から借りている土地のことを考えていきたいですね。うわっ真面目なネタ(笑)