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ファインダーのアイポイントって何?メガネ使いには大切な要素

ファインダーのアイポイントって一体なんのこと?こんにちは編集部です。

ファインダーの性能の違いは、デジタル一眼レフカメラにとって重要なポイントで、写真の仕上がりにも操作性にも影響してきます。

画像元:http://blog.phototechnic.jp/blog-entry-55.html?sp

今回はアイポイントについての解説です。

ファインダーの性能を見るにはいくつかの数値がありますが、そのうちの1つがアイポイントと呼ばれるものです。

このアイポイントとは、どのくらい離れてもファインダーで全視野を確認できるかというものです。そして、この性能はミリの単位で表します。メーカーによって基準は異なりますが、基本的にはファインダーの接眼レンズから15ミリ、20ミリという表示の仕方をして、ミリ数が大きいほど離れた距離でもしっかりと被写体を確認できることになります。

メガネ使用者はアイポイントに注意すべき理由

このアイポイントはあまり重要でないように思えるかもしれませんが、実際の撮影の現場では結構気になるものです。

特に、メガネをしている人にとっては死活問題とさえ言えるかもしれません。メガネをしていると、メガネと目の間にすきまが出てしまうからです。

アイポイントが短いものだと、メガネのせいで全視野を見渡すことができなくなって、周りが暗く見えてしまうことになります。

一方、アイポイントが長いとメガネをしていても、問題なくしっかりとファインダーを見ることができますので、それだけ構図を決めるにもイメージ通りの写真を撮るのにも優れています。

基本的には、ファインダーにぴったりと顔をつけて写真を撮ることが多いと思いますので、裸眼の人にはあまり注意を惹かない項目ですが、メガネをしているのであれば、ここを確認するのは必須と言えるでしょう。

メーカーや機種によっても異なりますが、アイポイントは15ミリから20ミリが多いように感じます。メガネをしている人なら、やはり20ミリのアイポイント確保したいところで、これだけあれば安心して撮影ができます。写真を撮るときには、シャッターチャンスを逃さないために、ファインダーをのぞける時間がわずかしかないことがあります。

ファインダー視野率とアイポイントの違いは?

このようにアイポイントとは、どれだけ目が離れていても視野を確保できるかを示しています。

一方、ファインダー視野率とはどれほどの大きさで視野が確保できるかということで、ファインダーと目との距離とは直接関係がありません。2つの間の違いを認識して、賢くカメラを選ぶようにしましょう。

  • この記事を書いた人

比嘉研仁(ヒガシーサー)

沖縄在住2児の父。長男が産まれる前に脱サラして夫婦で子育てセミリタイアを実践。趣味のカメラとブログを通じて、家族の思い出を「良い写真」と「テーマを絞ったフォトブック」にすることで一生の宝になることを実感しています。電子書籍「いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術」は一眼カメラじゃなくても家族の思い出を美しく残せる教科書としてAmazonジャンルベストセラーにも輝きました。ブログでは、スマートフォンやカメラを使って家族の思い出を、テクニックやアイデアを交えながらフォトブックや写真に残す方法を紹介しています。