息子と娘がいるヒガシーサーです。今日は世の中のお父さんに向けて記事を書きます。

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「子どもが生まれたら一眼を買え」

とよく言われますが、本当にそうなのか?今の時代なら素晴らしいコンデジもあるし、なんならiPhoneでも良いと思う。

「だって、一眼買えば良い写真が撮れるとか(笑)無理だから」

選び方を間違えなければその子の人生を左右する写真が撮れちゃう。それが、一眼カメラというもの。ということで、今回は完全にパパ目線で「子どもが生まれたら買うべき一眼レフとレンズ」を選びました。

※この記事は2014年6月に書いた記事を再編集して最新の内容と置き換えています。

一眼レフかミラーレス一眼か?

一眼レフ

初めての一眼レフ購入時にこれほど迷惑な2択はありません。家電ショップでは一眼レフよりミラーレス推し。

「今はミラーレスがおすすめですよ」

と言われることも多いでしょう。この記事を最初に書いた当時はまだミラーレス機と一眼レフでは大きな差がありました。

  • 例えば、以前までミラーレス一眼には超広角レンズや400mmを超えるズームレンズは一部のメーカーにしかありませんでした。
  • コントラストAFが主流だったためピントを合わせる正確性は高かったものの、速度は一眼レフと比べて遅い機種がほとんどでした。
  • 光学ファインダーとEVFではメリットデメリットがそれぞれあるため一概に比較はできませんが、バッテリー消耗量の関係もあって個人的にはまだ光学ファインダーが使いやすいと思っていました。
  • シグマやタムロン製の交換レンズもなかった。今ではマイクロフォーサーズ用とEマウント用のレンズが登場していますが、やはりまだ一眼レフ用のレンズ群には劣る点もあります。

最近はミラーレス一眼の進化がとても早くて、ライフスタイルに適したカメラを選べば一眼レフに劣る点は見当たりません。今では一般の方が使う用途ならほとんど差はないと言えます。

「ミラーレスか一眼レフか」という2択は現時点で「好きな方を選んでも失敗はない」と思います。

一眼レフのメリット

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一眼レフのメリットは以下の点でござんす。

  • レンズが豊富
  • オートフォーカスが速い(今はほとんど差がない)
  • 起動速度が速い
  • 光学ファインダー
  • 価格が安い
  • シャッター音が気持ちいい
  • 耐久性が高い

他にも例をあげれば出てくるでしょうけど、僕みたいな素人にとって大きなメリットは以上です。

一眼レフのデメリット

一眼レフのデメリットも当然あります。

  • 大きい
  • 重い
  • かさ張る
  • 性能差が露骨(クラス別で)
  • 種類が多すぎる

やっぱり一眼レフは大きくて重い。その点はミラーレスに敵いませんし、Kiss X7のように小型軽量化すると、ミドルクラスの一眼レフと比べてカメラの基本性能が大きく落ちます。ただ、リコーペンタックスのようにエントリークラスでも性能を出し惜しみしないメーカーもあります。

ミラーレス一眼のメリット

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僕が感じているミラーレス一眼のメリットは以下の通り。

  • 小さい
  • 軽い
  • オシャレ感が出る
  • 日常的に写真を撮るぞって気分になる
  • 首から下げても負担が少ない
  • ライフスタイルに適したカメラが見つかりやすい
  • AFが一眼レフ並の機種も増えてきた
  • 600mm以上の望遠システムを手持ちで実現できる
  • 動画が得意な機種が多い

重くて大きくて黒いカメラがほとんどの一眼レフと違って、ミラーレス一眼は選択肢があります。例えば綺麗な静止画を残したいなら富士フイルム機を選ぶ。動画を撮りたいならパナソニック、ソニーを選ぶ。耐久性や強力な手振れ補正が欲しいならオリンパスのOM-Dを選ぶ。一眼レフを凌ぐAFが欲しいならニコワンを選ぶ。

センサーサイズやレンズもそれぞれ違うので、ライフスタイルに合わせて色んな選択ができるのがミラーレス一眼の魅力です。

記事を書いた当初の段階では、知識不足でミラーレスの魅力を伝えきれていませんでしたが、最近は子供撮影にはミラーレスがいいかなと思っています。

ミラーレス一眼のデメリット

一眼レフと比べてデメリットもあります。

  • レンズが少ない(必要最低限はある)
  • バッテリーが弱い
  • 価格が高め
  • 手の大きな人は逆に持ちにくい
  • 仕事では使いづらい雰囲気がある

という感じですね。レンズはそのうち増えていくので問題ありません。バッテリー問題は小型軽量化とセットなので仕方ない部分もありますね。

あと仕事で使いにくいっていうのは、なんていうかやっぱり写真をお願いするクライアントの目線に立てばミラーレスじゃちょっと不安っていうのもあるでしょう。

一眼レフとミラーレスどっちがお勧めか?

男のミラーレス

一眼レフがおススメです!…と昔は言ってたけど最近はミラーレス一眼をお勧めします。

その理由はミラーレス一眼の進化のスピードにあります。以前まで敬遠する理由になっていたオートフォーカスも速くて正確な機種が出てきました。位相差方式よりもピント合わせが正確なコントラストAFの速度も向上していて、デメリットが小さくなってきています。

α6000のように、像面位相差AFを採用する機種も増えてきてるので、オートフォーカス速度も大きな差は感じられません。ミラーレス一眼を使っていてストレスになることは、ほとんどなくなってきました。

一眼レフはキャノンかニコン

ニコンキャノン

「メーカー選びを制するものは、カメラを制す」

という言葉はありませんが、一眼レフ市場には暗黙の了解で「ニコンかキヤノン」を選ぶことが正解とされています。この写真に写っているカメラはキャノンとニコンが大半です。

スポーツカメラマンはニコンかキャノンを好んで使います。

理由は割愛しますが、プロの現場で最も使われているのが2大メーカーのニコキヤノです。ペンタックスもソニーもミラーレス一眼もほとんどいません。

ペンタックスもソニーも素晴らしい!

そんなこと書くと「ペンタやソニーはダメなんか?」と言われそうですが…そんなことないです。むしろレンズも豊富で価格も安いペンタックス機は、素人さんや初心者さんにとってベストな選択かもしれません。

ソニーに関しては厳密に言うと一眼レフ機ではありませんが、高速なAFに加えて、動画も得意なメーカーです。ただ、今はEマウント機種に力を注いでいるので、今更ソニーのAマウント機種を選ぶのは勇気がいる決断ですけどね。

とくにこだわりがない場合はニコンかキヤノンを選んでおけばいいでしょう。

センサーサイズは重要か?

ミラーレス一眼で人気が高いメーカーは「オリンパス、ソニー、パナソニック」です。

EOS M3 が登場してからはキヤノンも人気ですが、Nikon 1シリーズはなぜか人気がありません。富士フイルムのミラーレスは素晴らしい描写ですが、人気メーカーと比べるとマニア向けと言われるかもしれません。

フルサイズセンサー ソニー α7シリーズ
APS-Cサイズ ソニー α5100、α6000。
Canon EOS M3。
富士フイルム機など
マイクロフォーサーズ オリンパス PEN、OM-D
パナソニック
1インチセンサー Nikon 1シリーズ
それ以下 リコーペンタックスQシリーズ

どれを選んでいいのか分からない…という方は、マイクロフォーサーズセンサー以上のミラーレス一眼を選んでおけば、後々後悔することはないでしょう。逆に Nikon 1シリーズは、特徴を理解して扱えるユーザーには最高の機種であるということも覚えておきましょう。

個人的にはセンサーサイズよりも、カメラそのもののサイズを気にします。

補足

「センサーサイズも大事だけど、自分の撮りたい被写体に合わせて考えよう!」

口コミサイトやスペックを参考にするのも大事ですが、一番大切なのは「あなたが何を撮りたいか?」です。

抽象的かもしれませんが、僕の体験上そうでした。

APS-Cサイズやフルサイズセンサー搭載の一眼レフは、マイクロフォーサーズやNikon 1シリーズと比べると大きくて重くレンズも高価になります。

子育て中に大活躍している RX100Canon G7X のことを考えると、あえて大型センサーを選ぶ必要はないかも…僕の場合は1インチ以上であれば問題ないですね。

コンデジや一眼レフの比較

1インチセンサー搭載のコンデジ「G7X」の写真。※通常のコンパクトデジタルカメラより大きなセンサーサイズのため背景が大きくボケます。

g7x

下の写真は RX100 で撮影したもの

rx100

下の写真は LUMIX LX100 で撮影したもの

lx100

焦点距離がバラバラなので、一概に比較はできませんがコンデジでも綺麗に子供の写真が残せる時代になりました。

一眼レフで子供の写真を撮る

2006年購入のNikon D40(一眼レフ)AF-S DX NIKKOR35mm f1.8 の単焦点レンズを付けて撮影した写真がコチラ。

35mm

35mm

35mm

nikkordx35mm (13)

nikkordx35mm

ボケを大きくした一眼っぽい写真が撮れます。ピントが甘い素人な写真で申し訳ないですが、携帯やコンデジでは表現できない写真を撮ることができます。

自宅用なら十分な写真じゃないでしょうか。

上の写真はいずれもエントリークラスの古いデジタル一眼レフで撮影しています。そのカメラは今でも現役です。

SONY RX100は1年半で壊れたけど、Nikon D40 は今年で9年目。エントリークラスでもこの耐久性の高さは一眼レフの大きな大きなメリットだと思う。

ミラーレスが9年持つかは、あと数年以上待たないとデータが取れないですしね。

レンズの違い

一眼レフ

レンズ交換型のカメラは「レンズの方が大事」とよく言われます。そのためレンズがまだ少なかったミラーレス一眼を敬遠する方も多かったはず。

最近は各社ともレンズ開発に力を入れているので、趣味の範囲なら全然問題ないですね。キヤノンはまだ少ないですが。

ニコン、キヤノン、ソニーのミラーレスなら、マウントアダプター噛ませて一眼レフ用のレンズ使うこともできます。とくにα7IIの登場でレンズ不足の不安は一掃されました。

レンズで変わる写真

キットレンズで撮影した写真(カメラを買う時に付いてくる安いズームレンズ)

DSC_2095

F値が小さい単焦点レンズで撮影した写真(単焦点に関しては後述します)

DSC_0911

ピントが甘いことと、被写体の問題は別にして、レンズを変えるだけで写真は変わります。

最新カメラと古いカメラの比較

EOS 70D で撮影した赤ちゃん。

haikeiboke (6)

Nikon D40 で撮影した赤ちゃん。

haikeiboke (5)

Nikon D5500 で撮影したスナップ

d5500

ブログやWeb上で見るかぎり大きな違いはありません。最新のカメラボディは性能こそ素晴らしいですが、写真そのものの出来上がりは大きく変わらないでしょう。少なくてもブログ上では。

カメラボディよりもレンズに目を向けたほうが写真は上達します。というか「写真」に目を向けたほうが一番イイです。

子ども撮影に最適な一眼レフは?

kissx7とef50mmf1.8stm

個人的には小さくて軽い一眼レフが好きなので、EOS Kiss X7をおすすめします。

EOS Kiss X8 が登場しても X7 を買うべき5つの理由とは?

一眼レフのエントリークラスはダメなの?

一眼レフのエントリークラスには

  • EOS Kissシリーズ
  • Nikon D3000シリーズ
  • ペンタックス K-Sシリーズ

などがあります。

エントリークラスの一眼レフは光学ファインダーを備えながら、非常に軽く小さく作られているので、女性や素人でも扱いやすいカメラです。

キヤノンとニコンのエントリークラスは、ファインダー視野率やカメラの基本性能の部分でミドルクラスに劣る点もあります。

ペンタックス機はエントリークラスでも他社のミドルクラス機同等の性能を持っています。

最近は高級コンデジやミラーレス一眼の台頭で、あえて一眼レフのエントリークラスを選ぶメリットがないと思っていましたが、僕は EOS Kiss X7 を使ってみて意識が変わりました。

フルサイズセンサーを使う必要がないかぎり、一眼レフのエントリークラスは十分魅力的です。とくにミラーレス機とあまり変わらないサイズの Kiss X7 は、2013年発売ですが今でも超おすすめです。

単焦点レンズについて動画で解説

すいませんもうちょっと書かせてください。恥を承知でコスパに優れた単焦点レンズの魅力を動画で語っています。いいねを頂ければ今後の動画制作にもモチベーションが上がります(笑)

「大きくボケた写真」が良い写真というわけではないけど、携帯やコンデジでは撮りにくい背景や前景が大きくボケて被写体をそれっぽく見せることができます。

一眼レフなら安くて写りが素晴らしい単焦点レンズがゴロゴロ揃っているので、お好みのレンズを見つけてあげてください。

シンデレラレンズのおすすめリスト 初心者が単焦点レンズで撮るとどうなる?

おすすめミラーレス一眼

ミラーレス一眼はメーカーや機種ごとに特徴があるので、あなたの好みに合わせて選びましょう。

子供を撮影する場合は高速で正確なオートフォーカスが必要ですが、最新のミラーレス一眼なら全然問題ないですね。

初心者が買うべき ミラーレス一眼 おすすめ機種は?メーカごとの特徴を動画解説付きでまとめ!

子供撮影に最適な一眼カメラまとめ

おすすめの一眼レフカメラはこちらです。

おすすめのミラーレスカメラはこちらです。

今は iPhone でも綺麗な写真は撮れます。それでもやっぱり一眼カメラで残す写真ってイイ。人それぞれカメラの使い方はありますが、僕は将来こう言われたいんですよね。

「お父さんが撮った写真が一番好き」
「…(泣)」

「お父さん…ウェディングドレス姿の写真をお願いします。」
「…(泣)」

あぁ今から考えるだけで泣きそう。誰に何を言われようと、娘にそう言われるためだけに一眼カメラを使っていきます。うぅ…娘よ…今から心配だけど世界一美しい君の写真をバンバン撮るからな。あっ息子も(笑)

こちらの本もオススメです。ゆるふわ写真家で有名な「川野恭子(きょん♪)さん」の著書になります。

この記事が、お子さんのために一眼カメラを購入しようと考えているパパさん達の参考になれば幸いです。