こんにちは編集部です。
きれいな写真を撮りたいと思ってカメラを始めると、必ずデジタル一眼レフカメラというカメラに行き当たります。よく聞くカメラの種類ですが、一体どんなタイプのカメラを指すのか分かりづらいかもしれませんね。
分かりやすく分類するとこうなります。
- レンズ交換型 + 光学ファインダー = 一眼レフ
- レンズ交換型 + 電子ファインダー or ファインダー非搭載 = ミラーレス一眼
- レンズ一体型 + 電子ファインダー or ファインダー非搭載 = コンデジ
- ビデオカメラ=ビデオカメラ(笑)
デジタル一眼カメラとは?
私も最初は、普通のデジタルカメラとの違いをはっきりと理解できていませんでした。デジタル一眼レフカメラの「一眼」というのは、レンズが1つであることを指します。もともとは「二眼カメラ」と区別するために生まれた言葉だそうです。
デジタル一眼カメラは、よりきれいな写真を撮れるように、高感度(暗い場所でノイズを抑えた写真が撮れる)のセンサー類が装着されています。いろいろな表現を可能にするためにレンズやフィルターを交換することができるようになっているのも特徴です。それに加えて光学ファインダーを備えています。
コンデジやミラーレス一眼と比べると大きくて重い機種が多いですが、Canon EOS Kiss X7 などの小型軽量化された一眼レフもあります。レンズや周辺機器が豊富で、撮影者のレベルに合わせた機材を揃えることができます。
デジタル一眼レフの国内主要メーカーは、Canon、Nikon、ペンタックスです。ソニーは厳密に言うと一眼レフではないので省いていますが人気の機種です。
世界市場ではCanon、Nikonが2大シェアを誇っています。
こうしたデジタル一眼レフカメラの特徴は、コンデジと呼ばれるカメラと比較すると分かりやすいでしょう。
ミラーレス一眼とは?
ミラーレス一眼カメラは、技術革新によって一眼レフの「カメラ内部の鏡(レフ)を省略」しているため「ミラーレス(鏡がない)」と表現されてます。ただしメーカーによってはミラーレス一眼のことを「一眼カメラ」と表記する場合もあるので、間違えないようにしましょう。
一眼レフと同じようにレンズ交換が可能です。センサーサイズやボディの大きさなど、機種ごとに特徴があり、初心者が知識もなく選ぶには困難を極めます。
2015年現在は、ソニー、オリンパス、パナソニックのメーカーが人気です。最近になってようやく Canon が本腰を入れてきたと言われ、Nikonも来年にはフルサイズミラーレスを発表するかもしれないと言われています。
いま現在最もアツい市場と言えますが最新機種が乱立しているため初心者が選びづらい状況になっています。このブログでは初心者さんにおすすめのミラーレス一眼を紹介することが多いです。
コンデジと一眼カメラの違いは?
コンデジとはコンパクトデジタルカメラの略です。小さくて持ち運びが楽なのがメリットで、気軽に写真を撮れるのがうれしいところですね。
一眼レフカメラはレンズ交換が可能で、光学ファインダーが採用されている機種がほとんどです。コンデジは一般的にレンズ交換ができない、ファインダーも搭載していない(一部機種には搭載)カメラのことです。
画質や性能で一眼カメラに劣ると言われることも多いですが、2015年現在はそうとは言えません。ちゃんと選べば一眼レフよりも美しい写真が撮れることもあります。
また、動画に関してはオートフォーカスや静音性が一眼レフよりも優れていることも多いです。ちなみに、編集長は「SONY RX100」こそ至上最高のカメラだ!と未だにほざいております。
コンデジと一眼カメラはどっちがいいの?
どちらが優れているかというと、やはり表現力や写真の仕上がりの美しさはデジタル一眼レフカメラに軍配が上がります。一方、コンデジはその携帯性という点で大きなメリットを持っています。
一眼レフは大きさ、重さともにかなりのものがありますので、気軽に持ち歩いて撮影するというわけにはいきません。一眼レフは重すぎる。コンデジじゃ画質が不満。そんな思いを持っている方には「ミラーレス一眼」を強くおすすめします。
ビデオカメラについて
ビデオカメラは動画を撮影するもので、静止画の撮影をメインとする一眼レフとは根本的に異なります。もっとも、ビデオカメラでも静止画を撮れるものもありますし、逆に一眼レフでもきれいに動画を撮ることもできます。それぞれ得意分野が異なりますので、用途に合ったものを選びましょう。
ちなみにカメラマニアの間では一眼レフのことを「スチルカメラ」と呼び、ビデオカメラのことを「シネマカメラ、ビデオカメラ」と呼びます。
ビデオカメラとスチルカメラではジャンルが違うので、同じカメラでも別物として考えましょう。
以上、編集部でした。