写真を撮影した時に、端の所に映り込みがあったといった経験はありませんか?
ケラレとは上の画像のように、写真の4角が黒ずんで写ってしまうことを意味します。
ネコ「こんにちは、ライターのネコです」
具体的にはフードとかフィルターの端などが入ってしまう現象です。こうしたケラレが起きる理由として、フィルターを重ねることやフードケースがレンズに合っていないことが原因となります。きちんとはめ込まれていないために撮影しているうちにずれて映り込んでしまうこともあります。フィルターなどを使う人は、映り込みがないか確認をして撮影しましょう。
ケラレを防ぐ方法は?
ケラレを防ぐ方法は簡単です。レンズに適したフードを使うか、広角レンズでのレンズフィルターを外すなどの物理的なことで防ぐことができます。
レンズフードのメリットは?
レンズードは筒形、花形といろんな形のレンズフードがあります。花型フードのほうが見た目もかっこいいし、光をコントロールするという部分では効率がいいとされていますね。
レンズフードにはゴーストやフレアと言われる、レンズに映り込む余計な光を遮る効果があります。それにより意図しないゴーストやフレアの発生を抑えることができます。
あとはそうですね。やっぱり花型フードを装着してるとかっこよく見えるってのもメリットでしょう。
フィルター装着のメリットは?
レンズフィルターもケラレに関係します。レンズフィルターを使うメリットは、レンズを衝撃や傷、ホコリなどから防ぐこと。それとNDフィルターなど特殊な効果を写真に活用するときに使います。
ただフィルターを使う場合はデメリットももちろんあります。レンズフードとは違って、レンズに余計な一枚のフィルターを装着するので、光を通す箱であるカメラにとっては邪魔なものとなります。
またフィルターに傷やゴミが付着したままだと、オートフォーカスが迷ってしまったり、余計や影が写り込んでしまうこともあります。
最近ではカメラ内部でNDフィルター効果を使えるし、編集ソフトを使えばPLフィルターのようなコントラストを強調した写真に編集することもできます。
そのため、レンズフィルターを装着するメリットはレンズを傷やホコリから守るために使うのが一般的かもしれませんね。
まとめ
ケラレには注意した方が良いですが…その前にレンズフードやフィルターが原因なら、レンズに適したものを使ったほうがいいですね。
超広角レンズにフィルターをつける場合には、映り込みが起こりやすくなります。超広角レンズを持っている人は、特に注意した方がいいでしょう。