たまにはこんな投稿も。先日から個人的な家族旅行をビズケーション(仕事+旅行)に変えていこうと色々と考えています。
いくつかの言葉や案をブレインダンプした中で、やっぱりというか、なんというか私の溢れんばかりの沖縄愛が顔を出し始めやがって困惑しています。
別に重い内容ではないけど、ちょっと今現在32歳以下の沖縄県民は見てほしいし、一つでも共感できるところがあればシェアしてほしい。
強い言葉を扱える大人になろう
言葉の力って意識したことありますか?言葉っていうのは人の行動をコントロールする力があり、また、自分の思想もコントロールする力があります。
沖縄は過去に「言葉」を奪われています。その土地の言葉というものは長年の歴史の中で文化、感情、思想が詰め込まれて共通のコミュニケーションツールとして使われてきたものです。
例えば日本人には「サラサラ」や「ひらひら」という言葉があります。この表現は日本語だからこそ生まれたもので、日本人の感情を美しく表現しています。
「水がサラサラ流れる」それだけで、涼しくなるような、なんかこう流しそうめんしたくなるような気持ちになるでしょう。
自分の口から、手から使っている言葉が人格を作っていると私は思っています。
だから人々の使う言葉から「言語を奪う」というのは思想の統一をする上でとても大切な教育手段なのです。それが戦後教育のなかで沖縄の言葉は段々と使われなくなってきました。
他責マインドの言葉を使う人とは距離を置いていく
育児とビジネスで忙しいので、私は付き合う人たちをどんどん限定しています。使っている言葉で判断するのは申し訳ないけど、メディアで言われていることに感情を動かされてる人には距離を置いていきます。
だってこんな言葉使うんですよー(笑)
- 「負担させられている」
- 「国が」
- 「基地が」
- 「知事が」
- 「低所得」
沖縄のメディアってなかなか「私たちが」とは言いません。
大人がこぞって誰かのせいにしている限り、若い人たちもそのマインドも受け継いでいきます。
でも私たちにはインターネットがあります。ネットの世界はとても広い。「他責マインド」にしてたらあっという間に置いていかれます。
だからそういう言葉を今でも多用しているメディアや人は遅かれ早かれユーザーが離れることになると思う。非常に素晴らしい情報発信の媒体を持っているメディアはそのことに気づいて、より前に進める情報を提供したほうがいいんじゃないかなと心配になります。
言葉を変えたらマインドは開ける
- 負担させられている→私たちが日本とアメリカの交渉テーブルを提供している
- 国が押し付けている→地主と利害関係者が国と契約してるだけ
- 基地負担→基地ビジネス
- 政治家→自分たちで選んだ
- 低所得→稼ぐためにはどうするか考える
詳しくないし間違ってるかもしれないけど、言葉は変えてもいいでしょう。
本気で基地問題を解決したいなら、地主会と漁業組合じゃないですかね。
他人の土地にワーワー言ってもそりゃ他人の土地に口出す権利ないですよって話です。
そうじゃなくて土地所有者に直接動いてもらうほうがよくない?複雑な問題は知らんけど、交渉テーブルに付けるのは当事者同士だけですよね?
とりあえず、誰かのせいにする言葉の世界に自分を置かないほうがいい。
それはインターネットを駆使できる私たちから意識すべき。もっとワクワクする言葉を使うところに身を置こう。
情報は自分で探そう
受動的なメディアからの情報は信じすぎず、疑いすぎずぐらいがちょうどいいと思います。例えば基地内イベントの情報や各地で行われてる地域活動はなかなか報道されないという側面もあります。
ちなみに私は中学生の頃、基地内のスクールに1日交換留学しています。また逆もあり、基地内の中学生が現地の中学校に1日交換留学することもあります。私が通っていた具志川中学校はその当時そんな取り組みもありました。
基地問題はデリケートだけど、人や地域の活動にフォーカスすると良い側面もあったりする。全てが悪影響ということでもない。
沖縄は自分たちの問題もすげ替えていて一番に解決すべきは基地問題ではない。貧困です。
貧困は心も体も貧しくする。以下は子どもたちに食事を提供している「子ども食堂」の動画。彼らは沖縄の問題にしっかり向き合っている。
確かに沖縄はこれまで悲惨な事件も、許せないこともいっぱいあった。そこだけにフォーカスして言葉を使っていればいい時代もあったはずだ。
でもぶっちゃけていいですか?
米軍人の素行を問題視するなら、15年以上ワースト1位の飲酒運転率の沖縄県民の素行はどうなのよ。
参考記事:飲酒運転、摘発人数でも沖縄が全国ワースト | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
まずお酒のマナーとかルールとか教えたほうが良くない?
情報は伝えたいことを伝えるもの。だから知りたいことは自分たちで取得しないといけないよ。
※基地問題と飲酒運転は関係ありません。ただニュースは自分で探そうという意味。
選択肢に甘えるな
低所得だ。産業がない。内地企業に取られる・・・いろんな言い訳を勝手に「沖縄の可能性」として信じるのはやめたほうがいい。
低所得が嫌なら、受け入れなければいい。
お金を稼ぐことにフォーカスすればお金は稼げる。
低所得の環境を受け入れるから沖縄は数十年間も変わらないのだ。
考えてみて欲しい。育児のために5年間社会的な繋がりを断って家族を養わなければいけなかったヒガシーサーがいる。もし少しでも「育児」と「お金を稼ぐこと」が共存できっこないと思ってたら絶対に実現できなかった。
リーマンショックで新卒倒産を経験してから数えると9年だ。その9年、私はひたすら頑張った。
私は自分の可能性を信じて行動したからこそ、育児とお金稼ぎを両立させることができたのだ。いや、違う。他に選択肢がなかったからやるしかなかった。
いまある選択肢は上の世代が作ったもの。その土台を使って新しい選択肢作らなきゃ。
ネットを使いこなせ
いまはインターネットがある。クラウドファンディングがある。VALUがある。ブログがある。海外に行くにもLCCがある。
一昔前と比べて、これだけ世界は開かれているのに、大人たちが常識のように使っていた「言葉」に騙されてはいけない。
どんなときも可能性は自分で決めるものだ。失敗してもいい。いまあるツールを使いこなして挑戦し続けよう。
親の価値観は呪いだ
若い人たちはもっと大人に求めよう。上の世代に求めよう。なにを?
黙れと。
先日、お子さんが公務員に受かったと自慢している感じに聞こえた方がいました。それはとても良いことかもしれない。親御さんにとっても喜ばしいことだろう。お子さんも素晴らしいお仕事に出会えると思う。
でも小さい頃から公務員になれ、電力会社がいい、銀行員になれと言われて育ってきた私にとってはツライ言葉だった。なぜなら私はそうなることを選択しなかったから。
なぜ給与や安定で生き方を決めなきゃいけないのか?
民間で安定しなくても、リスクのある仕事でもいいじゃないか。やりたいことを応援してもらえる社会になってほしい。若い人たちにチャンスを与える社会になって欲しい。
「安定」や「給与」を軸に生きる旧世代の言葉を使ってくれるな。
※公務員を否定しているわけでもありませんよー。素晴らしいお仕事ですからね。
私たちが使っていい言葉は一つだけ
私たちは子どもたちにこう言う。
「やりたいことをやれ。応援する」
親が子どもたちに伝える言葉はそれだけだ。
ツールは揃っている。世界は味方だ。果てしなく味方だ。
本当にやりたいことだけをやろう。さすれば与えられん。
100年以上前に世界中に移民し、あの戦争を生き抜いた人たちのバトンだぞ
私たちのDNAには大航海時代を制したレキオの血が流れている。
100年以上前に稼ぎを求めて世界中に移民したフロンティアスピリッツが流れている。
あの第二次世界大戦を生き抜いた強い人達から命のバトンを渡されている。
だから私たちは強い言葉を使っていい。もっと強く生きていい。
そう思っているのですよ私は。
まとめ
というエッセイでした。たまにはこういうことも書くよ。
32歳以下。1984年生まれ以後の世代。
ワクワクしない言葉を捨てて、ワクワクする言葉を使っていこうか!
冷静にな。