パナソニックの新しい望遠ズームレンズについての情報です。レンズロードマップに掲載されている「 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 」は、2016年2月のCP+に発表される見通しが高いとされていますね。
価格に関しては1200ドルとも2500ドルとも情報が出ていますが、どれも噂レベルの情報だそうです。35mm判換算で800mmの超望遠ズームレンズを手持ちで実現できることになれば、マイクロフォーサーズ機種の大きなアドバンテージとなりそうです。
100-400mmレンズってどんなレンズなの?
マイクロフォーサーズ(パナソニック、オリンパスのミラーレス一眼など)機種のレンズ焦点距離は、フルサイズ換算で2倍の焦点距離になります。
つまり100-400mmと表記されていれば、200mm-800mmまでの焦点距離を写せるというもの。単純にレンズの比較はできませんが、似たような焦点距離にシグマ APO 300-800mm F5.6 というレンズがあります。一眼レフに装着するレンズですね。
そのぐらいの焦点距離をカバーすると当然こんな感じになります。
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 は、手持ちでシグマと同等以上の焦点距離を撮影できるのが大きな魅力ですね。
パナソニックの超望遠レンズはテレ端が甘い?
[char no=3 char=”カメラギーク”]LUMIX G VARIO 100-300mm はテレ端の描写が甘くて使い物にならない。マイクロフォーサーズは全然ダメだな」
という声をよく聞きますよね。描写が甘いっていうのは人それぞれで感じ方が違うので、微妙なところですが、そう感じる方も多いようです(価格.comの口コミを見る限りでは)
初心者さん「えっそうなんですか?テレ端って望遠ズームを目一杯望遠にした状態のことですよね。つまり600mmってことですが、じゃあやっぱりマイクロフォーサーズ機種ってダメなんですか?サーフィン撮影とか楽しそうだなと思ったのに」
そういう自己満の書き込みをしてしまうカメラギークさんのおかげで、カメラ初心者さんは「マイクロフォーサーズって所詮…なのか」って感情を持ってしまいますよね。
でもそれは違いますよ。むしろ私は「まだそんなこと言う人いるんだ…ハハ」と失笑するレベルです。
[char no=2 char=”写真家”]実売5万円以下で手持ち600mmを実現してるパナの心意気を感じ取れないなら、最初からフルサイズ一眼レフと高級望遠レンズ買えばいい」
マイクロフォーサーズを愛する人は、マイクロフォーサーズを使う理由がちゃんとあります。写真の腕に自信がある人は、機材を理由に写真を判断しませんからね。
ダメですよ口コミサイトの意見を鵜呑みにしちゃ。
まとめ
[char no=10 char=”付喪神”]手持ちで200-800mmの望遠レンズとは恐れ入るわ。素晴らしいコンセプトメイキングだし、マイクロフォーサーズセンサーの利点を生かしまくってるわね」
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3は、とても楽しいレンズになりそうですね。
パナソニックの空間認識AFとの相性も良さそうですし、2016年のマイクロフォーサーズ機種はパナソニック、オリンパス共に目が離せませんね。
ちなみに私は GM1SK ダブルズーム 買っちゃいました(キタムラで)近いうちレビューしますね。