はいさい糖質制限、MEC食、ケトジェニックを家族で実践しているヒガシーサーです。

沖縄県で早くからMEC食を推奨してきた渡辺先生の書籍「肉・卵・チーズで人は生まれ変わる」を読了したので、本の感想を紹介していきます。

MEC食とは

渡辺先生が推奨するMEC食については本書の冒頭で解説されています。

肉(MEET)卵(EGG)チーズ(CHEESE)の頭文字をとって、MEC。

MEC食は、肉・卵・チーズを食事の中心にして、ひと口30回よくかんで食べるだけで、健康を手に入れることができる食事法です。沖縄の伊良部島という小さな離島に赴任したことがきっかけで生まれました。

MEC食のすすめ いつでも、どこでも、誰もが気軽にできる健康食事法 004ページより引用。

渡辺先生は沖縄県で昔から食されていた食事法や食材のあることに気づき、それが健康につながるということを発見し、MEC食に行き着いたそうです。そのことも本書で詳しく解説されているので、ぜひ沖縄県民140万人は必ず読んでください。

食物繊維を消化する酵素は人間にはない

本書で書かれていることは全部引用したいレベルですが、まず大きな勘違いとして野菜に多く含まれる食物繊維は消化できないという事実。

実は、俗に食物繊維とも呼ばれるセルロースを分解する消化酵素は、人の体内にはないのです。
026ページ 消化が良いのは野菜より肉 より引用。

便秘だからといって食物繊維を摂取しても、それ消化できないのでもっと便秘なりますよ。そんなんよりラードなどの良質な油を摂取して、水分を沢山飲むようにすればツルンとすべるように便が出るよ。という話も載っています。

そりゃそうだよな(笑)と納得しかない答えがたっぷり。

炭水化物が胃で消化できないとか、「噛まない」「唾液が少ない」ことのデメリットなど、食材の知識だけではなく食事の摂取方法までアップデートすることができます。ほんとになんていうか・・・戦前はそうじゃなかったはずなのに、戦後になって食事が変わり、それ以降は科学的根拠もないような食事が常識となって今に至っているのがよく分かります。

他にも一日三食食べる必要はない。コレステロールは関係ない。カロリーよりも糖質量を気にすべき。疲れたときの甘いものは。さらなる疲れを呼ぶ。健康になりたければ脂肪を食べよう。などなど・・・

今まで常識と思われていた食事に対し、ちゃんとした知識と科学的根拠を明示して教えてくれます。

MEC食はダイエットから広まるかもしれない

渡辺先生のご活躍はテレビやダイエット番組で特集が組まれるなどで、どんどん影響力を高めて MEC食 を発信しています。

まずダイエットから広がっていくのは本当に大切。需要の高いキーワードでリーチする数が多ければ多いほどMEC食の認知が広がっていくはずですから。

健康はその後でもいい。自ずと健康になるから結果オーライでいいんです。

実際うちの妻も糖質制限初めて数週間で3kgぐらい落ちましたからね。まずは美容目的、ダイエット目的でMECが広がってくれたらいいなと思っています。

MEC食と糖質制限は何がちがうの?

本書では触れられていませんが、糖質制限とMEC食は違うという方も沢山いらっしゃいます。

あくまでもヒガシーサーの主観ですが、MEC食は「糖質制限」や「食事のアップデート」という大きなジャンルの中で、肉・卵・チーズを食事の中心に置き、30回噛む咀嚼法を実践する方法だと私は捉えています。

※間違ってたら教えてください。

炭水化物を主食にしなくてもいい。糖質の少ない食事をするのは糖質制限の共通した考え方ですが、MEC食はもっとシンプルに分かりやすく、良質なタンパク質と必要栄養素を満たす食事をすればいいんだよ。ということを伝える食事法じゃないかなと。

糖質制限ってなんか難しい。ややこしい。

そう思ってしまう人たちに肉・卵・チーズを食べればいいんだよ。良質なタンパク質を取るってマジでガチで大切なんだぞ!

ということを遠回りにも近回りにも伝えてくれる食事法なんじゃないかなと私は思っているわけです。

伝えることの難しさ

ちなみに・・・私は10年以上もの間プロテインがカラダにもたらす効果や、年齢で老けるわけじゃない、タンパク質が老化すると人は老ける。俺が死ぬときは筋肉が脂肪に変わる時・・・。

という話をずっと妻にしてきました。それでも全く受け取ってもらえなかったのに・・・MEC食や糖質制限を当事者として出会ってからは「タンパク質神かよ」って言い出してます。伝えるってこんなに難しいことなんだよ。みんな知ってる?

だからMEC食や糖質制限食が広がることで、炭水化物を主食とする食事から良質なタンパク質を取ることが主食になるような考え方が常識になってくれたらいいなと思っています。

第7章 MEC食を進める医師たち

沖縄はおそらく日本で最もMEC食が受け入れられやすく、それでいて実践する人も一番多くなるでしょう。なぜならMEC食や糖質制限の有用性を研究している医師達がつながっているからです。

著者の渡辺先生、MEC食を推奨しているまちだクリニックの町田先生、南部徳洲会の小児科の今西先生、ゆいゆいクリニックの安谷屋先生など、四天王みたいな形で沖縄の食の常識をアップデートしようとしている人たちが多いのも沖縄県の強み。

今度、那覇市議に立候補された砂川さんが主催した「肉食サミット」は400名以上が集まるセミナー・イベントも開催されました。(ちなみに参加できなかったーーーーーー)

医療講演会 肉食サミット – Facebookページ

もともと肉食文化、豚肉文化の沖縄県民は、「昔のおじいおばあ達って痩せているのにパワー半端なさすぎる。今の僕たちじゃ逆立ちしても何しても敵わない」っていうことを本能的に理解できると思うんですね。

MEC食は沖縄の昔の人達が当たり前にしていた食事法と類似している。だからこそ本来の食事方法に気づき納得する人が多いのかもしれない。

第7章のMEC食を進める医師たちのエピソードの中には興味深いエピソードが満載です。

その中に実は私たち家族のことを紹介しているものもありまして詳細は伏せますが、そこから私たちはスタートしました。

私が思うこと

mec

糖質制限やMEC食を実践するものとして、まず伝えたいのは「食生活を自分で選んでもいいというオプションが欲しい」ということです。

とくに「給食」や「病院食」は選ぶことや選択することが難しいです。

私は理由があって2016年12月から糖質制限、MEC食に取り組み、食事や栄養に対する姿勢をアップデートしました。

しかしだからと言って「MEC食こそが正しい」とか「糖質制限こそが正しい」と言うつもりはありません。

よく糖質制限をしていると「炭水化物を取ることが悪」とか「あーあ知らないんだね」みたいな態度を取る人もいます。

実践者であろうとなかろうと、そういう態度を取ってしまうのは良くない。それぞれの食生活はそれぞれが選んだもの尊重するだけでいい。

例えば宗教の違いで食べるものが違うようにそれぞれが選びたいものを選ぶ。それを尊重する。

MECや糖質制限は、あくまでも私たちが自分の健康を考えて選択しているだけですし、MEC食を徹底しているわけでもありません。日々の生活の中で、自分たちが出来る範囲で取り入れてるだけです。

実感しているメリット

糖質制限とMEC食を取り入れて1ヶ月で味覚が正常に戻った感覚がありました。

米や炭水化物は甘い。そんなに沢山は食えないというカラダになりました。炭水化物って「噛もうと思っても噛めない」ことにも気づきます。どか食いしちゃうんですよね。噛めないから。

子どもたちも今まではお菓子大好きで、お出かけするときは精神安定剤の役割で、お菓子を与えないとお出かけする時もストレスまみれになってしまう状況でした。

しかし、現在は自分から欲して我慢ができないようなことは一切なくなりました。5歳と3歳の子供です。

人から頂いたときは美味しい美味しいと言って食べますが、それ以外の場合は自ら欲するようなことはなく、車内で菓子類を一切食べなくなってとても助かっています(車内キレイw)

小腹が空いたときはアーモンド、くるみ、カルパス、するめ、さきいか、チーズなどをみんなで食べるようにしています。

私は3年前までサーフィンを欠かさず続けててカラダはできてたんですが、1,2年前からほとんど行っていません。それで半年前までは明らかにカラダのパフォーマンスが落ちていたんですが今は全盛期よりもカラダがバッキバッキになるという意味不明な現象が起きてます。

糖質制限

まじで意味不明。筋トレとか全然やってないよ。せいぜい腕立てをたまにするぐらい。

ただ筋肉量はさすがに落ちていますけどね。運動してないから。もし運動してしまったらハルクみたいになってしまうと戦々恐々してます。

実感しているデメリット

デメリットとしては外食先の選択肢が極端に少なくなったこと。

寿司、ファーストフード、うどん屋さん、ピザ、パスタ・・・。全部炭水化物のオンパレード。

そしてツライことに・・・全部美味しいんです。そりゃー依存してしまうよなと今思い返せば分かる気もします。このことについては別記事でまとめよう。

それから人と食事をするときは毎回説明するのも大変なので、糖質が低いものから選んで食べています。

そういった不便さはあるものの、カラダはめちゃめちゃ快調。

まとめ

これ書評じゃないやんけ(笑)

渡辺先生すいません。ぜんっぜん書評になっていないですね。

半年前にやっと当事者として糖質制限やMEC食の考え方に出会いました。それから半年間、世の中の動きを観察していると、時代が正しい栄養学に変革しようとしていると感じています。

外食産業やコンビニの商品も糖質制限メニューをどんどん増やしているし、それを選ぶ人たちがどんどん増えてきた。糖質制限食は割高なので企業も儲かる。そしたらもっと商品開発が進み、常識になっていく。その前段階かなと感じます。

それと「かむこと」の重要さ。というより重大さも見逃せません。

MEC食はお肉、卵、チーズを食事の中心にすることも大切ですが、MEC食をされていなくても咀嚼は大切だと本書で教えてもらいました。

咀嚼という言葉がある通り、日本人はもともと噛むこと、吟味することを大切にしていたはず。

炭水化物は噛みたくても噛めない。だから自然と噛むことの大切さを忘れてしまいますが、MEC食を実践することで「カムカム30」を習慣化していきます。

「肉・卵・チーズで人は生まれ変わる」

もっともっと多くの人が本書を手に取り、実践してくれることを願っています。

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