自己啓発は好きじゃないけど、最近手に取るのはなぜか自己啓発の本が多いヒガシーサーです。

今回は、低迷していた日本のスターバックスやザ・ボディショップのブランド価値を見事に再生した岩田松尾さんの著書「MISSION ミッション」の紹介です。

岩田松雄さんの著書には「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方」や「スターバックスCEОだった私が社員に贈り続けた31の言葉」がありますが、内容は一貫して「情熱を持って仕事に取り組め」ということを訴えています。

日々の作業に追われていると、ついつい「情熱、目的、やりがい」を忘れてしまいますが、「MISSION ミッション」では真面目なビジネスマンならだれでも目頭が熱くなるエピソードや、心が湧く話などを織り交ぜながら「何の為に働くのか」「ブランドとは何か」「目的を見失う事の危うさ」などを改めて気づかせてくれる本で、あっという間に読む事ができます。

最近、自分のビジネスに「火花」を感じていない方は読むことをお勧めします。

スターバックスのミッション

スターバックスには次の様なミッションステートメントがあります。

To inspire and nurture the human spirit

One person,one cup,and one neighborhood at a time

(人々の心を豊かで活力あるものにするために

ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから)

スターバックスを特別な存在にしているのは、スターバックスと、そこで働く人達に、こうしたミッションが深く浸透しているから

何の為に働くか、どこに向かってビジネスをしているのか?その持続的な問いかけが、従業員一人一人に深く染み渡り、終わりのない努力を続けているからこそ、他社との「違い」を生み出し、一流に見えるのです。

交通事故と1杯のコーヒー

ある日、ドン!というすさまじい音が響きました。びっくりして窓の外を見ると、お店のまさに目の前で交通事故が起きていたのです。

事故を起こしたドライバーの女性をはじめ、幸いにして関係者にケガ人がいないようでした。

ただ、そのドライバーの女性はショックを受けて歩道に突っ立ち、顔を白くして警察官の到着を待っている様子でした。

すると、それを見ていたパートナーがコーヒーを一杯持って、外に出て行ったのです。

彼女はドライバーに笑顔で声をかけ、「どうぞこれを飲んで心を落ち着かせてください」とコーヒーを手渡しました。

もちろん女性ドライバーはスターバックスのお客様ではなく、たまたま事故を起こしてしまったのが店の前だったというだけ。

アルバイトのパートナーがとっさにこのようなことができる。事前にマニュアルには書けない対応をしてくれました。

自分のミッションを作る7つのヒント

ヒント1:働き方ではなく、働く目的を考える

大切なのは世の中をよくするために、心の底からわき出てくる使命感です。

 

ヒント2:自分、ミッション、会社は三位一体で成長する

今の時点でミッションがないことを恥じる必要はどこにもありません。自分のミッション、つまり今生かされている理由を考え続けることこそが大切です。

 

ヒント3:「私」を無くす

ミッションを構築するにあたって、私自身が重要だと考えるのは、無私、つまり「私」を無くすことです。自分の営利栄達ではなく、何らかの形で世の中をよくしていこう、人のためになることをしようという志(ミッション)を定めたなら、思い切ってビジネスを始めてみればいいと思います。自分の気持ちが「世の中をよくするためだ」と信じられるかどうか。

 

ヒント4:3つの輪は何か考える

「情熱を持って取り組める事」「世界一になれること」「経済的原動力になるもの」

 

ヒント5:ミッション探し、自分探しの旅はずっと続く

ミッションを考え、3つの輪を意識し続ける事。個人のミッションと会社のミッションは必ずしも100%イコールである必要はありません。

 

ヒント6:自分の存在を肯定する

何のために、だれのために尽くすべきなのか、内なる心の声に耳を傾けてください。

 

ヒント7:「自分はまだまだ」の気持ちが成長を加速する

功なり名を遂げ、たとえば創業した会社の株式を上場させた。億単位のお金も手に入った。そこで止まってしまう人は、要するに謙虚さをお金と引き換えに売り渡してしまったのです。しかし、そこで「自分はまだまだ・・・」と思えた人は次のステップに進んでいきます。

 

世のため、人のため。

社会のため、お客様のため。

そして火花が輝く一瞬に集中するため。

そのためにできることは、一体何でしょうか?

 

ヒガシーサーの感想

「情熱」「無私」「ミッション」の3キーワードは正に今の僕に「クリティカルヒット9999」のダメージを与えてくれるワードでした。新卒で入社した会社がリーマンショックで倒産、その後政治家の運転手を経て今年の2月にアフィリエイトで独立した僕は、常々「ミッション」や「情熱」の有無を突きつけられています。

世のため、人のためになることはなにか。自分の取り組んでいることが世の中をどう変えていくのか。

意識し続ける事。今は見えてなくても常に考え続ける事で「ミッション」の手がかりを見つけようと思います。またしても岩田松雄さんに心に火を灯されちゃいました。

若く、目的を見失っているビジネスマンにおすすめできる本でした。