本田直之さん、四角大輔さんの共著「モバイルボヘミアン」を読んだので、読書感想文を書いていきます。本書はこれからの「働き方」ではなくて「生き方」について教えてくれる指南書。

本田直之さんは累計290万部というベストセラー作家であり、ビジネスマンであり、サーファーでもある。ハワイと日本のデュアルライフを早くから実践し「時間と場所に囚われない生き方」を体現しています。

四隅さんはNZ在住で湖畔のすぐ近くに住みながらフライフィッシングを楽しみ、自分の理想とする生き方を追求している。彼もまた世界中を行き来しながらビジネスを展開しているビジネスマンです。

そんなお二人に共通するところは「サラリーマンだった」こと「長い時間をかけて今のライフスタイルを作った」という2点にあります。

彼らがどのようにして今のライフスタイルを考え、構築したのか。今から始めるとしたら何をすればいいのか。そういうことを教えてくれる本です。

今の働き方や生き方に疑問を持っている人にとってヒントになることが沢山散りばめられている。

ヒガシーサーは10年前に本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」を読んだことがきっかけで、本を読むようになり、時間や場所に囚われない生き方を目指し、時間をかけてその人生を手に入れました。

あの時代にモバイルボヘミアンを選択するのは大変でしたが、現在はテクノロジーの発達により、もっと短期間で自由に生きる人生を作り上げることも可能です。

というより、自由を求めている人にとって、そうしないと生きていけない未来が迫っているという表現のほうが正しいかな。

もしあなたが「自由」に憧れ「ビジネス」にワクワクするタイプなら必読です。

モバイルボヘミアンとは何のことか?

本書には「モバイルボヘミアン」という言葉についてこう書かれている。

モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。

「自分らしくいられる時間を出来る限り長く持つための方法」であり、「仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方」とも言える。

自分自身のクオリティ・オブ・ライフがそのまま価値になるような生き方のことかもしれません。

自分自身をコンテンツにするアーティストのような生き方

モバイルボヘミアンの定義は日本で陳腐化してしまった「ノマドな暮らしをする人」とは違う。本田直之さんの著書「ノマドライフ」でも触れていましたが「好きな場所に住んで自由に働くため」には自分自身のクオリティを高めていく必要があります。

本書では強烈に響く言葉が書かれていました。

時間を自分の意志でコントロールし、人生のすべてを「自分の時間」と捉え、自分自身をコンテンツとして表現活動をする「アーティスト」のように働ける人が、1人でも多く増えることを、ぼくは強く願っている。

人生のすべてを自分の時間と捉え、自分自身をコンテンツとして表現活動をする「アーティスト」のように働く人。ほんとそれだわ。痺れる。

私も2017年1月からブログを教えるオンラインコミュニティを運営していますが、ずーっと同じことをしつこく言い続けています。これから先の未来は「自分自身のマーケティングが必要」で、そうでなければブログも検索エンジンやアフィリエイトに依存することとなり、もしサイトが飛んでしまったらその時点で試合終了になります。

そうした不安から逃れるためには「あなた自身が価値」にならないといけない。ということをしつこいほど伝えています。

じつはそのやり方は本田直之さんは著書「パーソナル・マーケティング」で詳しく書かれているので、そちらを読んでみるといいでしょう。

ホームプレイスを見つけよう

四隅さんはワークスタイルではなく、ライフスタイルを基準に住む場所を選ぶという価値観について解説してくれてます。そして「心の故郷」を見つけなさいと伝えています。

自分自身を取り戻すことができ、もっとも安心して暮らせる場所のこと。ぼくはそういった場所(=心の故郷)を「ホームプレイス」と呼んでいる。

ホームプレイスを見つけるためには、働く環境で住む場所を決めるのではなく、ライフスタイルつまり自分が理想とする人生を優先して住む場所を決めることが大切です。

ニュージーランドで暮らしていると、ほんとにその価値観に気付かされます。私も20歳前後のときに半年間ニュージーランドを北から南まで放浪しました。その経験があってクオリティ・オブ・ライフという生き方に気づき、いまの人生があります。

ホームプレイスを見つける。それって大きな原動力になるんですよね。

仕事とプライベートの垣根を失くす

2013年あたりから仕事とプライベートの垣根がなくなっていくことと言われていましたが、最近はブロガーさんやユーチューバーさんの台頭で随分当たり前の考え方になりました。ただしそうした価値観が当たり前となる中である注意点もあります。

「趣味を仕事にしよう」とか「好きなことを仕事にしたい」とは少し違う。そうではなく「垣根をなくす」という考え方が重要なのだ。

本田直之さんは好きなことや得意なことを仕事にしているわけではなく、ライフスタイルや興味の矛先にある仕事と、ごく自然な形で関わっているイメージがあります。

そうなってくると仕事ではなく、なんていうか「知りたい」とか「気になる」みたいな次元で仕事を作ってる感じですよね。

そんな生き方ができたら幸せしかない。もうほんとにスゴイ。

関わりたいと思ったことに全部関われること

この部分はヒガシーサーの気付きの部分で「モバイルボヘミアン」には書かれていない内容ですが、ちょっとお付き合いください。

私自身カメラや写真のことが好きで、ブログを書いてそれが仕事になっていますが、本書ではもう少し先の次元の話をされています。

私はもともとカメラよりもサーフィンが好きだし、ハワイや海外を旅することが好きです。2013年には家族を連れて2ヶ月ハワイで滞在もしています。

ただその頃はまだ自分自身が価値ではなくて「アフィリエイト」という働き方が、「好きな場所で暮らす」ことを実現していただけでした。

自分自身にも疑問があったため、じつはカハラモールのホールフーズで本田直之さんを見かけたときに声をかけれなかった。やっぱり自分自身のライフスタイルで人生の舵取りをしていなかったから自信がなかったのかもしれません。

家族でモバイルボヘミアンを目指す

記事を書いてアクセスを呼び込んで広告収入を得てウェーイするようなブログではなく、今はその先に広がるものに取り組んでいます。

例えば撮った写真がビジネスになることを目指していて、ハワイに遊びに行くこと(写真を撮りに行くこと、サーフィンをすること)も仕事になります。

また2017年には子どもたちを連れて2週間ハワイに遊びに行きます。その時は2013年に購入したタイムシェアを活用するので、タイムシェアの体験記や自分の失敗談をまとめたサイトを作り、ハワイのタイムシェア業界と関われるように仕事を作っていることろです。

アフィリエイトをしていた頃には思いつかなかったようなことが、ブロガーという自分自身のライフスタイルをコンテンツにする生き方のなかで「沖縄」「NZ留学」「サーフィン」「子育て」というのが強みのエッセンスとして活きてきた。まさに強みは掛け算だなーと実感しています。

自分の好きなことを仕事にするのではなく、好きなことを追求していくことで、興味の矛先を向ければ関わりたい仕事が発生する。そんな感覚でいまは生きています。

我が家はまだ子どもたちも小さいし、土地や家族に制限があったりしますが、私が目指しているのは「家族でモバイルボヘミアン」なんだなと強く確信しましたね。

世界のどこかで必ず会える

本書の締めくくりには「あなたは一人じゃない。ぼくたちは世界のどこかで必ず会える」という勇気が持てるメッセージが書かれています。

モバイルボヘミアンの仲間を増やしたい。

この言葉が本田さんと四隅さんお二人の生き方を表してる気がします。人生を楽しみ、それが価値となって生きている人たちを増やし、仲間になる。最高かよ。

ニュージーランドもハワイも大好きな場所だし、モバイルボヘミアンとして、本田直之さんと四角大輔さんと必ずどこかでお会い出来ることを楽しみにしています。

とりあえずキープサーフィン、キープマインドフルネスだな。