育児ノイローゼは大小にかかわらず誰にでもあります。夫婦で育児休暇を4年半も続けている我が家でもやっぱり悩むことは多いです。

育児ノイローゼは不満や不安が大きな要因なので、パートナーに吐き出すだけでもすごく楽になるはず。だから私たちはお互いに「ツライと思うことがあったら声に出して言おう」と約束しています。

子どもが生まれる前にわたしが抱えていた不安はコチラです。

  • 子どもが生まれたら自由がなくなる
  • サーフィンに行けなくなる
  • 飲み会とか行けなくなる(行っても楽しめない)
  • 仕事ができなくなる
  • 夫婦の営みが少なくなる

いままでの自由がなくなるという不安。男性は女性と違って「外に自分の世界を作る」生き物なので、外の世界との繋がりがなくなることに大きな不安と恐怖を感じるんですね。

夫婦でお互いの世界を尊重してあげて、私たちは役割をしっかり作ることで育児ノイローゼをなんとか夫婦間で軽減することができました。今回はそのコツを紹介したいと思います。

育児ノイローゼの原因

女の子

育児ノイローゼの主な原因はホルモンバランスの低下などの身体的な変化と、あとは外部要因です。

例えば旦那さんの協力がない。完璧主義。周りのサポートが得られないなど・・・

人それぞれ理由はありますが、とにかく育児ノイローゼにならないためには、身体的な変化を受け入れて、周りと協力していくことが大事です。

そして自分だけでは解決できないと知ることも大切です。

私たち夫婦は自分たちの知識だけでは絶対無理だなと思っていたので、専門家の講座をいくつも受講してきました。

育児に関わることで得た学び

日本の教育で女性の体を学ぶ機会はほとんどないですが、自分の子どもを妻が妊娠するというライフイベントを通して、妊娠、出産、育児における男女の動物性を「こもり助産院」で学びました。

とくに「男女の違い」を学べたことがなによりも大きい。分かりやすい例えにこんな話がありました。

「女性は子どもと自分が一番大事。わたしと子ども、それ以外。」だから我が子を取り上げられたり、危険にさらされたり、だれか他の女性に抱かれたりすることに激しいストレスを感じる。

「男性は子どもも妻もどっちも大切。彼らのためなら喜んで身を投げ出す。」と考えるようにできている。女性は自分と子どもを最優先にするけど、男性は妻と子どもの両方が大事だし、外の繋がりも大事だから周りに迷惑がかからないように気をつける。

「私と子ども以外はどうでもいい」と考える女性と、「全部大事」と考える男性。そこからすでに男女の育児には摩擦が生まれる。

こんな感じで男女の違いを教えてもらいました。それが家庭生活に大きく影響しています。

参考:
離乳食講座
おちんちん学級
母乳マッサージ
ベビーマッサージ
卒乳・断乳「卒乳講座」
性教育

妊娠期間中に貧血になること

詳しいことは別記事で書きますが、まず女性は新しい命を体内で生成しています。なので鉄分や葉酸が不足しがちになります。

最初は鉄剤を飲もうみたいに考えていましたが、いまはもっと鉄分を効率よく摂取できるヘム鉄のサプリメントがオススメ。

基本的には豚レバーやひじきを沢山摂取したり、食事で鉄分を補うようにしながら、必要ならサプリメントを利用して鉄分や葉酸を摂取していましたね。

ラズベリーリーフティーなんかもよく飲んでいました。

学んだこと→【妊娠期間中は貧血を起こしやすい】

出産は暗い場所で行う

baby

吉村医院という産婦人科をご存知でしょうか?知らない人はググってください。

サラリーマン時代に中村文昭さんのポッドキャストを聞きまくっていて、うろ覚えですが、そのなかに「出産は人間が一番スキがある瞬間。ほかの動物に襲われないように、静かに暗い場所でやって生き残ってきたはず」みたいな話があった記憶があり、妙に納得していました。

それが確か吉村医院のお話だったと思います(違ってたらごめんなさい)

それから数年後、妻が自然分娩のできる病院が良いという話を聞いたときに、ピタッとパズルのピースがハマった気がしました。

赤ちゃんは命がけで出てくるのに、真っ暗闇の中からいきなり照明ガンガンの場所に出てこられたら、そりゃコワイっしょ。

テレビの影響で、病院の診察台のような場所で出産するイメージが強かったんですが、それって間違ってたんですね。というのを学んで、私たちは暗く静かな自然分娩ができる「ゆいクリニック」を選びました。

学んだこと→【出産はとても静かで神秘的な体験をする場所だった】

おっぱいは頑張らないと出ない

母乳は子どもが生まれたら自然に出るもの。

そう思ってましたが、息子は2おっぱいを自力で飲めるほど力強くはなかった。妻の初乳も簡単に出ることはなく、こもり助産院の小森さんからおっぱいマッサージを学び実践しました。

詳細はコチラの記事で:こもり助産院とゆいクリニックで学んだ 母乳育児のススメ これを知ったら育児の悩みは半分は減るはず!

完全母乳が絶対!というわけではなく、混合でも人工でもいいんです。ただおっぱいは努力をすれば出るし、なにも努力をしなければ出ない。それを学びました。

二人目は生まれた瞬間からごっくごっく飲みまくってましたけど(笑)これも最初に息子が頑張ってくれたからと思うと感慨深かったですね。

学んだこと→【おっぱいは自然に出るものじゃない】

性欲がわかない理由と授乳がもたらす女性への効果

女性は授乳をしてる時間が一番幸せに感じます。小森さんからは、女性の授乳がどんな効果があるかを教えてくれました。

まず出産後最低でも3ヶ月は夫婦の営みは控えたほうがいい。それは女性の体がまだ出産後回復していないから。

授乳は動物的な欲求が満たされている状態なので、性欲が湧いてこないようです。

あと「おっぱい足りてないんじゃない?」などの発言は、女性を不幸のどん底に陥れる発言なので絶対にやめましょう。

学んだこと→【女性にとって授乳がどんなものかを学んだ】

育児ノイローゼは男性の知識不足からの不参加も大きい

全ての男性がそうではないけど、本当は男性だって育児に参加したいと思っている。

でも出産後の女性がイライラしている原因を知らないし、言葉や態度ひとつとっても、何で怒られてるのか分からないことも多い。女性のメカニズムを知れば簡単に対処できるのに、それをしないから仕事に逃げる。

また「やっていいこと」が分からないため、育児に自信が持てない男性も多い。

わたしもそうです。

自信がないからこそいろいろ学ぶようになりました。男性は本当はもっと育児に参加したい。妻も子どもも助けたい。

女性の体、育児中の子どもの成長。男性と女性の違いなどを勉強することで「育児不参加」はなくなりますよ。

ミー

「でも妻から勉強してっていうのは言いにくいし、そういうこと言っても勉強しないのが目に見えてるんだけど」

編集長

「そうだよね。だからマタニティクラスを一緒に受講するとか、出産後の育児講座に一緒に参加するみたいのはとても大事。沖縄に住んでいるならこもり助産院の「母乳育児」や「離乳食講座」に参加してみるといい」

沖縄の助産院 こもり助産院日記 母乳育児・出産&性教育はおまかせ! como@nirai.ne.jp

男性が育児に関わることで得られるメリット

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ここからは男性目線の子育てメリットです。

わたしは、男性にも母性があると「ゆいクリニック」と「こもり助産院」で学びました。男性の母性は「家族を支えているという実感」と「子どもと遊ぶ」ことで満たせます。

そもそも動物的に明らかな違いがある男女が、ともに育児をするってのは、役割を分担しないとやってられない。

男は「ミルクをあげてみたい」と思いますが、できればそれは避けたほうがいい。なぜなら「授乳」は女性と子どもにとって食事以上に大切な行為だからです。

もし奥さんが了承したとしても、子どもは混乱します。夜泣きで奥さんがツライ時以外はなるべくしないほうがいいでしょう。

そのかわり、男の役割は「おっぱいをあげる」事以外の全てをやりましょう。家事、夜泣きの対処、おふろ、おむつ交換、抱っこ。

ミー

「そんなのお仕事も頑張ってるのに言えない・・・」

と他のママさんに言われたことがありますが、私は男性の目線でこう言いました。

編集長

「男はできれば育児に関わりたいと思ってるけど、どうしたらいいのか分からないし、不安なんだよね。だから自信を持って「あなたにお願いしたい」と言ってくれればよっしゃと思ってやってくれるよ。出産後の奥さんはイライラしてるからちょっとコワイだけなんだよね男も」

そのことを旦那さんに伝えたら、夜泣きしたら起きて抱っこしてくれたり、積極的におむつを変えてくれるようになったそうです。

男だってねホントは関わりたいんですよ。怒られるのがコワイだけw

役に立ってるという安心感

さっきの話と同じだけど、男性はほんとは「役に立ちたい」「頼られたい」と本能的に思っています。

でもどうしたらいいか分からないから、逃げるんです。仕事に。

でも「あなたのほうが上手だから」「あなたがやると子どもが喜ぶんだよね」などの言葉を使って、育児に参加してもいいよというチケットを渡しましょう。

ミー

「わたしがやると怒るのに、あなたがやると嬉しそう。なんで?」

編集長

「そんなことないよ(おれって才能あるのかな?)」

男は単純ですから、こんな具合に教育していけば勝手に育児に関わるようになりますよ。

子育て支援センターを活用しよう

育児ノイローゼの大きな要因の一つに「核家族化」があります。親戚や家族が近い沖縄は今でも周りがいろいろサポートしてくれますが、それでもぶっちゃけ子育てを家庭だけで行うのは無理です。

我が家は息子が2歳を超えるまで「子育て支援センター」の存在を知りませんでした。家の外にもあまり出なかったし・・・。

だから声を大にして言いたい。子育て支援センター活用しましょう。まじで最高だから。

完璧じゃなくていいと言うけれど

完璧を求め過ぎないほうがいいよ・・・とよく言われますが、「あっ完璧無理だ!」って気づいたのは二人目が生まれてからです。

妻は真面目で几帳面な完璧主義者。わたしは適当主義で、占いを見てみるとB型、ペガサス、火星人(-)で、大抵「おまえ人間じゃない」ぐらいに言われる自由人です。

だから真面目で責任感の強い妻の子育てを強要されると、ツライこともあります。

でもいくら言葉で言ったって、本人には伝わらないし、無駄な摩擦を生むだけです。

そんな妻がやわらかくなったのは、二人目の子どもが生まれてから。

「完璧主義とか無理」っていう状況になってようやく「息を抜く」ことができるようになりました。だからね「完璧でないといけない」と思っててもいいんです。

ミー

「長男の時はいろいろこだわってたけど、二人目からはもう色々無理。だけどとっても気が楽になった」

編集長

「どっちも大切だけど、育児はいまのほうが楽しいと思えるよね」

どっちが正解ではなくて、どっちでもいい。夫婦が思うことを夫婦で協力していけばいい。

完璧じゃなくてもいいって思えるのは、完璧なんて無理って思えるようになってから。そうでないなら無理に息を抜く必要はないですよ。

筋肉めっちゃ育つ

育児=筋トレ

と考えてる人は少ないでしょうが、私はセットを組んでます(笑)割とガチに。

子どもを背中に乗せて腕立て伏せ 20✕3セット✕1日3回

高い高いをスクワットから上に放出するまで 10✕5セット

etc

スポーツが趣味のお父さんなら、育児は貴重な筋トレタイムと気づいたら強いですよ。しかも、子どもが成長するに連れて負荷がどんどん増えていくという好循環(笑)最高すぎる。

あと女性の産後ダイエットにもオススメです。

今まで意識してなかったけど大切に感じること

人の絆ですね。

沖縄では特にそうですけど、子どもが生まれて親戚で集まったり、行事に顔を出すとみんなが喜んでくれる。

沖縄の方言に「お金とは笑い合えないけど、子どもとは笑い合える」という金言がありますが、まさにそれ。

子供たちってそこにいるだけでみんなを幸せにしてくれるんです。

そのおかげで私たちも親子の絆を深めることもできたし、親孝行できてるなと感じます。

参考記事:マンサンスージ タンカーユーエーとは?男の子 満1歳の誕生祝いはこうなる

幸せを感じることができる

ひどく抽象的ですが、言葉に出来ない「幸せ」ってのはこういうことかな。

動物的、人間的な幸せを噛みしめることができる。

子どもと一緒にいっぱい汗をかいて遊んでる時。
思いっきり疲れて倒れるように腕の中で眠る子供たち。
朝起きて、お父さーんと抱きついてくること・・・。
家族全員で抱き合うこと。

なんかこう動物的な欲求が「満たされてる」と感じる瞬間です。

赤ちゃんを見てると耳の後ろがグイグイするアレってなんなんでしょうね?(関係ない話)沖縄では歯ーぎしぎしーすると言いますが、あれなんなんでしょうね。

なんて言ったらいいか分からないけど、子どもが生まれるまでは感じることができなかった充実感をじわ〜っと味わうことができる。

育児ノイローゼは誰にでもあるから発散させよう

baby

子どもを授かることは素晴らしい!子育てって素晴らしい!そういう言葉がストレス。プレッシャーなんですよね。

育児で悩む家族がこれだけ多いんだから、子どもを作らない選択肢も全然いいと思う。

世の中には子どもが欲しくてもできないご家庭も星の数ほどあるし、お子さんを無事に出産できないツライ思いをしている方々もいっぱいいる。

子どもが生まれたら嬉しいこともツライこともいっぱいある。育児ノイローゼで悩むことも絶対ある。

一番良くないのは一人で悩み溜め込んでしまうこと。だからパートナーでもいいし、子育て支援センターでもいいし、誰かに発散することが本当に大事。

それは男性も女性も同じです。

私たちはまだまだ経験不足だし、人に教えるほど育児を経験してるわけでもない。だけど結婚をして、子どもを授かり、育てる過程でいろんなことを経験できた。

そんな幸運なチケットをもらったのだから、それは「楽しい」と伝えていきたいよね。

男性の育児参加のコツは「役に立ってる」ことを奥さんから伝えること。そして理論的な知識を身に付けて自信を持ってもらうことが大切です。

ミー

「男性の脳と、女性の脳はこんなに違う!だから生物学上は・・・みたいな話が好きよね。女はそういうのどうでもいいんだけど」

編集長

「はい、大好物です。男は理屈が大好きなのです!子育ては理屈から!!男が育児参加できないのは理屈じゃない部分だけがフォーカスされてるから。もっと理屈っぽい「男性の育児とは」みたいな話があれば納得しやすいんだよね」

という男のアホみたいな理屈好きを、家庭に取り入れると育児参加してくれますよ。女性は男の習性を理解して、うまく操っていきましょう。