【ふとんまき】日本語っぽいけど沖縄でしか通用しない 沖縄日本語たち

はいさい。沖縄の方言が喋れない世代代表のヒガシーサーです。

沖縄で暮らす際に知っておくと役立つ言葉や単語っていうのはよくありますが、沖縄県民が県外に飛び出した時に「これって標準語じゃなかったば!」とビックリする単語って結構ありますよね。

代表的なやつでいうと「ふとんまき」とか「むちゃむちゃする」とか。方言のみならず日本語もうまく喋れない(笑)

そんな沖縄日本語を分かる範囲でまとめてみました。

ふとんまき

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ふとんまき」が日本語じゃないと知ったときの衝撃たるやいなや!

沖縄県では、唇が荒れて腫れちゃうことを「ふとんまき」と言います。ちなみにアンジーのような「たらこ唇」は普通に「たらこ唇」と言います。

保育園に預ける事を「学校行ってるさ〜」と親は言う

沖縄は幼児のころから英才教育を受け、「学生」扱いされています。その割に学力テストは全国最下位争いを毎年してますけど(笑)

あなたも聞いた事ありませんか?

「あい、今日、子ども(0歳児〜)は?」

「今日は学校行ってるよ」

沖縄の保育園児は「園児」ではなくて「学生」ということになっています。

むちゃむちゃ〜する

ベタベタするの意味

「今日暑いな。汗でむちゃむちゃ〜するやっさ。」

夏によく聞く言葉ですね。でも「むちゃむちゃ」って標準語だと思ってました。

アイスクリームで手が「むちゃむちゃ」する。日本語だと思ってた!

洋服履きなさい。

洋服着けなさいという意味。
最初、何が間違っているのか全く分からなかった単語。

だって洋服屋さんに行っても「これ履いてみていいですか?」って聞くし!
洋服は履物ではありませんということか。

慌てなさい

急ぎなさい、早くしなさいという意味

・もっと慌てなさい!時間ないよ

という風に使うとグッと沖縄らしくなります。

「慌てなさい」というのは「早くしなさい」という意味だと思うけど、若干ニュアンスが違う。これは沖縄県民にしか理解してもらえない高度な単語かも。

クーラーが逃げる

冷気が漏れることの総称

・クーラー逃げるからドア閉めて

・クーラー逃げるよ〜(ドアが開いたまんまのとき)

・クーラー逃げてないか?(なんか暑くなってきた時に使う)

標準語だと思ってた!

ちり箱

ゴミ箱の事

「ちり箱ある?」は親戚の家で良く聞かれる会話。ちり箱って標準語じゃないのか。

ちなみに、ゴミのことを「ちり」と言うので、ゴミ収集日には「今日はちりの日だね」という使い方も可能!フレキシブル!

自分

私(私)

若い人達に最も使われている一人称。特に女性が多い気がしますね。

ていうかコレのどこが「日本語じゃない」っていうんだ!!

 

反対変えてごらん

テレビのチャンネルを変えること

テレビのリモコンを持って「だ〜反対変えてみ」と使います。

沖縄県は昔「8」チャンネルと「10」チャンネルしか民放が放送されていなかったので、こういう使い方がされています。

ちなみにチャンネル番号「3」となった「RBC」は今でも「10変えてみ」と言われます。

 

ムーニーもパンパース

紙おむつのことは「パンパース」と呼びます。

私も最近子どもができて知りましたが「パンパース」って紙おむつのことだと思ってたよ(笑)

ムーニーのパンパース買ってきて!と言われた場合は「ムーニーの紙おむつ」という意味です。

だー味してみよう

「味見してもいいですか?」

という意味で使っていることになるんだろうけど・・・味しようって標準語じゃないば!衝撃!

 

ひざまずき

正座のこと

方言では「ひざまんちゅー」だから、「ひざまずき」は日本語だろ!

って思っていた私が間違っていました。

今から来るよ

そっちに行きますよの意味

「もう家出たか?居酒屋着いてるよ」

「まじな!じゃあ今から来るよ」

という感じで「今からそちらに伺います」ということを「今から来るよ」と言います。

日本語でいいんじゃね?ダメか・・・

しましょうね

・トイレ行きましょうね

・お皿下げましょうね

・買い物行ってきましょうね

など、あらゆる場面で使われる言葉。

正直何度指摘されても「ピン」とこない。日本語では「一緒に」という意味になるらしいんだけど、いやいやトイレについてこられても困るし!それは日本語のほうがおかしい(笑)

まとめ

zentomitijune

多分、あと1000語ぐらいはありそうな「日本語っぽいけど、沖縄でしか通用しない日本語」は、私みたいな沖縄生まれ沖縄育ちにとって「日本語と沖縄でしか通用しない日本語?」の違いが分かりません。

方言と日本語の違いは明確に分かるんだけどね〜。

皆さんも沖縄出身の方が「なんか変な日本語」を使っていると思ったらやさしく正解を教えてあげてくださいね。

 

 

  • この記事を書いた人

比嘉研仁(ヒガシーサー)

沖縄在住2児の父。長男が産まれる前に脱サラして夫婦で子育てセミリタイアを実践。趣味のカメラとブログを通じて、家族の思い出を「良い写真」と「テーマを絞ったフォトブック」にすることで一生の宝になることを実感しています。電子書籍「いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術」は一眼カメラじゃなくても家族の思い出を美しく残せる教科書としてAmazonジャンルベストセラーにも輝きました。ブログでは、スマートフォンやカメラを使って家族の思い出を、テクニックやアイデアを交えながらフォトブックや写真に残す方法を紹介しています。