ミラーレス市場で1位、2位を争うメーカーがオリンパスとソニー。その中でも特に人気なカメラが オリンパス PENシリーズです。そしてオリンパスのミラーレスには OM-D という上位クラスがあって、そちらも人気が高いです。2017年には『 OM-D E-M1 Mark2 』が発売されました。その圧倒的な性能に驚いた方も多かったでしょう。

ということで今回は『 オリンパス ミラーレスカメラ 』の魅力をまとめてみました。

このブログでは、子連れ、写真ブロガーのヒガシーサーが主観でオススメポイントをまとめています。あくまでも参考例としてお考えください。

PENシリーズとOM-Dシリーズの違いは?

初心者さん「オリンパスのPENとOM-Dってなにが違うの?」

オリンパスのミラーレスカメラには、初心者さんが使いやすい『 PENシリーズ 』があります。キュートな見た目と、ボディ内に強力な手ぶれ補正を内蔵していて、とても扱いやすいカメラ。ミラーレスに参入した当初からイメージキャラクターに宮崎あおいさんを採用しているので女子カメラとして圧倒的な人気と知名度を持っています。

また、写真の独自SNSも展開していて、かわいい写真、おしゃれな写真に関してはインスタグラムが登場するずっと前から取り組んできています。

おしゃれ写真加工・共有サイト Fotopus SWEET PHOTO(スウィートフォト)

豊富なフィルター、使いやすい機能、初心者が失敗しにくい工夫など、すべてが考えられて作られているエントリークラスのカメラが豊富です。

OM-Dとは?

ミーさん「OM-Dってなに?」

OM-Dシリーズはより本格的にカメラを使いたい人向けのラインナップ。男女の区別はないですが、どちらかというと男くさいデザインに仕上がっています。

PENシリーズにはない、防塵防滴仕様( E-M10シリーズを除く )やEVFを採用していて、より本格的な仕様となっています。

E-M10 シリーズ 』は、性能こそ上位機種と差がありませんが、防塵防滴を省かれているエントリー機種という立ち位置です。

E-M5 シリーズ 』は、防塵防滴、バリアングル液晶を備えていて『 OM-D E-M5 Mark2 』からは動画も強いということをアピールしています。先進機能としてハイレゾショットフォーカスブラケット撮影が999枚撮れるなど、使いこなせばすごいカメラになったりします。専門用語はあとで解説しますね。

E-M1 シリーズ 』は現行オリンパスカメラの最上位機種。2017年に『 OM-D
E-M1 MarkII
』が登場しました。シリーズでは唯一、像面位相差AFを採用していて、一眼レフ時代のフォーサーズレンズを使える仕様になっています。

つくも神「PENシリーズは女性や初心者に扱いやすく、OM-Dはより本格的な仕様となっているのよ。価格の差はそこまでないけど、使う人のライフスタイルに合わせて選べるわ」

オリンパス PENシリーズのおすすめ機種は?

ミーさん「かわいくておしゃれなカメラが欲しいの」

PENシリーズの最新機種はエントリークラス用の『 PEN E-PL8 』と性能を重視した『 PEN F 』があります。

いつものPENシリーズを選びたいのであれば『 E-PL8 』がオススメ。見た目と性能をどっちも重視したい場合は『 PEN F 』がオススメです。

どちらのカメラにも強力なボディ内手ぶれ補正を内蔵しているので、レンズを選ばず失敗写真を減らすことができます。

OM-Dシリーズのおすすめ機種は?

キャラクター

初心者のピント「OM-Dシリーズってどんなカメラなの?」

オリンパスの OM-D シリーズ は『 エントリークラス E-M10 』、『ミドルクラス E-M5 』『 フラッグシップ E-M1 』の3種類があります。

分かりやすいですね。

PEN シリーズと違う点は「 EVF( 電子ビューファインダー ) 」が内蔵されている点です。EVFがあればファインダーを覗きながらシャッターを押すことができるので、晴天時や暗い場所でも撮影しやすくなります。

2017年度でオススメできる機種は『 E-M10 MarkII 』と『 E-M5 MarkII 』です。『 E-M1 MarkII 』は素晴らしいカメラですが、価格もスペックも初心者さんにはオススメできません。

E-M10 Mark II おすすめポイントは?

2017年中に後継機の MarkIII が登場すると噂されていますが、私が『 E-M10 MarkII 』をオススメする理由は価格が安い点にあります。

強力な5軸手ブレ補正を内蔵しつつもEVFを備えており、チルト液晶にも対応しているので、いろんな撮影を楽しむことができます。

エントリークラスという位置づけなので、防塵防滴は省かれていますが、とてもバランスの良い機種です。

E-M5 Mark II おすすめポイントは?

予算が許されるなら『 E-M5 MarkII 』もオススメです。防塵防滴や強力な手ぶれ補正、バリアングル液晶、外部マイク入力端子、ハイレゾショット・・・他にもいろいろ。

使いこなせば最強の相棒になってくれるカメラです。

また昨今の動画需要に応えて、オリンパスは動画性能にもこだわってきています。動画といえばパナソニックかソニーとお考えの方も納得できる動画性能になっているので、動画もよく撮影する人にもオススメできます。

その他、首振りができる超優秀な小型ストロボが付属しています。先進機能として、複数画像を合成して高詳細な写真が撮れるハイレゾショットなどがあり、商品撮影や風景写真で役に立ちそうですね。

「1600万画素が限界のマイクロフォーサーズ」と言われていましたが、ハイレゾショットを搭載することでそのデメリットは解消されつつあります。

2017年に登場した『 E-M1 MarkII 』はテクノロジーの進化によって2000万画素を超えることができたし、さらに進化すると手持ちハイレゾショットも可能になるでしょう。そうなってくると被写体に合わせて解像度を買えることができるオリンパスのカメラはとても素晴らしいと思う。

そして、オリンパスの防塵防滴は、あらゆるフィールドで信頼できるもので、アウトドアで本格的に使う人にとっては最高のミラーレスになるでしょうね。

OM-D E-M5 MarkII 』は今でも十分オススメできるミラーレス一眼です。

※E-M5 MarkII を購入するなら PROシリーズ のレンズキットがあるので、そちらをオススメします。

マイクロフォーサーズ規格のメリット

オリンパスのミラーレスカメラは、パナソニックとレンズが共有できるマイクロフォーサーズ規格を採用しています。これは何かって言うと、カメラの内部に組み込まれている撮像素子センサーのことを指します。

一般的なデジタル一眼カメラには、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ、1インチと大きさの違う撮像素子センサーが主流になっています。

こちらの動画で詳しく解説されています。(専門用語だらけだけどね)

ミラーレスカメラの市場で考えると、フルサイズを採用しているのはソニーのα7シリーズだけ。APS-Cサイズは、ソニーα5100、α6300、キヤノン EOS Mシリーズ、フジフイルムXシリーズなどがあります。

マイクロフォーサーズはオリンパスとパナソニック。1インチセンサーはニコン1シリーズが採用しています。

スペゾン「センサーサイズは大きいほど画質がいいんだぜぇ。フルサイズ以外はクソ。いつかはフルサイズとみんな思うもんだぁ。最初からフルサイズ買っとけ」

スペックゾンビの定番ネタ。もう飽きたな〜ソレ。

写真の画質って人それぞれの好みによるものが大きいし、なによりセンサーサイズが大きければ良い写真が撮れるっていう幻想・・・。

今の時代はどれだけ気軽にシェアして写真を楽しむかのほうが重要なんだから、機動性を落としてまでセンサーサイズを重視するなら、マイクロフォーサーズで十分だと筆者は考えています。

マイクロフォーサーズ規格のメリットは、レンズが圧倒的に小型軽量になるところ。私が愛用している『 LUMIX GX7MK2 』はこんな感じで使えてますからね。

g25mm

この小型軽量化による恩恵は大きいです。これはカメラの小型軽量化というよりも、センサーサイズに合わせてレンズは作らないといけないので、センサーサイズが大きくなると、いくらミラーレスでもレンズは大きくなります。

camerasize.comでカメラのサイズを比較できる

海外サイトに面白い比較ツールがあるので紹介します。今回比較対象となったカメラとレンズは以下の3つ。

  • Canon EOS 5DS + EF 24-70mm F2.8L II USM
  • SONY α7II + FE 24-70mm F2.8 GM
  • Olimpus OM-D E-M1 MarkII + M.zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 PRO

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左から Canon EOS 5DS 、 SONY α7II 、 Olympus OM-D E-M1 MarkII です。レンズはどちらもF2.8通しの標準ズームレンズとなります。

まず EOS 5DS と α7II の比較ですが、どちらのカメラもレンズも素晴らしい性能です。そして『 α7II 』はミラーレスカメラなのでボディは小型軽量化されています。しかしレンズを装着してみると EOS 5DS と変わらない大きさになってしまっています。

一方、マイクロフォーサーズ規格の OM-D E-M1 MarkII はボディこそ α7II と変わりませんが、レンズが圧倒的に小さく作られています。性能はどのレンズも素晴らしく、オリンパスのPROレンズは簡易マクロとしても使えます。

こんな風に比較してみると、ミラーレスカメラが一概に小さくて軽いとは言えないということが分かりますね。

カメラサイズ比較ツールサイト:Compact Camera Meter( 海外サイト )

ミラーレスは確かに小さくて軽いけど良くも悪くもレンズ次第

センサーサイズが大きいとレンズも大きくなるということが分かりました。もちろん例外もあって、ミラーレスという構造のおかげで小型軽量化できているレンズもあります。それが広角レンズ群なんですが、ここでは解説を省きます。

フルサイズ、APS-Cのミラーレスカメラは一眼レフと同じ大きさのセンサーサイズ規格なので、レンズも大きくなりがちです。

じゃあミラーレスを選ぶメリットってどこにあるの?という話なんですが、筆者の主観で申し上げると・・・

「 マイクロフォーサーズ規格を選べる点こそが最大のメリット 」

なんじゃないかと思っています。ミラーレスは確かにボディサイズは小さくなりましたが、レンズ設計はセンサーとの兼ね合いがあるので小型軽量化には限界がある。

マイクロフォーサーズは、現在ミラーレスカメラやコンデジにしか採用されていない規格で、フルサイズと比べると暗所性能やボケ量のコントロールなどで劣る点もあります。

しかし写真を撮る、動画を撮るという基本的な性能はテクノロジーの進化によって解決されつつあります。

高倍率ズームとマイクロフォーサーズの組み合わせ

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特にマイクロフォーサーズの魅力を感じるのが「 高倍率ズームレンズとの組み合わせ 」です。子供連れの筆者としてはお出かけの際にはなるべく少ないレンズで出かけたい。

それも1本で広角から望遠まで撮影できるレンズのほうがいい。マイクロフォーサーズのカメラは簡単にそれを実現できる。

オリンパスとパナソニックのカメラは先進的な機能を持ったカメラ。バッグにスポッと入る小さなカメラを一貫して追求しています。

「 ミラーレスが小さくて軽い 」というのは間違いで、「 マイクロフォーサーズや1インチのレンズ交換型カメラが小さくて軽い 」というのが正解です。

マイクロフォーサーズのデメリット

マイクロフォーサーズのミラーレスを選ぶデメリットは、暗い場所でのノイズや、大きな背景ボケを得られないことでしょう・・・。

あくまでもフルサイズやAPS-Cと、同じ性能のレンズで比べた時の話。一般人が使う分にはあまり意味のない比較なんです。

マイクロフォーサーズセンサーが小さいと言っても、高級コンデジの主流である1インチセンサーよりも全然大きいです。RX100シリーズやキヤノンのパワーショットG7Xなんかより、全然暗所に強いし背景もボケます。(センサーサイズだけの比較です)

ボケ量は明るいレンズを使うことでコントロールできるし、望遠レンズで撮影すれば大きなボケも表現できます。

問題は暗所性能と画素数ですが、これはテクノロジーの進化によって解決されていくでしょう。手持ちハイレゾが採用されるようになってからが楽しみですね。

筆者の主観としては、センサーサイズの大きさでマイクロフォーサーズを選ばない理由にはならない。みんなスペックゾンビの戯れ言に付き合う必要ないんですよ。

マイクロフォーサーズこそベストミラーレスだ

マイクロフォーサーズはデジタル一眼レフとの差別化に一役買ってると思います。光学ファインダー、位相差AFを搭載したレンズ交換型カメラの最新機種にマイクロフォーサーズはないですからね。

そのマイクロフォーサーズで人気が高いのがオリンパスのカメラ。

PENシリーズのおすすめは最新機種の『 E-PL8 』ですが、型落ちモデル『 E-PL7 』も価格が落ち着いて手頃なのでおすすめです。基本性能はそれほど変わりません。

OM-Dシリーズは前機種がオススメ。

防塵防滴が必要なければ『 E-M10 Mark II 』でいいし、タフな場面でも軽快にカメラを扱いたいなら『 E-M5 Mark II 』を選べば間違いないでしょう。

もちろん予算に余裕があれば史上最高のフラッグシップ機『 OM-D E-M1 MarkII 』を選ぶといいでしょう。

おすすめの神レンズ( マイクロフォーサーズ )

オリンパスのミラーレスカメラはレンズの種類が豊富です。パナソニックと共有できる点も素晴らしい。

以下で紹介しているレンズは筆者の主観ですが、子連れファミリー層にはとてもオススメのレンズたちです。

LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.

パナソニックのレンズですが、オリンパスのミラーレスはレンズを共有できます。パンケーキレンズと言われる小型軽量のレンズですが、換算40mmの標準レンズ。F値が1.7と明るいので背景ボケも大きく、ふんわりした写真が撮れます。

PENシリーズやE-M10シリーズと組み合わせれば、小さなカバンにスポッと入るほどコンパクトになります。マイクロフォーサーズの利点ですね。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

人物の写真、商品撮影にも使えるレンズ。換算90mmの焦点距離は中望遠レンズとされ、人物を撮影する時にとても美しい写真が撮れます。動物のパートナーを撮影するにも向いてます。

このレンズの背景トロトロに慣れてしまうと・・・もうコンデジやiPhoneには戻れないと思うほど美しい写真が撮れます。

高倍率ズームレンズ

先ほども紹介した高倍率ズームレンズ。オリンパスの『 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6II」やパナソニック製の『 LUMIX G 14-140mm F3.5-F5.6 』があります。

マイクロフォーサーズのミラーレスを使うなら、どちらかの高倍率ズームレンズは手に入れておくと便利です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

換算600mmの超望遠システムを手持ちで実現できるレンズ。パナソニックにも同等のレンズがあります。F値が暗いので室内では使いにくいですが、外での撮影には普段と違う写真が撮れて楽しいでしょう。

私の場合はサーフィン撮影で使いたいレンズです。

この望遠システムの小型軽量化を知ってしまったら・・・もう二度と大型センサーのカメラに魅力を感じなくなるかもしれません。

いつかはマイクロフォーサーズ

camera

オリンパスのミラーレスカメラは、ニコンやキヤノンのデジタル一眼レフと比べてコスパが悪いです。たしかにレンズもボディもセンサーサイズが小さい割に・・・って思うこともあります。

でもそんな感覚は時代遅れかも。いまは小さいほどに高価であると考えてもいいぐらい。

だって大きいものにはいろいろ詰め込めるんだから、小さく作ることのほうが難しいでしょ。

オリンパスのミラーレスは素晴らしい。もしあなたがセンサーサイズで悩んでいるなら、一刻も早く「んなこたどうでもいい」ことに気づいてくださいね。


スペゾン「・・・(いつかはマイクロフォーサーズかも)」

いつかはマイクロフォーサーズ・・・と本音では思っている。そういうスペックゾンビも多いはずですよ(笑)

カメラは使う人によって必要な機能が違います。フルサイズが必要な人はフルサイズを買えばいいし、マイクロフォーサーズが好きな人は自信を持ってマイクロフォーサーズを使えばいい。カメラは主観で選ぶもの。自信を持って自分が選ぶカメラを見つけたらいいと思いますよ。