お年玉の相場って?

ヒガ

お年玉は日本の年功序列という不公平と理不尽を学ぶものです」

…私は3人兄弟の末っ子です。小さい頃は何をもってしても長男と長女にはかないません。それはお年玉という正月のイベントですらそうでした。

なぜ早く生まれたというだけで…という執念をもやした私はクリエイティビティを発揮してある行動に移します…

全力で、親戚周りや新年の挨拶に顔を出す。

その時だけは親だけでなく、祖父母の挨拶回りにも出かけてました。すべての正月番組、イベントを捨て、私は兄弟を出し抜くために頑張りました。

その結果…長男、長女のお年玉を余裕で超えることができたんです(笑)

小学生の子供達よ、君たちは大人以上の頭脳をもちながら、外見は可愛らしい(まだギリギリ)という武器を持っている。

お年玉を沢山もらいたいなら、親やおじいちゃん、おばあちゃんに付いて新年の挨拶回りに行くのだ。

それは君の成果物だ。

そして…後先考えずに日本の経済活性化のためにゲームを買え(笑)

お年玉の意味と歴史

正月

お年玉ってなに?

とお子さんに聞かれた時に、100%の自信を持ってお年玉の説明をしてあげることができますか?
コイツ知らないんだ…」

って思われたらダメージでかいですよね。でも大丈夫、今回の記事を見ていただければ自信を持ってドヤ顔で言えます。

現代では、「お年玉」=「現金」(お正月に渡すお小遣い)と思われていますが、本来の「お年玉」の意味は全く違います。普通は誕生日に年を一つ重ねますが、昔は新年を迎える元旦に一斉に年を一つ重ねました。

誕生日がはっきりしていたのは身分の高い一部の人だけで、ほとんどの人は誕生日を知りませんでした。(戦前の沖縄もそうですね。だから戦後に好きな誕生日に切り替えるという人も大勢いました。)

誕生日が分からない?じゃあ何歳か分からないじゃないか。

だから新しい年を迎える元旦に、一つ年を取る方法を選んでいたんです。

お年玉の由来は?

最初のお年玉はお正月に食べる「雑煮」に入っている「お餅」でした。

「おもちがお年玉なら…ガッカリ度ハンパないんですけど。」

今の時代はそうですね。もしお年玉のつもりでお餅をあげたら、子供から批判の嵐が起こるでしょう。でも昔の子供達にとって「お餅」は現代の iPad よりも嬉しくて貴重なものでした。

それにお餅は年神様をお迎えする大切なお供え物。年神様は毎年変わるので、新しい年神様を迎えるために用意したお餅には「御霊 みたま」が宿るそうです。

神様にお供えしたお餅には御霊が宿るとされ、それを食べると神様の力を分けてもらうこととなり、1年間の無病息災を願ったそうです。

「とし」がみさまのみ「たま」が略されて、「としだま」

それに神様からの「お下がり物」という意味で「御年玉」→「お年玉」となりました。

ヒガ

これが本当のお年玉だよってお餅をあげたいよね」

お年玉相場

お年玉

というわけでお年玉には、家族の健康と成長を願って「お餅」を食べることが始まりだったんですね。

現代の お年玉=お金 はどっからそうなったんだ?…

お年玉自体は平安時代から続く歴史あるものですが、お金を渡すようになったのは江戸時代からとも言われていますね。

江戸時代に商家で正月休みに帰省する使用人に、お餅では持って帰りにくいだろうと、お金を持たせた事がお年玉=現金の始まりとされています。

ヒガ

私の親戚には欧米人の旦那さんがいるんだけど、正月になんで子どもに現金をあげるんだ?意味が分からない!って言って毎年説明するのに苦労しているらしい」

欧米は正月も大きなイベントじゃないですし、新年早々意味もわからずお金をむしりとられたら、そりゃ意味不明ってなりますよね。

沖縄の場合は小学生までは1,000円、中学生、高校生は3,000円〜5,000円。大学生は5,000円〜10,000円が相場でしょう。

1歳〜小学生低学年まで 小学生4年〜6年まで 中学生〜高校生 大学生
1,000円 3,000円 3,000円〜5,000円 5,000円〜10,000円

全国平均はよく分かりませんが、だいたい小学生は3,000円、中学生は5,000円、高校生は5,000円〜10,000円、大学生は10,000円が平均だそうですね。

赤ちゃんへのお年玉は?

baby

赤ちゃんや小学校前の小さな子供のお年玉が一番悩みますよね。

お年玉はもともと「お餅」ですから。という強い意志を持ってもお餅をあげるわけにはいきませんから、1,000円ぐらいを渡しておけば大丈夫だと思います。

たまに絵本や子供のお洋服をもらうことがありますが、個人的に小さい子供のうちはそっちのほうが嬉しいですね。各家庭で教育方針が違いますので、お金を渡しづらいときはそれもアリです。

図書券なんかも人気。今の時代ならアマゾンのギフト券も人気です。

子ども同士のお返し金額は?

kids

子供同士のお返しは親同士で話し合うのが一番いいです。金額を統一しておくことは平和解決の唯一の手段。

ミー

「私は5,000円渡したのに、3,000円しか入っていなかった…」

なんて思う方は少ないと思うけど、こういう部分はかなり大事です。大事ですよ

それほど親しくない場合は相場と同じかそれよりも安い金額でいいでしょう。小学生で1,000円、中学生から3,000円でいいと思います。基本は同額の金額です。

ただ、子供同士の付き合いもありますし、子供は意外に「格差」に敏感です。

小さい頃、あの家はお金持ちでいいなぁとか話したりしませんでしたか?

子供達にも付き合いがあるので、親の見栄やプライドでお年玉をあげるのではなく、お互いに無理のない金額を渡しあうのが理想的です。

目上の方のお子さんに、お年玉はNG

お年玉

会社の上司や取引先の会社社長のお子さん、恩師のお孫さんなど、目上の方のお子さんにお年玉をあげるのはNGです。

日頃お世話になっているから…感謝の気持ちでお年玉を…と考えてしまいますよね。

ツキさん

「お年玉は目上のものから目下のものに配るものよ」

もともと、お年玉は家長が家族に神様にお供えしていたお餅を分け与えた物です。目上の者が下の者に渡すのがお年玉ですから、もしも会社の上司のお子さんにお年玉をあげちゃったら…それは大変失礼なことなのです。

でも、お年始の挨拶で伺ったときに、期待している子供達に何もあげないのは、可哀相ですし自分の精神衛生上も悪いので、この場合は「お年賀」と表書きに書いて渡せば良いです。

お年玉ではなく、お年賀ということであれば大丈夫。

とは言っても中身は変わらないので、こういう話を外国人の旦那さんにすると「クレイジー、意味わからん!」ってまた言われるでしょうねw

新札を用意する

お金

お年玉はお祝い事ですので、出来るだけ新札と新しい硬貨を用意してあげて下さい。

私は全然気にしませんが、妻は毎年しっかり新札と交換してきます。沖縄の銀行では新札交換専用のATMが登場したりしますね。

まとめ

ヒガ

お年玉というライフイベントですら、すでに弱肉強食の世界は始まっている。ステイハングリー、ステイフーリッシュであれ。ってジョブズさんも言ってたっしょ。あれお年玉の話だよ」

子供にとっては嬉しいイベント。大人にとってはちょっぴり苦痛のイベント…それがお年玉。子供達が喜ぶ姿を見るのはうれしいけど…個人的にはお金を渡すよりも、例えばお餅をついて、近所に配ってお年玉をもらうような「お金を稼ぐ」ことを教えたいなーと毎年思いますね。

お金はもらうもんじゃなく稼ぐもんだ…という強い意識は商売人特有のものかもしれません。