一眼レフカメラを使う人たちから愛され続けているカメラ、レンズメーカーのペンタックスですが、中でもスターレンズとリミテッドレンズのシリーズは大きな人気を誇ります。どちらも美しくて質の高い写真を撮ることができるレンズですが、2つの間には大きな違いがあります。その差を知っていると、自分の撮りたい写真を実現するのに役立つかもしれません。

ペンタックスのレンズ群

スターレンズは、とにかく性能を重視したシリーズです。つまり、カタログ上での高い数値にこだわって、優秀で質の高い写真を撮れることを目的としています。いわばレンズの優等生という感じでしょうか。そのため、このシリーズのレンズを使って撮影すると、忠実で間違いのない質の高い写真を撮れます。均整の取れた建物やきりっとした雰囲気で人物を撮りたい時などは、イメージ通りに写真ができあがるので、とても信頼度が高いレンズだと言えるでしょう。性能重視のシリーズで、高い技術が用いられていることを感じさせますね。

一方、リミテッドレンズは、スターレンズの優等生という印象とは異なり、癖のあるユニークなやつ、という感じですね。カタログ性能の数値にこだわるのではなく、実際の写り具合はどうかということを第一に考えて作られています。商品開発をする時も、実際に撮影をしながらそのできあがりを元に改良を加えて完成させるという方法で作っているようで、頑固な職人魂を感じさせますね。その印象は、写真のできあがりにも表れているような気がします。味のある表現ができますし、ボケの感じも他のレンズにはない独特の雰囲気があります。

DAとは?

ペンタックスレンズの記号で、DAという表示があります。これはAPS-Cデジタル専用という意味で、フルサイズや中判の一眼レフカメラには使えないので注意が必要です。

smc PENTAX-DA 50mm F1.8 はペンタックスの撒き餌

ちょっといつもと印象の違う写真が欲しくなったら、このレンズを使うと間違いがないですね。とても明るいレンズですし、表現力に優れています。数値に表れない良さがあって、頭で考えて撮影するよりも、いろいろアングルや露出、光の当て方などを変えて試しながら写していくのが楽しいかと思います。値段も手頃でいろいろなシーンに使えるので持っていて損がありません。

まとめ

このように、ペンタックスは実にユニークで楽しいことをしてくれるなというのが分かる、2つのレンズシリーズです。同じ被写体を同じシーンで、両方のレンズで試してみるというのも面白いですね。その上で、被写体と自分の撮影イメージに合ったものを選択するのもいいでしょう。