フォトショップ初心者でも使いこなせるようになるのか?いままでブログのアイキャッチ画像や、動画コンテンツを作るときに Photoshop を使ってきましたが、ぶっちゃけ素人なので細かい使い方は全然分かりません。
今回は ShawAcademy さんから Photoshopコース をご提供いただいたのでレビューを書いていきます。
Photoshop初心者が何を学ぶべきか?
わたしが Photoshop を学ぶ理由はブログで使う写真のクオリティを高めたいからです。作品を作ったり、お仕事で使ったりするわけではないので、それほど必要価値は感じていません。
今までは Apple の Aperture を使っていましたが、最近は Lightroom で写真の管理を行っています。2016年10月からは iPhone で写真を撮ることも多く、正直言って Adobeソフト の必要性をそんなに感じていません・・・。
というのはウソです。ほんとはもっと写真を追い込みたいし、もっともっと自由に写真をコントロールしたいと思っています。お写真のお仕事は今までずっと断ってきましたが、Photoshopが使えるようになれば、もしかしたらお仕事も引き受ける勇気が出るかもしれない(笑)
ヒガ「でもPhotoshopは難しそうなんだよね。LightroomやAppleの写真アプリは直感的だし、ほぼ自動でできちゃうから」
つくも神「そうね Photoshop は正直言って、お仕事で使う意欲がないと身につかないと思うわ。でもブロガーには絶対必要な能力よ」
ヒガ「えっなぜですか?」
つくも神「ブロガーはフリー素材を多用するから、どうしてもかぶってしまうことが多いの。一手間を加えるだけでも差別化につながるのに、気軽にフリー素材を使ってしまう人がほとんど。冴えないあんたに Photoshop 加工テクニック があれば大きな差別化になるわよ」
ヒガ「なるほど。冴えないぼくには貴重な武器になるかもしれませんね。でも面倒くさそうだし、勝手に加工とかして大丈夫なの?」
つくも神「もちろん加工する素材は自分で撮影したものかつ著作物を写していないものがベストよ。ただクリエイティブ・コモンズ・ゼロの素材なら、Photoshopで加工して商業利用しても基本的には大丈夫よ」
クリエイティブ・コモンズ・ゼロの素材サイト:Unsplash | High-Resolution Photos
ShawAcademy の Photoshop講座
ヒガ「Photoshop講座はどのように進んでいくのかな?言っとくけど何一つ言葉は分からないでっせ!」
ShawAcademy の Photoshop講座 は以下のカリキュラムで進んでいきます。
- レッスン1 – ADOBE BRIDGE を使ったファイル管理
- レッスン2 – PHOTOSHOP とは-基礎機能の紹介
- レッスン3 – レイヤーを使った編集作業
- レッスン4 – RAW現像‐写真をよりよいものに
ヒガ「・・・なかなかハードル高そう・・・」
いきなり専門用語が並ぶのでちょっと身構えてしまいますが、内容はとても丁寧に解説されています。
今回はご提供を受けていますが、正直に意見を言わせてもらうと AdobeBridge の使い方がちょっと初心者にはむずかしかった。すでに Apple 写真アプリ を使っていたり Lightroom を使っているユーザーからすると写真管理がちょっと手間に感じてしまうかもしれません。
でも本当は講座の中で教えてくれるフローで写真を管理したほうがいいんでしょうね〜。うーん悩ましい。
レッスン2からは本格的にPhotoshopを触るところから教えてもらえます。「基本のき」すら知らなかった私にとって、めっちゃ勉強になります。なぞのアイコンが多かったPhotoshopもこうしてビデオ講座で教えてもらえればすぐに理解できていいですね。
レッスン3はレイヤーの使い方や写真の補正方法など、基本的なことを教えてもらえます。ブロガー的にはこのレッスン3がとても勉強になりました。レッスン3を受けるだけでもお金を払っていいレベル。さっそくブログやアイキャッチ画像で応用しています。
レッスン4は写真を追い込みたい人にオススメ。「星空写真の合成方法」なんてピンポイントな分野ですが、写真を楽しむ人間ならだれでも一度は憧れる写真ですよね。そのワークフローを実際にビデオで見ながら実践できるってのはありがたい。
この写真がこうなる。
そしてこうなる。
ヒガ「す・・・すげぇ。まぢかコレ。こうやって合成写真作っていくんだ・・・ニヤリ」
何度か見ながら実際に作業してみないと分からない手順もありますが、ビデオレッスンで実際にワークフローを見ながら学べるのは貴重です。これは本や参考書では分からない。
受講前と受講後の変化
実はPhotoshop講座を受講したのは8月頃だったと思います。そのころ私が運営しているオンラインコミュニティの見栄えをよくしたいと思っていて、どうしようか悩んでいる時期でした。
オンラインコミュニティではメンバーさんに日報を書いてもらっているけど、そのスレッドがこちら。
ヒガ「記事のアイキャッチ画像が反映されてるだけのスレッド(笑)」
貧相(笑)仮にもフォトブロガーズという名前のコミュニティなのに写真要素ゼロでした。Photoshop講座を受講してからはこうなりました。
つくも神「大したテクニックは使ってないけど、今までとはぜんぜん違うわね」
たった一手間を加えただけなんですが、アイキャッチ画像の意図や目的が一瞬で伝わるようになりました。
まだ全然使いこなせていませんが、ブロガーが使うコンテンツとしては画像とテキストを組み合わせて伝えやすくなったと思います。
ヒガ「大したことはやってないですけどね!!そこがポイント(笑)ちょっとだけでも加工できるようになると表現の幅が広がるんです」
本来は写真の補正や加工に使えるテクニック
わたしの場合はブログのアイキャッチ画像や動画コンテンツ、フェイスブックコミュニティページの画像のためにフォトショップを使っていますが、Photoshop本来の使い方は写真素材に補正、加工を加えるものです。講座の中ではしっかり写真の補正、加工方法をとても丁寧に解説されているのでご安心ください。
こちらのスクリーンショットはレッスン3の中で解説されている「レイヤー」と「属性」の使い方を説明しているところで、写真の明るさやコントラストをフォトショップで変更する方法を教えてくれてます。
ヒガ「そうやって補正していくんですね。Lightroomや写真アプリでしか使ったことなかったので、フォトショップの万能さがよく分かります。すげーなフォトショ」
フォトショップ講座はライブレッスンではなくてビデオ配信
以前にご紹介したフォトグラフィー基礎講座は、ライブレッスンとオンデマンドの2つを視聴することができましたが、フォトショップ講座ではオンデマンド(ビデオ配信)で学ぶことができます。
まとめ
今回は ShawAcademy の Photoshopコース を受講しました。
講座を受講したあとも Photoshop はまだまだ使いこなせていませんが、ブログや写真も同じですよね。知識を取り入れただけでは意味がなくて、実践してみてやっと覚えることができるもの。
難しい、敷居が高いって思ってしまう Photoshop ですが、使いこなせるようになればいろんなお仕事で役に立つし、ブログの場合はコンテンツの質にダイレクトに響きますから、学んでおいて損はないでしょう。
今までフォトショップ関連の参考書を読んでも全く身につかなかったことを考えると、これだけ学べて 1,950円 という価格設定はちょっと意味不明です。安い。
追記:フォトショップ講座に申し込むと無料でフォトグラフィー基礎講座を受講できるそうです。