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元靴屋が教える 子供用レインブーツ 長靴 の選び方は?防水スプレーってなに?

はいさい。沖縄フォトブロガーのヒガシーサーです。子供用のレインブーツって持ってますか?沖縄の冬は結構雨が降りやすいので我が家もレインブーツを…持ってません!

つくも神「子供のレインブーツは安物を選んではダメよ」

実は大学生時代にニューステップという靴屋さんで4年間バイトしてました。レインブーツも取り扱ってたんだけど全然売れなかったんですよね。だからまぁ商品知識も全然ないわけなんですが、子供靴を担当していたので子供の足に関しては少しだけ知識があります。

レインブーツとは言っても、お子さんの足に装着するものなのでちゃんと選んだ方がいいです。というわけで今日はレインブーツ(長靴)についてまとめます。

子供のレインブーツ・長靴を正しく選ぶ方法

子供靴はサイズ合わせが全てです。私が靴屋さんで働いてたときに学んだのは、子供靴はサイズ選びが一番大切ってこと。たとえデザインが可愛いからといって、サイズ選びを間違えるとお子さんの足に負担がかかる。ちゃんとそれは親御さんにも説明するようにしてました。

靴にはいろんなサイズがあって、簡単に言うと足の長さ、足幅の広さ、足の甲の高さの3つがあります。日本人は足幅が広く、足の甲の高さもあります。そのため輸入製品の靴だと足を痛めてしまうこともあります。

歩き始め〜5歳ぐらいまでのお子さんは、サイズ選びの他に靴底の硬さ、角度、通気性などいろんな点を考慮する必要があります。

レインブーツのデメリット

梅雨、雨、雨具、傘、雨靴

レインブーツや長靴の素材はビニール製品が多いですよね。防水性を第一にしているからだと思いますが、はっきり言って長時間吐き続けるのは苦痛以外ありません。

かといってダナーや登山靴のようにゴアテックスを素材として利用しても価格が高くなります。(専門用語は無視していいです。)

ミーさん「一度レインブーツを気に入っちゃうと、他の靴には絶対履き替えないのが子供なのよね。だから結局長時間のお出かけの後、足が痛いと言うこともあるわ」

そうなんですよ。特に1歳〜4歳の子供は自分が気に入った靴しか履きません。それに足が痛くなるという考えもないので、長時間レインブーツを履きっぱなしになっちゃうもの。

親としては結構心配なもんです。

子供のレインブーツを選ぶ3つのポイント

以上のような選び方を基本としてポイントをまとめると…

  • 軽いもの
  • 歩きやすいもの
  • コスパがいいもの

の3点がポイントです。軽いものってのはデメリットの場合もあるんですが、お子さんの歩きやすさと繋がるので重要な要素です。コスパも大事です。1歳〜4歳までのお子さんの場合はだいたい1シーズンでサイズが合わなくなりますから、そりゃ3,000円以上の靴なんて買ってられないですよね。

それで靴屋スタッフ目線で子供のレインブーツを選ぶとコレがオススメです。

クロックス ハンドルイット レインブーツ キッズ です。

軽さはそこまで劇的に軽いわけではないですが、つま先部分に角度があるので歩きやすくなってます。ほとんどのレインブーツはビタッと地面にくっついているので歩きにくいんですよね。

その点クロックスのレインブーツは歩きやすく作られています。デザインの好みが分かれるので…我が家的にはNGなんだけど、子供用のレインブーツとして考えたらコスパに優れていると思います。幅も広めですしね。

普通の靴をレインブーツに変える方法

ミーさん「でもレインブーツってあんまり使う機会ないのよね」

そうなんです。小さいお子さんのレインブーツを買ったはいいけど、一度も使わずにサイズが合わなくなっていたってこともあります。

そこでオススメしたいのが普通のシューズを、防水仕様に変える方法です。

ミーさん「えっ意味不明だけどちゃんと説明して!」

梅雨シーズンやレインシーズンになると靴屋ではあるものを大量に仕入れます。それはコレです。

アメダス。梅雨シーズンになるとノルマが課せられる魔法の防水スプレーです。この防水スプレーは特殊な成分を靴に吹きかけることで水を撥水させつつ、空気は通すので、中のムレは外に逃がせるという代物。

実は靴だけじゃなく、撥水効果が落ちた傘とか、カバンとかにも使えます。私の得意だった売り文句は

ヒガシーサーお子さんのランドセルにも使えますよ。玄関の前でお子さんにジャンプしてもらうだけで水が落ちるので家の中は濡れないんですよね〜」

ミーさん「えっ靴だけじゃないんですか?」

ヒガシーサー布、皮、合皮だったらなんでも使えますよ。お客様が今持ってるカバンにも使えますよ。

ミーさん「買います!

という感じ(笑)あぁ懐かしい。あっ今日は雨降ってる…汚れるのやだなって時にサーっと靴に塗るだけであらふしぎ。防水シューズに早変わりのスプレーなんです。

私も未だに使ってます。

レインブーツが痛いなら防水スプレーをかける

お子さんの足に合わないレインブーツを無理に履かせるぐらいだったら、いつも履いているシューズを防水シューズに変えちゃうってのもアリです。

我が家では息子が愛用している NIKE DINAMO に使用しています。

このダイナモすごいんですよ。私が靴屋で働いてたころは ナイキ、アディダス の子供シューズはお勧めしませんでした。靴底は硬いし幅も狭いので。でもこのダイナモはすごい。IFMEを超えました。この熱意は全く妻には伝わらなかったけど、履きやすさ歩きやすさはダントツですね。

まさにダイナモのごとし、お子さんの足も疲れにくいデザインになってます。

……話が逸れましたが、履き心地の良い靴に防水スプレーをかけて簡易的な防水シューズにするってのもお子さんの足のためにはいいと思います。

気を付けたいこと

子供靴はどれもかわいいですよね。ほんとに。でも絶対に気をつけて欲しいのが「見た目」で選ばないようにすることです。

お子さんの足はとても柔らかく、まだうまく体重を支えることができません。足の指や足の甲の骨や関節は特に変形しやすい部分です。本当は裸足が一番良いとも言われてますが、なるべくは足の指がパーできる幅広なものを選んであげてください。

子供用の靴、レインブーツはサイズ選びは絶対に間違えないこと。足に合わないならデザインが良くても買わないことを選択してあげてくださいね。

  • この記事を書いた人

比嘉研仁(ヒガシーサー)

沖縄在住2児の父。長男が産まれる前に脱サラして夫婦で子育てセミリタイアを実践。趣味のカメラとブログを通じて、家族の思い出を「良い写真」と「テーマを絞ったフォトブック」にすることで一生の宝になることを実感しています。電子書籍「いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術」は一眼カメラじゃなくても家族の思い出を美しく残せる教科書としてAmazonジャンルベストセラーにも輝きました。ブログでは、スマートフォンやカメラを使って家族の思い出を、テクニックやアイデアを交えながらフォトブックや写真に残す方法を紹介しています。