ストックフォトではどれくらいの画素数の写真を販売できるのでしょうか。求められている最低画素数と、よく売れるサイズについて紹介します。
必要な画素数はどのくらい?
ストックフォトでは受け付ける画像の最低画素数が決められています。PIXTAでは画像の長辺と短辺の合計が1301ピクセル以上と定められています。標準的な写真の縦横比で約40万画素です。PIXTAではいくら高画素数であっても、携帯電話やスマートフォンで撮影した写真は受け付けていません。
フォトリアやシャッターストックの最低画素数は400万画素です。アイストックの最低画素数は、200万画素となっています。
いろいろなストックフォトに自分の写真を登録するには、最低でも400万画素の写真が撮れるカメラが必要です。画素数が増えればそれだけ大きなサイズで写真を売ることができるので、ある程度高画素数のカメラの使用をおすすめします。
必要なサイズはどのくらい?
PIXTAでの販売に必要な最低サイズは、長辺と短辺の合計が1301ピクセル以上です。標準的な縦横比でだいたい、780×520ピクセル以上の写真です。
フォトリアとシャッターストックでは、2400×1600ピクセル以上のサイズが必要です。アイストックは1600×1200ピクセル以上となっています。
どのストックフォトサイトも、 “解像度アップ”や“アップサンプル”などの新しいピクセルを追加する処理を施してサイズを大きくすることは許されていません。オリジナルの解像度のままアップロードしましょう。
また、多くのストックフォトでは一枚の写真のデータ量が30MB以下と定められています。ほとんどのカメラでは30MBを超えることはまずないはずなので、この点はあまり気にする必要がないでしょう。
最も売れるサイズは?
ストックフォトによって、写真のサイズ分けには違いがあります。たとえば、PIXTAはS〜XLサイズまでの4種類、アイストックはS〜3XLサイズまでの6種類に分けられて販売されます。
多くのストックフォトサイトでよく売れるサイズは、Webサイトに使用するような小さなサイズです。
ただ、定額サービスを利用している購入者は最大サイズでダウンロードすることが多くなります。定額サービスではどのサイズの写真でも、一定の枚数までダウンロードできるからです。
大きなサイズでダウンロードした画像の一部を切り取って拡大するといった使い方をする購入者もいます。
まとめ
ストックフォトで求められている最低画素数はそれほど高くないので、ほとんどのカメラはこの条件を満たしていることでしょう。
それでも、大きなサイズで登録すれば高額で売れる可能性が高くなります。できるだけ高画素数のカメラで撮影して、高単価での販売チャンスを逃さないようにしましょう。