SWCレンズってなに?
こんにちは編集部です。一眼レフ界のキング「キヤノン」は高い技術と開発力があり、自社開発センサーを搭載している押しも押されぬデジカメ界を代表するメーカーです。
一眼カメラはレンズが大事と言われていますが、キヤノンのレンズ群にはコスパに優れた初心者用のレンズから、何十年にも渡って愛される銘玉レンズ。Lレンズや赤ハチマキ、大三元レンズなどカメラ愛好家からニックネームで親しまれる高額なレンズも揃えています。
SWCの詳細
その中でも、特に魅力的と思えるレンズがSWCレンズです。男のミラーレス部では「スペックを語るのはNG」としていますが、SWCは素晴らしい技術なので語らずにはいられない。
キヤノンの「SWC」は、目に見える光の波長よりもずーっと小さいナノサイズの構造物をくさび状にして、レンズ表面にコーティングする特殊な技術です。それによって従来のコーティングでは防げなかった、入射角の大きな光を制御できるのが特徴。
つまりフレアやゴーストを抑制できるってことですね。
製品名に表記はされませんが、代表的なレンズとしては「EF24mm F1.4 II USM」などがあります。
たっか…そうです。SWCレンズはすんげー高いの。
初心者におすすめのキヤノンレンズは?
キヤノン一眼レフのレンズは上を見ればキリがありません。Lレンズ、大三元レンズ…一つも初心者には優しくない価格帯です。
しかしキヤノンさんは初心者のこともしっかり考えてくれてるので、安価で高パフォーマンスの良いレンズも沢山あります。最近レンズリニューアルが進んでいるSTM(ステッピングモーター)を搭載したレンズは動画を撮ることも考えて作られたレンズなのでユーチューバーにも人気です。
また、パンケーキレンズと呼ばれるレンズは薄くて軽いのが最大のメリット。
一眼レフカメラはどうしても、重く携帯性に劣るというのが難点ですが、それを解決してくれる使いやすいレンズ。エントリー機種のEOS Kissシリーズにぴったりです。
EF50mm F1.8 STMほどボケませんが写りは隅々までシャープ。とても1万円代で購入できるとは思えないレンズです。
EOS Mシリーズは11-22mmが神レンズ
キヤノンのミラーレス一眼 EOS Mシリーズ を購入予定の方は、ぜひ超広角ズームレンズも手に入れてください。
EOS Mシリーズは専用レンズが4本しかありません。しかし、この EF-M 11-22mm f4-5.6 IS STM は間違いなく神レンズ。街並みや風景。スナップにおすすめしたいレンズですね。
EOS Mシリーズは、マウントアダプターを装着することでキヤノンの豊富な一眼レフ専用レンズを使うこともできます。使い方次第では他社ミラーレス一眼のレンズ数を圧倒することができます。
SWCとナノクリスタルコートはどっちがすごいの?
基本的な思想は同じだと思います。どっちが優れているみたいな話をすると口コミサイトみたいになってしまうし、それを語れる知識も経験もありません。
SWCもナノクリスタルコートもレンズに入り込む余計なフレアやゴーストを抑制したい!という点は同じです。ニコンのナノクリレンズは6万円前後で買えるものもあるので、コスパはいいかもしれませんね。