いろいろ言われながらも、ちゃんと市民権を獲得した「安くて明るい単焦点レンズ(通称シンデレラレンズ)」のリストを再編集しました。
※シンデレラレンズとはフォトアドバイス佐藤幸太郎さんが考案された造語です。
シンデレラレンズと呼ばれる安くて明るい単焦点レンズ群は昔から写真愛好家の中で愛されてきました。時代に合わせて「撒き餌」や「標準」と呼ばれてきた馴染み深いレンズのこと。そしてそれらは一眼カメラ初心者さんに最適な交換レンズとしてオススメされることが多いです。
この記事では単焦点レンズだけではなく、おすすめのズームレンズも紹介します。まだキットレンズでしか撮影したことがない方は、今回紹介するレンズリストの中から、使用しているメーカーさんのレンズを購入してみてくださいね。
一眼レフの単焦点レンズリスト(シンデレラレンズ)
一眼レフ用のオススメ単焦点レンズリスト(シンデレラレンズ)です。
キヤノン |
Canon EF-S24mm F2.8 STM |
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ニコン |
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8 |
リコーペンタックス |
smc PENTAX-DA 50mm F1.8 |
ソニー |
SONY DT35mm F1.8 SAM |
1万円〜3万円ぐらいで購入できて、すごく写りが良いレンズです。シンデレラレンズで撮影すると、背景が大きくボケて一眼レフっぽい写真が簡単に撮れます。
一眼レフ用のおすすめズームレンズ
おすすめのズームレンズはシグマとタムロンから出ています。
SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM | Amazon|楽天 |
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TAMRON 16-300mm F3.5-6.3 DiLL VC PZD MACRO | Amazon|楽天 |
この2つのレンズは神レンズです。シグマの 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM は、被写体に寄れない、オートフォーカスが遅いっていう欠点がありますが、F2.8通しのズームレンズを3万円前後で購入できるってコスパ良すぎです。
タムロンの16-300mmは世界最高倍率の一眼レフ用ズームレンズです。ニコンから18-300mmも登場していますが、広角側で2mmの違いは大きいです。コレ一本持っていれば大抵の被写体は写せることになるので、とっても便利な高倍率ズームレンズです。
ミラーレス一眼のオススメ単焦点レンズ
ミラーレス一眼用のシンデレラレンズです。ミラーレス一眼は一眼レフよりも、レンズのラインナップが少なく、価格も高くなります。
キヤノン | 該当なし。マウントアダプターを使って一眼レフ用のシンデレラレンズを使うことをおすすめ |
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NIKKOR 18.5mm f/1.8 | Amazon|楽天 |
SONY E 35mm F1.8 OSS | Amazon|楽天 |
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 | Amazon|楽天 |
LUMIX G 25mm f/1.7 ASPH | Amazon|楽天 |
フジノンレンズ XF35mm F1.4 R | Amazon|楽天|レビュー記事 |
単焦点レンズを使うメリットは?
動画で解説してみました。
https://youtu.be/M1k5_yVsaC0
…とても古い動画で恥ずかしいですが「いいね」してくれたら嬉しいです。それにしても喋りも遅いし、ニヤけてるな。今度撮り直そうw
さて、単焦点レンズはズームができないレンズ。そのため使い勝手の良さではズームレンズに負けちゃいます。でも単焦点レンズを使えば、光、構図、撮り方が分からない初心者でも、そこそこ作品ぽい写真が撮れちゃうのが単焦点レンズのメリットです。
また単焦点レンズを使うことで、被写体との距離感を掴むことができます。絞り値や35mm判換算などの専門用語を理解しなければいけないので、カメラやレンズの知識も身につきます。
キットレンズで7年間撮影していても、専門用語は一切分かりませんでしたが、単焦点レンズを使うことでやっと理解することができました(笑)
大きくボケた写真で一眼っぽい
写真の「ボケ」とは世界共通の言葉です。そのボケ味を大きくしたり小さくしたりコントロールすることで写真の印象は大きく変わります。ただ撮ってみただけの写真も背景ボケが大きいと、いかにも良いカメラで撮りましたって感じの作品になっちゃいますね。
背景ボケを大きくするためには絞り値を小さくするか、望遠距離を伸ばす必要があります。簡単なのは絞り値をカメラ側の設定で小さくすること。F1.4〜F2.8の範囲なら一眼レフっぽいボケを味わうことができます。下の写真は Canon EOS 70D に EF40mm f2.8 STM を使って F2.8 開放で撮影したもの。
こちらの写真は Nikon D40 に Micro Nikkor 105mm F4 で撮影したもの。
背景ボケはF値と望遠距離でコントロールすることができます。ただし、ボケが大きいのはピントの合う範囲が狭いということなので、ピント合わせがシビアになることもあります。最近のオートフォーカスは優秀なので大丈夫ですが、前後にいろんな被写体があると、狙った被写体にピントを合わせるのがシビアになるってことも覚えておいてください。
上の写真は単焦点レンズで撮影したピントがズレてる失敗写真です。被写界深度が浅いとこうしたデメリットもあるんです。
こんな感じで素人でも一瞬で「作品ぽい」写真が撮れるので、単焦点レンズはとてもオススメです。まだキットレンズしか使ったことがないならぜひ手に入れてみてくださいね。
まとめ
シンデレラレンズは比較的新しい言葉ですが、とても的を得ている言葉だと思います。単焦点レンズってやっぱりおっさんくさいし、いかにもって感じですからね。安くて写りの良い単焦点レンズ群は、いつの時代も初心者が上達するための魔法のレンズ。
ニコンのニッパーニッパー(28mm f2.8)なんかもそうでした。
これからもカメラボディの新製品はどんどん登場していくけど、安くて写りの良い単焦点レンズは、相変わらず私たちを幸せにしてくれるでしょう。