はいさい RX100 を手に入れるまで、一眼レフと単焦点レンズが最強でしょ。と思い込んでいた@higashisaです。
旅行や出張でも気軽に持ち運べて、
しかもキレイに写真を残したいと思うと
やっぱり ミラーレス かなって思っていましたが、
それは間違いでした。
RX100というコンデジ
2012年最高の発明品とも称され、価格.comでもプロダクトアワード金賞を受賞した【SONY RX100】という高級コンデジの存在を知りました。
それから迷うこと一ヶ月、結局8年振りにコンデジ買うことになりました。
今回は、コンデジには全く興味がなかったイチガンユーザーが
【SONY サイバーショット RX100 】を購入して、
カメラ人生が180℃変わってしもた話を書いていきます。
一眼レフAPS-C機と比べてどうか
1インチセンサー、AF、画素数。
そういう細かいスペックの話を超越するほど美しい写真が撮れる。
それが RX100 なのだ。
基本的に私のカメラ思考回路は
- デジカメに1000万画素はいらない-ガバサク談義
- デジタル一眼レフ上達講座DVD 本音レビュー
上記の2つの回路使って動いています。
カメラの好みは人それぞれなので、
あくまでも私個人の小さな戯言ですが、
【一眼レフカメラと比べてどうか】は
イチガンにシンデレラレンズを装着した時と比べてみてどうなの?
ということになります。
物欲ブラックホールにも反応しなかったコンデジ
私の物欲はブラックホールのようになんでも欲しがります。
そのため、実はヤミヤミの実の能力者なんじゃねぇーの?と思っています。
しかし、そんな物欲ブラックホールですら
「こんぱくとでじたるかめらぁ?」
って感じで、全く反応を示していませんでした。
しかし、ある旅行がきっかけでコンデジを買おうと思う瞬間が訪れます。
世界遺産の富士山を見に行った
2013年2月。まだ富士山が世界遺産に正式に登録される前の話です。
私は、家族を連れて静岡の義姉と義兄に会いにいってきました。
- 初めての子連れ
- 久しぶりの飛行機
- 慣れない地下鉄
- 慣れない新幹線
- そして冬の旅行の大荷物
そんな旅行条件で一眼レフを持ち歩く私はあることに気づきました。
「これ、重くね?」
目の前にでっかい富士山が広がっていても、
レンタカーの中にイチガンをわざと置き忘れたとき、
なんか一眼レフユーザーとして一皮剥けた瞬間でしたね。
じゃあiPhoneでいいんじゃね?
そうなってくると、必ず「iPhoneで十分っしょ」と賢者は言います…
そりゃあ iPhone は素晴らしい製品で、
現代で最も最高の発明品であることは世界中のユーザーが知っています。
でも iPhone はあくまでも
電話であって、
キャメラではないわけよ。
一眼レフ上達講座 iPhone でもプロ並みの写真を撮るために知っておきたい3つのポイント |
イチガンを意図的にレンタカーに置き忘れたからと言っても、
ほんとは 良いカメラ を構えたいし、
あら若いのに本格的ねって思われたい。
これが本音なんです。
ミラーレスは軽いけど結局かさ張る
じゃあ次はミラーレス一眼は?ってなりますよね。
1万円〜2万円がメインストリームのコンデジを買うぐらいなら
ミラーレスにしたほうが良いんじゃないか?
ミラーレスにすれば幸せだ
私もそう信じていました。
でもね、よくよく触ってみるとミラーレスは軽いけど、かさ張り具合一緒。
みんな口にしないけど…かさ張ってるよ。
かさ張る=カオス
ごさまる=北山征伐
じゃあコンデジを見てみよう
やっと、コンデジの話に到着しました。
コンデジの魅力と言えば
- 軽い
- 小さい
- ズームレンズ
ですよね。
でもイチガンと比べるとレンズも小さいし、AFも遅い。
見た目もイマイチで、写真を撮ることに大きく差があると思っていた。
しかし色々と調べてると私の偏見だらけの勘違いだったことに気づきます。
コンデジの皆さん、ほんとすんません。
コンデジの最強種 ソニー RX1 を先頭に単焦点レンズ群がすごい。
DSC-RX1 はプロも唸らせるほど沖縄の撮影に適したカメラ | ヒガシーサー
コンデジと言えど、信じられないくらいにすごいカメラもあります。
35mm相当のフルサイズセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ RX1 はその代表格。
価格も25万円(2013年8月現在は21万円〜22万円が主流)とぶっちぎりです。
他にもシグマの DPシリーズ みたいな
単焦点レンズを搭載したコンデジに限って言えば
イチガン+シンデレラレンズよりもすごそうなのが沢山あります。
コンデジはズームと軽さ
でも私がコンデジに求めるのは「ズーム」と「軽さ」なんです。
そんなこんなで辿り着いたカメラが
【ソニー サイバーショット RX100】
なわけです。やっとRX100の話にいける(笑)
優れたデザイン
「洗練を突き詰めれば簡潔になる」
Appleのジョブズやジョナサン・アイブが
愛してやまない「ブラウン社」の製品作りに活かされた思想ですが、この言葉が RX100 に当てはまる。
まず、RX100に惹かれたのは無駄を極力省いたシンプルなデザインのところ。イカす。
1インチセンサーとf1.8の明るいレンズがイイね!
RX100はマクロ性能は大したことないけど、
光学3.6倍のズーミングにデジタルズーム(全画素超解像ズーム)で7.2倍とレンズ換算で言うと28mm〜200mmまでの望遠を可能にします。
f1.8の明るいレンズを採用し、暗い撮影シーンにも強い。
また、Nikonのミラーレスと近いセンサーサイズを採用しているのでボケ味も大きい。
それから、一番素晴らしいのが動画撮影。
背景もボケるし、AFも追従する。しかも手振れ補正まで付いている。
動画性能だけを見るならエントリーイチガンよりも遥かに良いですね。
想像以上に軽い、美しい、撮りやすい
コンデジを使うのは約8年振り。
これまでイチガンを使ってきたけど、
久しぶりに触る コンデジ の楽しさにビビりました。
サーフィンの写真
ハワイにはRX100だけ持っていきました。旅行用に最高だと実感しましたね。
ハワイ子連れ旅行 | ヒガシーサー
カピオラニ公園でパシャ。
エッグスンシングスでパシャ。
チーズケーキファクトリーでパシャ。
ホールフーズマーケットでパシャ。
スパムジャムでパシャ。
アイランドヴィンテージコーヒーでパシャ。
まとめ
非常に長々と書いてしまいました。
イチガンユーザーがコンデジを購入するのって勇気がいるもの。
資金が潤沢にあれば関係ないと思うけど、RX100は2013年8月でも4万円もします。
賢明な一眼レフユーザーであれば、そのお金をレンズに当てるでしょう。
しかし、私は RX100 を手放すことはもう絶対にできません。
一眼レフの変わりになる?
正直に言うとRX100は一眼レフカメラの変わりになるとは思いません。
たとえ他のRX100ユーザーが声を揃えて
一眼レフの変わりになるぜぇぇぇ!
と言っていたとしても私はそうは思いません。
しかし、一眼レフカメラ+シンデレラレンズには及ばないけど、
ウェブ上にアップするだけならRX100でも全然問題ない。
というのが私の正直な感想です。
動画はデジタル一眼レフよりも使いやすいし、手振れも抑えられて、AF音も静か。
写真を撮るなら一眼レフ+シンデレラレンズが最強ですが、ポケットに入るカメラとして RX100 は最強なコンデジなんです。
もしもあなたが RX100 や RX100M2 の購入を悩んでいるなら、
この記事が参考になれば幸いです。
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