RX100V レビュー このコンデジを絶賛するつもりはない!予定でした・・・

rx100m5

初代RX100のインパクトを覚えているユーザーとして、RX100M5を絶賛するつもりはない!そのつもりだった・・・。

2016年11月22日時点で実売110,000万円前後のけしからん価格で販売されている RX100V のレビュー1本目。

最強コンデジの名をほしいままにしているRX100シリーズの最新機種は、高速AF、4K動画、スーパースローモーション動画撮影、EVF内蔵、バウンス可能なフラッシュ搭載、24-70mm F1.8〜F2.8 の明るいツァイスレンズ。

正直言ってスペックはもうお腹いっぱいだ。

私はこのスペック戦争に終止符を打つべく、最強コンデジと呼び声の高い RX100M5 の真価をぶった切ってやろうと思っている。

コラ RX100V 準備はいいか?

※みんぽすモノフェローズよりお借りしてレビューをしています。

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RX100M5は重い

rx100m5

このブログは初代RX100を2012年に使ってからカメラブログになった。

言ってしまえばRX100のおかげでブロガーとして生きていけてると言っても過言ではない。そのため並々ならぬ思いがこのシリーズにはあるのだが、RX100M5は初代RX100よりも重くなり、奥行きもわずか数ミリだけど大きくなった。

その違いは手にした瞬間に思う。ずっしりと重量を感じるし、ジーンズのポケットに入れたときにも感じる。

RX100M5重いわ。

コンデジ11万たっけー

rx100v

私は過去にRX100Vの価格は妥当と記事にした。性能やこのカメラでできることを考えるとそれは正しい。

参考記事:SONY RX100M5 実売12万円の価値はあるのか?その凄さを動画で見たら笑うしかなかった

でも一般ピーポーに聞くとそれは高い。

いや5万でも高いよという感覚がある。

初代RX100の「一眼レフはちょっとハードルが高いけど、5万円で買える高級コンデジなら使いたい!」と思わせてくれた価格設定とは随分と違う。

レンズ性能は確かに素晴らしいがオールマイティには使えない

rx100m5

24-70mmは広角側が素晴らしい。それはもうほんとに素晴らしい。

通常のコンデジは28mmスタートがほとんどだし、初代RX100もそうだった。それと比べると素晴らしいレンズ性能アップだ。

けどやっぱり望遠が足りない。

コンデジとして考えるならやっぱり100mm前後は必要だ。わがままなのは分かっている、分かっているけど100mmまであれば御の字。

正直な感想

RX100V はRX100シリーズの最新機種である。

しかし私が愛した RX100 とはちょっと気色が違う。RX100M4の頃からこのシリーズは完全に別物になってしまった感がある。

主観で申し訳ないけど私はそう感じている。

・・・ではここからはRX100Vを使ってみて私が思うところを書くことにする。

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GX7MK2と14-140mmでスーパームーン満月を撮る!Dual I.S 手ぶれ補正はスゴイぞ

gx7mk2

パナソニックのミラーレスカメラ LUMIX GX7MK2 が届きました。

このカメラのすごいところは強力な手振れ補正を内蔵しているところ。ボディ内手振れ補正と言えばオリンパスのカメラが有名ですが、パナソニック LUMIX も最近からボディ内手振れ補正を採用したミラーレスカメラを発売しています。

GX7MK2は2016年7月に発売されたカメラですが、早速レビューしていきます。今回はたまたま68年ぶりのスーパームーンということで、Dual I.S が手持ちで満月を撮れるか試してみました。

満月の撮影時に必要な機材はカメラとレンズだけ

満月の撮影は三脚やレリーズが必要ですが、今回はGX7MK2の手振れ補正能力を試したかったので手持ちで撮影しました。ちなみにレンズは 14-140mm の高倍率ズームレンズです。

満月の撮り方は以下の項目をチェックしておけば誰でも撮れます。

  • 200mm以上の望遠レンズを使う
  • あとでトリミングする
  • マニュアルモードで撮影する
  • ISO感度上限を400ぐらいにする
  • シャッタースピードを1/50〜1/800ぐらいにする
  • F値5.6〜8ぐらい
  • 手持ちなら手ぶれ補正をオンにする
  • 三脚を使うなら手ぶれ補正をオフにする
  • オートフォーカスでオッケー

こんな感じの設定で撮ればオッケーです。

GX7MK2 Dual I.S を14-140mmのレンズで試す

私が所有している14-140mm(換算28-280mm)のレンズは、そのままの状態では Dual I.S に対応していなかったので、パナソニックホームページのファームアップ手順を参考にしてレンズのファームアップを行いました。

Dual I.S に対応しているレンズを GX7MK2 に装着して、手振れ補正をオンにすると液晶画面に Dual と書かれた手振れ補正マークが表示されます。

gx7mk2

Dual と書かれていない場合は、カメラのボディ内手振れ補正のみが動作します。はい、ややこしい専門用語は無視して早速撮ってみました。

手持ち満月撮影は余裕

結論・・・超余裕で撮影できました。そもそも満月はそんなに難しい撮影ではないので、望遠が換算250mm以上あれば簡単に撮影できます。

gx7mk2

ピントが合ってない気もしますが、とりあえず手軽にこんだけ撮れるってのは素晴らしいですね。コレは楽しい。

関連記事:Nikon COOLPIX P900 皆既月食 撮影!P910で絶対改善してほしい3つの機能

L.モノクロームが最高

モノクロ写真ってかっこいいですよね。なんでもかんでもモノクロにすればかっこいい写真になると思われがちですが、モノクロ写真は光を理解しないと難しいと言われてます。

l.モノクローム

上の写真はピントをあえて外してモノクロにしていますが、なんかそれっぽく見えるのもモノクロ写真のいいところ。L.モノクロームはGX7MK2から新たに搭載された「フォトスタイルモード」となっていて、ライカモノクロームを意識して開発されたと言われています。

コントラストをやや強めに表現した白黒写真は、極めればかなりカッコいい写真が撮れそうです。むむむGX7MK2めっちゃいいぞ。

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