Panasonic GM1SK ダブルズームレンズキット が届いたので、外観のファーストインプレッションしていきましょう。
ヒガシーサーもうショックとしか言いようがない。パナソニックのマイクロフォーサーズ一眼にかける意地を見せつけられたね」
GM1Sの標準ズームキットが価格.com最安値で29,000円台という意味不明な低価格になっています。…一体ボディいくらだよ。
速攻でポチったわけですが、送料無料詐欺に合いまして、勝手に注文をキャンセルされました。
つくも神「送料込み(離島は別途)って沖縄県のお店が書いたら沖縄以外は送料必要ってことだけど?その勇気はどこからくるの?」
結局カメラのキタムラ 楽天市場店でプレミアムダブルズームキットを43,800円(楽天価格、通常は42,800円)購入しました。
オリンパスペン E-PL6 が 36,000円台 という嘘みたいな価格で買えるので、GM1SKのダブルズームキットのコスパが超お得!というわけではありません。
その代わりオリンパスのダブルズームと比べて、パナのダブルズームは焦点距離が長かったのが決め手になりました。
ということで、前置きが長かったけどコンパクトさを追求したマイクロフォーサーズ一眼をレビューしていきますね。
この記事に登場するキャラクターについて
ヒガシーサー部長 ヒガシーサー(31歳)
デジカメシティの職員で広報を担当している。以前までは全くの素人だったが写真ブログを書くことで成長し、スペック重視のカメラ選びから解脱することで「カメラ初心者ひがさん」から「ヒガシーサー」になった。サーフィンや旅が好きで、ライフスタイルを発信する大切さを教えているも、けっこう病弱」初心者さん「カメラ初心者のピント(28歳)
一眼カメラを始めたばかりのカメラ初心者。カメラの知識はほとんどなく、カメラスペックを重視するカメオタ会に入会したが、性能や機能で写真が決まる風潮に嫌気がさし、ミラーレス部に入部した」つくも神「カメラの付喪神 ツキさん(120歳)
長らく放置されたカメラに取り付いた付喪神。妖怪の一種だが本人は神と言い切っている。製品に懸けられた想いを代弁するのが得意。ただしコスパにはかなり厳しい」男のミラーレス部に登場するキャラクターまとめ
GM1Sの特徴は?
初代RX100より軽く感じます。もうこれはコンデジと言っていいでしょう(コンイチ?)画質はさすがのマイクロフォーサーズでコンデジやiPhoneと比べても圧倒的に限界が広いです。
例えて言うなら、界王拳とスーパーサイヤ人ぐらい違います。送料無料詐欺のことかぁぁぁ!
…嬉しいのはフラッシュが簡易バウンスできる点。
つくも神「バウンスというのは、フラッシュの光を天井や壁に反射させて柔らかい光にすることね。フラッシュを直接被写体に向けると硬い光になって、光が強すぎるわ。そういう時は壁や天井に反射させて柔らかい光にすると室内撮影がうまくいくことが多いの」
GM1Sはコンデジサイズだけどレンズ交換型カメラ。用途に合わせてレンズの焦点距離を変えることができます。
ヒガシーサーズームレンズだけではなくて、単焦点レンズと組み合わせて使うこともできるね」
レンズを装着しても300g未満に収まるコンパクトさは素晴らしいですね。
GM1S、RX100、G5Xの外観比較
初代RX100、Canon PowerShot G5Xとパナソニック GM1Sを比較していきましょう。
コンデジの中では重量級のG5Xは、持ってみると意外にコンパクトで使い心地がいいんですが、まさかレンズ交換型のGM1Sとこれほどの差がでるとは思いませんでした。もうG5Xですら重いと感じます。わずか数百グラムの違いですが、GM1Sのコンパクトさは圧倒的。
初代RX100と比べても、ほぼ同等の軽さ。全機種GM1よりも重くなったとはいえ、それでも初代RX100とほとんど変わらないコンパクトさはすごい。
Nikon エントリークラス一眼レフと比較
ヒガシーサー改めて比べると残酷なまでの差。このデジタル一眼の進化は見過ごせない」
さすがにアンフェアな感じは否めないんですが、Nikon D40 と 18-55mm(フルサイズ換算27-82.5mm) と GM1S 45-175mm(90-350mm)を比べました。
…この差。舞の海と小錦ぐらい違いますね。エントリークラスの一眼レフでさえこの違いです。子連れのストレスを明らかに軽減してくれますね。同じレンズ交換型というカテゴリーに属するとは思えないコンパクト性です。
つくも神「90-350mmという高倍率ズームレンズを、ここまでコンパクトに作った設計者に天晴れよ」
ただし、操作性に関しては一眼レフがまだまだ使いやすいのは事実としてあります。慣れもあるでしょうが、カメラ操作に慣れている方は使いにくいかもしれない。
初心者におすすめできるの?
初心者さん「私が使いこなせるんですか?」
ヒガシーサーカメラ初心者のでも十分使いこなせるよ。カメラ任せでもいいけど、Pモードが使いやすいよ」
初心者さん「Pモードってなんですか?」
つくも神「Pモードとは、シャッタースピードや絞りはカメラ任せだけど、露出やオートフォーカスポイントを変えたりすることができるモードよ。それに絞り値とシャッタースピードの組み合わせを任意で変更できるプログラムシフトと言われる使い方もできるわ。オートモードと似ているけど、カメラをコントロールできるという点では全然違うわ」
GM1Sは初心者にとてもオススメできるミラーレス一眼。マイクロフォーサーズなのでRX100よりも、大きなボケを生かした写真が撮れるし、レンズ交換もできます。
タッチパネルも搭載しているので直感的な操作が可能。コンデジの薄さには負けますが、カバンに入れたり、首からかけても負担にならない重量なのでどこにでも持ち歩けます。
子連れや女性の方にオススメです。これほど気軽に持ち歩ける一眼カメラは他にはないと思う。
ここがもうちょっとな点
ヒガシーサーマニュアルで撮影するには慣れが必要。設定したい機能にたどり着くまで時間が掛かる。メニュー画面や設定画面はCanonやソニー機と比べて使いづらい」
エントリークラスなので仕方がないと言えばそれまでですが、RX100やG9Xのメニュー画面はすごく分かりやすく使いやすかった。ソニーやキヤノンと比べると操作性は落ちます。
GM1S 後継に期待したい点
ヒガシーサーメニュー画面の操作性と物理操作のダイアルをもう一つ…」
絞り値やシャッタースピード、露出計を操作できるダイアルをあと一つ増やして欲しい。それがあれば、このコンパクトさを多くのフィールドで生かせると思う。
GM1からダイアルの誤操作が少なくなったとはいえ、十字キーと同位置ではちょっとしたことで誤操作が増えます。あと一つ…ダイアルを増やしてくれれば…本当に素晴らしいコンパクト一眼になる。これは後継に期待ですね。
小さすぎて持ちにくい方もいらっしゃるそうなので、Canon PowerShot G9X のようなちょっとした、親指用の出っ張りがあると嬉しいですね。
スペック面は申し分ないです。GM1に4Kを積むと熱問題も発生すると思うので、いまのままがいいですね。コントラストAFは可もなく不可もなく、後継機にはできれば空間認識AFを採用してほしい。そしたら最強です。
Panasonic GM1S 外観まとめ
初心者さん「小さく軽く私でも使えそうですね!」
ヒガシーサー初心者に限らずマイクロフォーサーズユーザーのサブカメラに最高かも。単焦点レンズを付けっぱなしにしてスナップカメラとして使うのもアリだね」
つくも神「一眼カメラをここまで小さく設計したパナに賞賛を送りたいわ。パナソニックの一眼コンセプトの未来は明るいわね」
今回はGM1Sの外観ファーストインプレッションをレビューしました。レンズ交換型でありながら、このコンパクトさは破壊力抜群です。
Wi-Fiも備えているので、スマホとの連携で究極のスナップ一眼として使えるでしょう。
[amazonjs asin=”B00O2TI0S4″ locale=”JP” title=”Panasonic ミラーレス一眼カメラ GM1S レンズキット ブルー DMC-GM1SK-A”]
なんだろう。割と冷静に記事にしてるけど、このカメラの可能性はすごいと思う。これから使用レビューを公開するので乞うご期待。
1 件のコメント
楽しく読ませていただきました。
ただ、今更感すごいですがGM1はエントリクラスじゃないです…(笑)