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カメラのレビュー

EOS Kiss M 本音レビュー!M5やライバル機種との違いはどこにあるのか

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遂に『EOS Kiss』がミラーレス一眼カメラになりました!

hukidasihiga
ヒガ
遂に動き出しましたぞ!

これまでCanonから登場したミラーレスカメラはM5、M6、M100の『EOS M』シリーズとして発売されています。

今回登場した『EOS Kiss』は日本向け初心者一眼レフに採用されてきたブランドネームであり、一眼レフ市場の中で最も売れたエントリークラスのカメラでもあります。

今でも一眼レフ以上で人気が高い『 EOS Kiss 』シリーズも、ようやくミラーレスカメラのラインナップに加わるということで、カメラ好きのみなさんは『キヤノンがようやく本気を出し始めたか』という印象を抱いてる人も多いでしょう。

初心者向けカメラ専門ブロガー(自称)のヒガシーサーが、数日使ってみての感想をまとめていきます。情報や作例は随時追加予定です。

EOS Kiss Mの特徴

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  • 初心者が使うことを想定している
  • 一眼レフよりも軽くて小さい
  • 初心者向けだけどスペックは高い
  • 他社ミラーレスと比べて専用レンズのラインナップが乏しい
  • 将来性に期待できるキヤノンのミラーレスカメラ
  • 唯一のバリアングル液晶
hukidasihiga
ヒガ
ざっくり言うと、初心者さんが使いやすいカメラに全力でフォーカスを当てたミラーレスって感じです。

EOS Kiss Mとライバル機種の違いは?

EOS Kiss M の比較検討機種として、キヤノン一眼レフの EOS Kiss XシリーズとEOS Kiss M5(M6)などがあります。

また同クラスの比較対象カメラとしては FUJIFILM X-A5、LUMIX GX7 MK3、OM-D E-M10 MarkIII も比較検討機種になるでしょう。

細かいスペックの話は置いといて EOS Kiss M と、これまでの EOS Mシリーズ と違う点をまとめるとこんな感じになりました。

ざっくり

  • バリアングル液晶
  • 若干軽い
  • DIGIC 8
  • 4K動画(24p)の撮影が可能
  • HD120fpsのスローモーション撮影も可能
  • オートフォーカスが進化
  • 測距輝度範囲がEV-2〜
  • 瞳オートフォーカスが使えるようになった
  • デュアルセンシングIS(PowerShotに使われていた手ブレ補正)
  • 新しいCR3フォーマットのRAWファイル、ファイルサイズが小さいC-RAW
  • キヤノンカメラ史上初のRAW画像HDR出力ができるようになった
  • 初心者に優しいビジュアルガイドが付いている
  • サイレントモード搭載
  • 初心者向けの操作性

はい、かなり新機能が追加されてるのが分かります。EOS Kiss という冠が付いてますが、中身はかなりハイスペックのものを搭載しているカメラになりました。

hukidasihiga
ヒガ
初心者向けミラーレスのライバル機種もそれぞれ良いところ悪いところがありますが、一つの選択肢として Canon EOS Kiss M がようやく入ってきたなって感じです。

EOS Kiss Mはどんな人にオススメなのか?

ヒガシーサー個人の主観になりますが、私はこんな方々にオススメします。

  • ブログやSNSで写真を投稿している
  • スマホからステップアップしたい
  • 一眼レフは難しそうだと感じてる
  • なるべくコンパクトで使いやすいミラーレスを探してる
hukidasihiga
ヒガ
イッツミー!

これまでいろんなエントリー向けのカメラを使ってきましたが、やっぱり EOS Kiss の使いやすさはトップクラスです。作り込まれた操作性、必要な性能、不必要な性能を省くところなどは流石だと思う。

いまから本格的にカメラを始めたい!という方に安心してオススメできるミラーレスカメラです。

EOS Kiss Mに向いてない人

逆に以下のような方々にはオススメしません。(個人の見解)

  • Canon一眼レフのサブ機にいいかもしれない
  • すでに他社でシステムを揃えている
  • Canonという冠に惹かれる
スペックゾンビ
スペゾン
Canonだからサブ機にいいなぁぁぁぁ。普段はフルサイズと大三元だけど、ちょっとしたお出かけにサブカメラとして使えそうだぁぁぁ。
玄人
玄人さん
オートフォーカスもM5の頃から進化しているし、ようやく使えるカメラが出てきたなという印象。これならサブ機として使っても良いかも。
hukidasihiga
ヒガ
うん、まぁそうかもしれないけど、一眼レフのサブ機として使うならあえて Kiss M を選ぶメリットはない気もする。

EOS Kiss M は確かに素晴らしいミラーレスカメラだと思います。

しかし一眼レフのシステムを抱えてる人が、わざわざサブ機として導入するメリットは少ないです。

レンズを使いまわせると行ってもマウントアダプターが必要ですし、そもそもそれなら EOS Kiss Xシリーズ のほうが利便性は高いでしょう。

また他社のシステムを使っている方は、そのまま他社で良いと思います。

システムを丸ごと取り替えることや、サブ機として使うにはそれほどメリットがないように感じます。

Canonという冠に惹かれるという方は恐らくこのブログを読んでないと思いますが、いまはどのメーカーのカメラも素晴らしいし、それぞれにメリットデメリットがあるので『Canon』というだけで買いと考えるのは時代遅れかもしれませんね。

すでにカメラを本格的に楽しんでる方には『まだ待ちが得策』だと言えます。

何より専用設計のMマウントレンズが揃ってからだと思いますし、AIバウンスが使えるスピードライトもセミオートでしか使えないし、あえてココで Kiss M を選ぶメリットは少ない。

いつか来るであろう『キヤノンが本気出してきたぞ』はまだまだこれからです。

逆に言えば、ここまで成熟したミラーレス市場のなかで後出しジャンケンが可能なキヤノンの将来性には非常に期待しています。

私の使い方で便利だった機能

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ここからは私のライフスタイルの中で便利だと感じた機能を紹介していきます。

15-45mmの標準レンズは作り込まれてる

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とりあえず EOS Kiss M の標準ズームレンズとして相性の良い EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM を使っています。

まずはこのレンズの性能とか写りを見てから、次の交換レンズに進むのがオススメ。

標準のキットレンズとしては一般的な性能ですが、オートフォーカスも静かで速いので使いやすいですね。

ピントを合わせる力が進化

EOS M5やM6でようやく他社製ミラーレスと戦えるようになったオートフォーカスが更に進化しています。

※オートフォーカスは簡単に言うと写真のピントを自動で合わせてくれる性能のこと。EOS Kiss Mは動いてる被写体にも失敗なくピントを合わせられるようになりました。

レンズとの相性もあるでしょうが、ファミリー用途で考えたら十分すぎるオートフォーカス速度と性能を備えています。

私は初代 EOS M 、M3を試用していたことがありますが、あの頃から考えると感動モノですね(笑)

EOS M5、M6には採用されていない瞳オートフォーカスの精度も高いです。

Bluetooth接続が便利

最近のカメラには採用されていますが、Bluetooth接続でカメラのリモートや写真転送が行えるのはとても便利です。

まだ使いこなせていないので、今後こういう使い方ができたよ!最高だよ!という体験ができたらどんどん追記してきます。

手ブレ補正が意外に強力

予想をはるかに超えていたのが手振れ補正です。

現在の主流はカメラのボディ内のセンサーシフト式で、Canon以外のメーカーはボディ内センサーシフト方式の手ブレ補正を採用したカメラを発表していますよね。

EOS Kiss M はレンズシフト式と、ボディ内の電子式手ブレ補正を使ってブレを軽減するシステムを採用しています。

専門用語だらけなので全無視していいですが、EOS Kiss Mは PowerShot G7X シリーズにも採用されているデュアルセンシングISという手ブレ補正システムを採用しました。

キヤノンのレンズ交換式カメラでは初です。

レンズシフト式のメリットはボディの小型化。実際 APS-Cサイズのミラーレスとして EOS Kiss M は非常に小さく軽く作られています。

イメージセンサーを動かさないので故障の不安もやや軽減されます(気分的にね)。

その変わり手ブレ補正システムはレンズ側に依存することになりますが、デュアルセンシングISに対応しているレンズなら、よく手ブレを抑えてくれます。

静止画に関してはシャッター速度何段分で比較されますが、個人的には動画の手ブレ補正に驚きました。15-45mmの望遠端でも手持ちでバッチリ手ブレを抑えてくれますよ。

これは後日作例を掲載しますね。ちなみに対応レンズは以下の3つです。

  • EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
  • EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
  • EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
hukidasihiga
ヒガ
まだまだこれからですね(汗)

メニュー操作性の分かりやすさ

私がこれまで使用してきた中では Canon 機種と Sony 機種のメニューが特に使いやすかったです。

ブログでも推しているLUMIXは慣れたら使いやすいけど、メニュー操作はお世辞にも洗練されてるとは言えません。

その点 EOS Kiss M は安定の分かりやすさ。初心者さんやカメラ操作に詳しくない方でも簡単に使いこなせると思います。

逆にミドルクラス以上の一眼カメラの扱いに慣れてる方には、カスタマイズに限界があるので使いにくく感じるでしょう。

hukidasihiga
ヒガ
あくまでも初心者向けということを忘れてはいけない。

C-RAWは何がすごいのか?

最近はRAW現像にする必要性も感じていませんが、ファイルサイズが若干小さくなるC-RAWは便利ですよね。

画質は少し落ちるそうですが、M-RAWよりもファイルサイズが小さくなります。

ブログやSNSで使う程度ならどっちでもいいと思いますが、使うヒトによっては便利だと思います。

ファミリーカメラとしてスペックは十分過ぎる

最近のカメラであればスペックが不足するなんてことはほぼほぼありませんよね。

EOS Kiss シリーズの想定ターゲットはファミリーですし、カタログやCMに使われているシーンも家族や日常で使うシーンがほとんどです。

スピードライトやリモコンが使えるアクサリーシューも備えていますし、Bluetooth接続も iPhone から出来て便利です。

あと動画を撮る人間にとっては外部マイク入力端子があるかどうかも重要。もちろん EOS Kiss M は備えているので、ユーチューブ動画を撮影するユーザーにとっても使いやすいと思います。

これと言って特徴的な機能はないけれど、必要十分な機能を備えています。さすがの Kiss だなーという印象。

EOS Kiss Mの使いにくさ

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ここまで EOS Kiss Mの良いところを列挙してきましたが、ここからは良くないポイントを紹介していきます。

EOS Kiss M は良くも悪くも初心者さんをターゲットにしたカメラですが、そもそも『Kiss』+『撒き餌レンズ』のセットが魅力的でした。

EOS Kiss M の撒き餌レンズと言えば『 EF-M 22mm F2 』がありますよね。換算35mmという準広角な画角でスナップ写真に向いてそうなレンズです。

キヤノンのミラーレスは小さくて軽いことがメリットですが、もう少し使いやすい中望遠域の明るい単焦点レンズ、もしくは標準ズームレンズなどがあるといいなと思います。

ということで EOS Kiss M のイマイチポイントもしっかり言及していこうと思います。

レンズラインナップが弱い

最大の弱点であり、ぶっちゃけこの問題が解決したら一気にキヤノンシフトが起きると思う。

それくらいレンズラインナップがまだ弱いですね。

マイクロフォーサーズ群のレンズラインナップは初心者向けからプロレベルまで幅広いレンズが揃っていますし、フジフイルムやソニーは高級路線で高画素に対応できるレンズを投入してきました。

そんな中で Canon のスタンスとしては『マウントアダプター使ってEFレンズ使いなさい』なんですよね。

いやソレだったら EOS M シリーズ 選ぶ意味ないでしょというのが本音です。

センサーはAPS-Cサイズですし、暗いレンズでなんとかコンパクト性を保ったとしても、やっぱりもう少し良いレンズを出して欲しいなと思います。

仕方ないから我慢してEFレンズを使うってのは EOS Kiss M の気軽さには合わないんですよね。

USB給電ができない

コレなんでそうなのかな?

私は素人なので理由が分からないのですが、USB給電が出来るのと、バッテリーチャージャーをわざわざ使うのでは使い心地に雲泥の差が生まれます。

USB給電であれば他の電子機器とも併用できるし、EOS Kiss Mのバッテリーを充電するためにバッテリーチャージャーを携帯するなんて超不便。

それにバッテリーを毎回取り外すのも面倒です。

コレほんとどうにかしてほしいな。

シャッターショックが大きい

コレもどうにかならないんですかね?

シャッターショックはかなり大きいです。

先日 FUJIFILM の X-H1 を触ってきましたが、あのフェザータッチシャッターを触った後だと、ちょっとツライと感じるぐらいです。

初心者向けなので『シャッターショック』に注意を向ける方は少ないかもしれませんが、EOS Mシリーズは以前から言われてることなので、もう少しシャッターショックが小さい工夫がされると嬉しいですね。

素人でも難しい写真が撮れるアシスト機能が少ない

主観で申し訳ありませんが、LUMIXのアシスト機能に使い慣れてしまったので、EOS Kiss M で高度な撮影テクニックを使うのはぶっちゃけかなり面倒そうだなと感じてます。

例えばブログ用の物撮りに便利なフォーカスセレクトやフォーカス合成は当然使えないし、昨今のSNS需要には欠かせない自撮りモードも全然ダメです。

LUMIXはその点、ニーズを捉えているのでチルト液晶を上に向けただけで自撮りモードに変換できるし、美肌モードや自動シャッターも備えています。※EOS Kiss Mも美肌モードはある。

4K/24pの動画性能も厳しい言葉をかけると周回遅れ感が否めません。

hukidasihiga
ヒガ
初心者さんにとっては必要十分かもしれませんけどね。それでもスマイルシャッターなんかはぜひ搭載してほしかったなと思います。

紛れもない EOS Kiss だと思う

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ヒガ
このカメラは紛れもない Kiss です。

全体のまとめとしては EOS Kiss M は紛れもない Kiss だということ。

ファミリーに、初心者さんに、ブロガーに使いやすいミラーレスカメラでありながら、スペック的には EOS M シリーズの最上位クラスです。

そしてやっぱりキヤノンすごいと思うのが…このクラスのカメラをレンズ込みで8万円台に抑えるところ。

最近はエントリークラスのカメラでもレンズ入れると10万円超えることも多いですもんね。

価格的にも性能的にも Kiss らしい Kiss M は、初心者さんにオススメできるミラーレスとして選択肢に加えてもいいでしょう。

また一つお気に入りのカメラが増えました。

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