はいさいヒガシーサーです。この記事は「EOS RP」についての感想をまとめたレビュー記事です。
ふざけたい衝動を必死で抑えながら、真面目にまとめています。
結論からまとめると EOS RP は「気が付いたら1年以上愛用している」、「気が付いたらレンズが沢山生えてきた」、「気が付いたら頭まで沼に浸かっている」そんな危険性を持っているカメラです。
実用レベルでなんでも卒なくこなすため、不満が出にくく、癖がないために愛着もわかないけど、気が付いたら手放せない。きっとそんなカメラ。つまり一番危ないヤツって話。
それから、フルサイズに興味がない理由を「フルサイズという誰かが作った観念」という話も包み隠さず書いています。
もう少し包めよってぐらい書いてます。後悔先に立たずと言いますが、書く前から後悔先に立ってます。
最終的には「EOS RP を手に入れたのは宇宙からのメッセージ」というスピリチュアルレビューになりますので、どうぞお楽しみください。
参考になっても参考にならなくてもシェアしてください。シェアしなければあなたのカメラに貞子が写り続けるという呪いがかかります。
目次
EOS RP と わたし
さて、EOS RPのレビューをまとめるまえに、まずヒガシーサーのカメラの使い方を紹介します。
-
- ブログのコンテンツとして
- 家族の写真と動画を撮る
- ブログ用の写真と動画を撮る
- ブツ撮りが多い
- 人物写真は撮らない
- インタビューはしない
- SNSでシェアする
- 家族旅行で使う
- YouTube動画を撮る
- A4以上の大きなプリントはしない
- 商業写真は撮らない
- コンテストには応募しない
- サーフィン写真を撮る
以上のようなシチュエーションでカメラが必要です。
そして、私が EOS RP に期待していることは「ブログのコンテンツとして」の部分です。
そのほかの役割はスマホ、コンデジ、LUMIX、EOS Kiss M で十分です。
つまり「EOS RP のレビューというコンテンツを作るために EOS RP が必要」コレです。
ただそれだけです。ウソはない。
そもそもフルサイズが必要かどうかという問題は、私の中では「必要ない」が答えです。
なぜかと言うと最後の方で「観念」という心の在り方からフルサイズについて解説します。スピリチュアル EOS RP レビュー という新しいスタイル。
[st-kaiwa-25895]大丈夫ですか?[/st-kaiwa-25895]
[st-kaiwa-21451]多分、大丈夫じゃないです。[/st-kaiwa-21451]
EOS RP ユーチューブ動画も撮りました
ユーチューブ動画も頑張ります!
EOS RP に期待してること
EOS RP に期待してることは次の通りです。
- シェア ありがとう
- シェア ありがとう
- シェア ありがとう
以上の3つです。シェアありがとう。読んでくれてありがとう。
みんなのシェアが私の原動力になります。
たくさんシェアされたら沖縄でフォトウォーク開催します。
それもこれもあなたの「シェア」という心次第。
[st-kaiwa-21451]シェアありがとう。[/st-kaiwa-21451]
[st-kaiwa-25895]大丈夫ですか?[/st-kaiwa-25895]
EOS RPを購入した理由
「見栄」ですね。
もう、ごめんなさいと先に謝っておきますが。素人の私がフルサイズミラーレスを使う理由は「見栄」ですね。
それ以外にないですし、隠す理由もないです。
でもコレね、カメラの世界では本当にメンタルの生死に関わってくるんですよ。なぜならマウント大好きおじさんが多いから。
私は全然メンタルやられないですが、みんなが心配なんです。
みんなのためにEOS RPを使っています。
「フルサイズって本当に必要なのかな?そんなことはない。みんなのライフスタイルから好きなものを選んでいいんだよ。」
と逆マウントを仕掛けてるわけです。
要はマウントの上から殴ってくるヒトの腕を取って、そのまま腕ひしぎをキメてバッキバキに折るイメージです。
[st-kaiwa-25895]大丈夫ですか?[/st-kaiwa-25895]
[st-kaiwa-21451]この時点で心が先に折れています。[/st-kaiwa-21451]
EOS RPを欲しいと思ったから
フルサイズだから、キヤノンだからという前提条件を除いて「EOS RP」を使ってみた感想をまとめると、EOS RP の使いやすさは非常に高いです。
実用性を考えるとキヤノンのカメラの使いやすさは群を抜いています。なんでも卒なくこなす優等生。
それが EOS RP です。
私は Nikon D600、Canon EOS 6D、α7シリーズなど使ってきましたが、どれも使いこなすことができませんでした。
なので、フルサイズにも全く興味がなかったんですが、EOS RP はひと目見たときに「コレは使うだろうな」って思ったんです。
強いて言うならそれが理由。
「頭で考えてることは全てウソ」という事実がありまして、心が「コレ使うよ」と感じたから買いました。
ほら、ブルースリー先生が教えてくれてたでしょ。
だから買いました。
[st-kaiwa-25895]大丈夫ですか?[/st-kaiwa-25895]
[st-kaiwa-21451]あとで死亡遊戯見るから大丈夫。[/st-kaiwa-21451]
EOS RP と RF35mm F1.8 MACRO IS STM の作例
ブログに掲載している画像の解像度は低いですが、JPEG出しでこんな感じで写してくれます。
インスタでちょっとずつ作例載せていきますね→
higashisa.comさん(@higashisacom) • Instagram写真と動画
EOS RP の感想
EOS Kiss M の時にも感じたんですが、EOSシリーズはタッチパネルの感度と使いやすさが全ミラーレスの中で最もスマホに近いです。
EOS RP の公式ページにも掲載されていますが、EOS RP はスマートフォンのように使えることを前提に開発しているので、そりゃ使いやすいです。
最後の方にまとめますが、私にとってのフルサイズはスマートフォンなので、そのスマートフォンと近い操作ができるのは EOS RP の大きなメリットです。
画質に関しては EOS 6D2 と同じという意見が多いようですね。6D2を使ったことないのでアレですが、最近の高画素モデルと比べると見劣りはします。
でも、ブロガーである私のライフスタイルでは1000万画素以上あれば全然オッケー。
小さい軽いとも言われてますが、それはあくまでも「フルサイズ」という前提条件が付いてるので、EOS Kiss M を使っている私には大きくて重いです。
サイズ、重さはレンズ次第になるので、レンズがどうしても大きく重くなるフルサイズミラーレスを「EOS RP 小さい!すごい」みたいに伝えることはできません。
EOS RP の本体はフルサイズ一眼カメラとして小さくて軽いけど、レンズが大きくて重いから、冷静に EOS Kiss M と比較すると小さくもないし軽くもないです。
私は EOS RP を気軽に持ち運びたいとは思わないので、メインカメラはスマホと EOS Kiss M というのは変わらないでしょう。
EOS RP デザインで良いと感じたポイント
EOS RP で使いやすいなと思ったポイントは「バリアングル液晶」、「USB給電」、「Bluetooth接続」、「SCNモードの搭載」の4点です。
- バリアングル液晶
- USB給電
- Bluetooth接続
- SCNモードの搭載
フルサイズミラーレスカメラなのに、初心者のことを考えて設計されている。
それが EOS RP です。
液晶画面を自分側に向けることができる「バリアングル液晶」は自撮りも行うブロガーにとっては嬉しい仕様。
それができるのは EOS R と EOS RP だけですからね。(フルサイズという前提条件)
EOS Kiss M では出来なかったUSB-C充電に対応しているのも嬉しいポイント。(PD対応のみ)
Bluetooth接続は最近のカメラならどれでも出来ますが、キヤノンのアプリはめちゃめちゃ使いやすいので日常的に使っています。
SCNモード(シーンモード)はカメラの操作に詳しくないヒトでも、簡単に狙い通りの設定で撮影出来る便利な機能です。
マニュアル撮影や、Avモードなどのセミオートを使いこなすことも大事ですが、最近はほぼフルオートで撮影しています。
今のカメラって性能が高いので、フルオートで撮影しても失敗なく写真を撮れるんです。
なので「人物写真」や「集合写真」などのシチューエーションに慌てないで済むような「SCNモード」の搭載は嬉しい。
玄人さんにとっては要らない機能ですが、私は妻に撮ってもらうことも多いので、こうした補助になる機能があるのは嬉しいです。
あとサイレントモード(静音シャッター)はSCNモードでしか使えないらしい。
EOS RP デザイン(設計)は、私のようにズボラな使い方でも使えるように設計されていて、なおかつ現代のモバイルユーザーに沿って設計されてるのですごく使いやすいです。
私のメインの作業環境は iPad Pro と iPhone なので、USB-Cでの接続も助かっています。
EOS RP 画質
有効画素数2620万画素は必要十分な解像度を得ることができます。ひとまず4Kディスプレイでも美しく表示できるレベルであれば問題ありません。
また、ブログで使う写真は画質を100KB以下に落としているので、高画素である必要はありません。
SNSでシェアする画像に関しても1000万画素程度あれば十分なので、自分の使い方に合わせて EOS R と EOS RP のどちらかを選べば良いでしょう。
EOS RP 操作性
慣れですね。個人的には LUMIX G7 の操作性が一番使いやすいと思っているので、キヤノン EOS Kiss M、EOS RP は特に操作しやすいとは感じません。
ただし、メニュー画面のみやすさと、タッチパネルの快適性は全メーカーのカメラと比較してもダントツ1位と私は思っています。
そこはキヤノンの一眼レフ、ミラーレス、コンデジなど全てのカメラに共通しているポイントです。
EOS RP のボディに関しては親指オートフォーカスに欠かせない「AF-ON」の位置が、私の持ち方だとちょっとキツいです。ホールド性が逆に失われちゃう。
これは手のひらの大きさや、カメラの構え方によっても変わってくるので、ヒトそれぞれです。操作ボタンは少なめですが、ブロガーの私に十分ですね。
EOS RP バッテリー
バッテリーの持ちは良くないですね。EOS Rよりも小さいバッテリーですし。でもUSB-C給電(PD対応)が可能なのでモバイルバッテリーを持ち歩けば解決するでしょう。
私はそうします。
EOS RP 携帯性
フルサイズはフルサイズなのでボディ躯体が小さくて軽くても、レンズでかさばります。現状で一番コンパクトな 35mm F1.8 MACRO STM を使っていますが、私の主観では「全然小さくないよ」って感想です。
小さくて軽い!というのはあくまでも「フルサイズカメラのボディとしては・・・」という条件が付いているので、ぶっちゃけレンズ付けたら α7III も EOS R もそんなに変わらないです。
デジタル一眼レフのフルサイズカメラと比べると小さいですけどね。
EOS RP 機能性
EOS RP のスペックシートを見るのが一番だと思いますので、リンクを貼っておきますね。
EOS RP 液晶
TFT式カラー液晶モニター、104万ドット、視野率100%になっています。見やすくて使いやすい大きさですね。
EOS RP ホールド感
RFレンズの中では小型軽量の「RF 35mm F1.8 MACRO IS STM」 を装着してもフロントヘビー気味なので、24-105mmやこれから出てくるレンズたちを使うときは、別売りのグリップを使った方が良いと思います。
仮に私が EOS RP に望遠レンズを付けてサーフィンを撮影してほしいって言われたら・・・ちょっと勇気がいる。
というかホールド感ってヒトそれぞれ違うはずなので、一番は量販店に行って実際に触ってみることですね。
経験値が少ないのでホールド感の感想は以上です。
EOS RP シャッター音
EOS RP のシャッター音は「カチャン」って感じですw
ちゃんとレポートしろw
シャッター音はカチャンって言います。
[st-kaiwa-21451]カチャン![/st-kaiwa-21451]
EOS RP 価格
カメラのキタムラ オンラインショップで「EOS RP RF35 MACRO IS STM レンズキット」が213,350円(税込)でした。
発売時の価格で買ってるので、1ヶ月後には価格も多少下がっているでしょう。どうぞこちらの値段を基準に選んでください。
EOS RP 安い!ってみんな言うけど、一般の感覚では「4万超えたらスマホでオッケー」に対しての21万円です。
安い?
[st-kaiwa-21451]ヒガシーサーにとっては安いもんだぜ。(ツラい)[/st-kaiwa-21451]
EOS RP みんなの評価
軒並み高評価!ですね。口コミサイトやレビュー記事を見たらみんな「EOS RP大好き感」が溢れてて楽しいです。
私は「無」でしたけど。
使い続けていく内にきっと好きになれると思う。転校生みたいなもんだな。
初心者にオススメのフルサイズミラーレス?
EOS RP は初心者さんにおすすめできるミラーレスカメラなのか?
何を持って初心者にオススメするかにもよると思いますけど、ステップアップには良いと思います。
でも、いきなり EOS RP はオススメしません。
それでも「欲しい」と思う方は買ったほうがいいです。
あなたの心が「欲しい」と感じたなら買うべきです。
でもそうじゃなくて「スペックが・・・」とか「これからキヤノンのミラーレスが・・・」などの頭で考えた結果なら一旦深呼吸しましょう。
そして買いましょう。
[st-kaiwa-21472]買うんかい!![/st-kaiwa-21472]
そもそもフルサイズという観念は?
そもそも「フルサイズ(フルフレーム)とは何なのか?」について考えました。
そもそも「フルサイズ」とは「35mmフィルム」に近いサイズでデジタルカメラを作ったときに使われ始めた「キーワード」です。
フィルム一眼カメラの時代は「大判」「中判」も今より沢山あったし、「35mmフィルム」のことを「ライカ判」と呼ぶ方もいます。
現代のフルサイズはメーカーが「35mmフィルム」のサイズを「フルサイズ」と勝手に呼び始めたことから「カメラはフルサイズっしょ」みたいな固定観念が出来上がりました。
「いつかはフルサイズ」
「フルサイズ祭り」
「ついにフルサイズに参入か」
こうした言葉には「カメラはフルサイズであるべき」という固定観念を生み出しています。
そうなってくるとみんなが勝手に「そうであってほしい」という解釈をしてしまうので、結果的に「35mmのことをフルサイズ」と呼んでいいことになったんです。
これ「バレンタインデーはチョコを配る日」と同じことなんですよね。
聖・バレンタインさんが自分の誕生日に日本に旅行に来たら驚くでしょう。
えっチョコって生まれて初めて食べたんですけどつって。
つまり誰かが作った固定観念を「そうであるべき」と勝手に解釈することで「フルサイズ」という言葉が生まれたんです。
[st-kaiwa-25895]何の話ですか?[/st-kaiwa-25895]
[st-kaiwa-21451]宇宙です。[/st-kaiwa-21451]
35mmはただの35mmです
いま世界で一番使われているカメラは「スマホ」です。
つまりスマホが現代の「フルサイズ」ということですよね。
[st-kaiwa-21476]違うと思うんですが。[/st-kaiwa-21476]
[st-kaiwa-21451]我思う、故に我在り。[/st-kaiwa-21451]
そう考えると撮像素子サイズは1インチがSサイズ、マイクロフォーサーズがMサイズ、APS-CがLサイズ、35mmがXLサイズ、中判がXXLサイズって解釈することもできますよね。
だって「撮像素子サイズ(Canonは撮像画面)」なのでそれ以上でもそれ以下でもないじゃないですか。
それぞれにメリットやデメリットがあって、自分に必要なものを選べばいいだけ。
服選びと一緒ですよね。
自分のスタイルに似合うサイズを選ばないとダサくなるし、ムッキムキのカラダなのに、サイズが小さいTシャツ付けてたら、なんか似合ってないってなるじゃないですか。
35mmを「フルサイズ」と呼ばずに「35.9mm」や「XLサイズ」と呼んでもいいと思う。
EOS RPが「フルサイズなのに小さい!軽い!安い」と感じるのは「フルサイズは高くて重くて大きいモノであってほしい」という解釈から生まれるウソなんですよ。
「フルサイズという固定観念」を「カメラのスタンダード」と解釈をする。「いつかはフルサイズ」という言葉が生まれる。言葉を先に作ったんだよなぁ。カメラは光を閉じ込める箱でしかないのに。
— ヒガシーサー/ブログとアフィリエイトの教科書 (@higashisa) 2019年3月18日
[st-kaiwa-21451]これを「禅のカメラ選び」と言います。[/st-kaiwa-21451]
[st-kaiwa-25895]怒られそうw[/st-kaiwa-25895]
気づいたら1年以上使っていた!EOS RP はそんなカメラになる
ちょっと話が怪しい方向性に進んだと思うでしょう。私もできることならリライトしたいです。
でも本音を言うと、いまのフルサイズミラーレス祭りは、あまり良いとは思っていないんですよね。
エントリークラスのカメラが20万で買えるよ!
安いし、小さいしコレがおすすめだよ!
って親戚や友達に勧められる?というか妻に言える?
よくカメラが好きな人ってこんなこと言うじゃないですか。
「どうせいつかはフルサイズが欲しくなるんだから、最初からフルサイズ選んだほうがいい」
って。
いやいやどんな買い方だよって思いません?ケンシロウかよ?
お前はもうすでにフルサイズを買っている
なっ!なんだとぉぉぉひでぶぅぉぉ
ということですよね?
センサーサイズやカメラの性能なんてのは、そのヒトの撮りたい被写体に合わせて選んでいいんですよ。
EOS RP は今のところ「すごい大好き!」という感情ではないけど、卒なくこなせる良いカメラです。
まだ RF35mm F1.8 MACRO IS STM しか使ってないですし、これからどう好きになっていくのか楽しみです。
一癖も二癖もあるようなカメラと違って、使いこなしていくという楽しみは少ないかもしれない。
でも気が付いたら1年経っていて、レンズがポコポコと増えている。
そんなカメラになるだろうなーと思います。一番危ないヤツね。
[st-kaiwa-21451]レンズって生えてくるんだよ。そう解釈することで現実になるんだよ。[/st-kaiwa-21451]
[st-kaiwa-21476]あーいつのまにかレンズって買うものだと思ってた。固定観念の罠ですね。[/st-kaiwa-21476]
[st-kaiwa-21451]分かってきたね。レンズは生えてくるモノだ。それが宇宙の法則。[/st-kaiwa-21451]
[st-kaiwa-21476]シェアしなきゃ![/st-kaiwa-21476]