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EOS Kiss X9 と X7 中古はどっちがおすすめ?本音レビュー付き

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価格.comランキングで1位を独占し続けている『Kiss X7』の後継機がついに発売されましたね。『 EOS Kiss X9 』は究極のエントリークラス一眼レフであるように感じます。

すでに一眼レフの市場はミラーレスやスマートフォンに押されて縮小市場と言われていますが、あえて一眼レフを買おうとするならフルサイズセンサーを搭載している 6D MarkII をオススメしたほうがいいかもしれません。

しかしカメラの使いやすさや周辺機器の充実を考えたとき、まだまだ初心者向け一眼レフは非常にコスパに優れたカメラなんです。これまでに最も売れたエントリークラスの一眼レフとして EOS Kiss X7 がありましたが、ついに後継機 EOS Kiss X9 が登場し、初心者さんはどちらを選ぶべきか悩んでいるでしょう。

もし予算があるなら EOS Kiss X9 を選んでおいたほうが幸せになります。ということで EOS Kiss X7 と X9 の選び方をまとめていきますね。

EOS Kiss X9 の特徴的スペック

EOS Kiss X7 の後継機として登場した EOS Kiss X9 はバリアングル液晶を搭載している一眼レフの中では最も軽くて小さいカメラです。

バリアングル液晶は背面の液晶画面が自由に動かせる仕様のこと。これによって自撮り、ローアングル、ハイアングルの撮影も簡単にできるようになります。初心者にとってはとても嬉しい機能なので、EOS Kiss X7 よりもオススメできますね。

その他使いやすい進化点としてはタッチパネルを内蔵していることや、Bluetooth、Wifiに対応している点です。カメラの基本性能はもちろん向上していますが、それはカメラ初心者に関係ありません。画素数とかどうでもいいです。

参考記事:本当は怖い!高画素カメラのデメリットとは?

カメラの本体サイズや重量は EOS Kiss X7 と同等クラスでバリアングル液晶を搭載している一眼レフは、結構すごいことなので初心者さんはコレを選んでおけば間違いないですね。

EOS Kiss シリーズの一眼レフの魅力ポイント

kissx7

2015年5月に『 EOS Kiss X7 』を買ってしまった私。なぜミラーレス全盛の最中、一眼レフを買ったかっていうと、キヤノンさんのレンズリニューアルが素晴らしかったからなんです。

その当時、25年以上もまき餌レンズとして売れ続けた『 EF50mm F1.8 II 』のリニューアルは大きかったし、エントリー向けの低価格レンズ群が魅力的過ぎて『 Kiss X7 』で使ってみたいと思ったんです。

実は一眼カメラって本体よりも交換レンズのほうが遥かに重要です。どんなに初心者でもレンズを変えてしまえば、あっという間に一眼っぽい写真が撮れてしまうもの。最初のうちはスキルよりもレンズを交換するほうが写真は上手くなります。

シンデレラ

初めて単焦点で撮ったときの写真。テクニックも知識もゼロでした。

参考記事:EF 50mm F1.8 STM 神レンズではない?Kiss X7 に装着して分かった3つのこと

Kiss X9は最小最軽量クラス

ef50mm

EOS Kiss X7 は世界最小、最軽量の一眼レフとして人気でしたが EOS Kiss X9 は世界最小ではありません。しかしサイズ感や重量感は Kiss X7 とほとんど変わりません。そのため手が小さいヒトや女性でも使いやすいカメラになっています。

筆者は子どもが2人いるので、やっぱり大きくて重い一眼レフは使いにくいんです。公園遊びや旅行に行くのでさえ躊躇してしまうほど。子育てあるあるですよね。

だからなるべくカメラは小さくて軽いほうがいいです。実は画質もフルサイズとAPS-Cのカメラではそんなに変わりません。少なくても作品を撮ったり、商業カメラマンでなければエントリークラスのカメラで不満を感じるような性能は一切ないんです。

口コミサイトやカメラの玄人さんは平気でハイアマチュアクラスのカメラをおすすめしますが、私は絶対にしませんね。20万円を超えるカメラとエントリークラスのカメラの相違点は操作性ぐらいにしか感じませんから。

EOS Kiss X9 は小さくて軽くてタッチパネルとバリアングル液晶がある。それだけでもう他の選択肢は要らないとさえ思うほどです。

Kiss X9の弱点は操作性

これはカメラマニアやカメラに詳しいヒトからの視点なので、初心者さんには関係ありません。基本的に私はフルオートでガンガン撮ることをオススメします。

ただ欠点を一つ挙げるとしたら操作性です。一眼レフに使い慣れてるヒトにとって Kiss X9 は操作ボタンが少なくて直感的に操作するのはハイアマチュアクラスのカメラと比べて劣ります。

しかしタッチパネルがあるので、その弱点もほとんどあってないようなものですけどね(笑)

Kiss X7のときは AF が遅かったりしましたが、Kiss X9 はそんなこともありません。AFポイントが少ないとか言われますが、日常使いでは十分すぎるほどの性能です。

パパ、ママ、初心者カメラとして最適

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EOS Kiss X7、X9の特徴は小さくて軽くて使いやすいこと。X9は更にその使いやすさをバージョンアップさせている究極の初心者向け一眼レフです。

kissx7

上の写真は Kiss X7 を手持ちで砂浜にしゃがみ込んでで撮った写真です。カメラ自体が小さくて軽いからこういう写真も気軽に挑戦できます。

よへなあじさい園

なにも考えずPモードで撮影した紫陽花。ボケ感もあって 15,000円前後で購入できる撒き餌レンズEF 50mm F1.8 STM でもこれだけ写せるのはちょっとすごいですよね。

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Wi-FiとBluetoothで X7 の弱点を克服

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Kiss X7はWi-Fiが搭載されていなかったので、リモコンでセルフタイマーや長秒撮影などをしていました。Kiss X9 はWi-FiもBluetoothも搭載しているのでスマホとの連携はバッチリですね。

SNSでシェアするのも簡単になりました。

EOS Kiss X9のコスパ

Kiss X9の発売時はまだ X7 のコスパが優れていました。ダブルズームレンズキット(レンズが日本付いてくるセット)が5万円以下で買えるカメラなんて X7 しかなかったので。

でも今は X9 の価格もこなれてきましたね。ダブルズームレンズキットで6万円台ならコスパはとても良いです。主流のミラーレスカメラ市場はダブルズームレンズキットなんて8万円〜10万円以上するのもザラですから、やっぱり一眼レフのコスパは良いと思います。

ミラーレスカメラを買うつもりで一眼レフのダブルズームレンズキットと、できれば単焦点レンズと言われる安くて写りが良いレンズを魂友してください。レンズを買えただけでこんな写真がほんとに誰でも撮れてしまいます。

シンデレラレンズ

ピントが甘くてスイートな写真になってるのは被写体のせいなのか、レンズのせいなのかは神のみぞ知ることです(撮影者の腕のせいだよ)。こんな写真が写せて、実売15,000円前後のレンズです。

エントリー機種にこれ以上の性能は必要ない

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こういうこと書いちゃうと、また怒られそうなんですけどエントリー機種(初心者が最初に買う一眼レフ)に 『 Kiss X9 』以上の性能って必要ありません。

カメラの基本性能はX7で十分なくらいでした。しかし X9 はバリアングル液晶、タッチパネル、Wi-Fi、Bluetoothが使えます。それなら Kiss X9 が完璧に近いなということでこの記事をまとめています。

Kiss X9はカメラマニアや中級者からすると不満点はあるでしょう。でも写真はレンズ次第ですし、そもそもライフスタイルに合わせてカメラを選ぶことが大切ですから、他人の価値観なんて無視しましょう。

キヤノン、ニコンのエントリークラス一眼レフは、ミドルクラス一眼レフと比べて明らかに操作性は劣ります…私も確かにそう思います。

でも、それってただのポジショントークだし、ぶっちゃけ初心者さんや素人さんが操作性なんて最初から分かるわけないんです。カメラが好きな人は完全にスコトーマ(心理的盲目)が働いているので気づいていないんですが、これから一眼レフを始める人がボタンの数だの操作性だの気にする必要はありません。

ヒガシーサー
ヒガシーサ
とりあえずフルオートで撮って失敗を減らすのが大切だよ。

私のようにマニュアル撮影もできないうちから、ミドルクラス一眼レフを使っても操作やメリットが分からず…ただ重くて大きいだけ…って感じて持ちださなくなりますからね。エントリークラスの一眼レフってとても完成された製品です。技術者の方々のおかげです。各メーカーが毎年最新機種をコロコロ出しますが型落ちモデルで十分な性能なんですよね。

いまはミラーレスが主流ですが、一眼レフのエントリークラスは使いやすさを極めています。コスパも良い、レンズも豊富。それでいて小さくて軽いなんて最高の初心者向け一眼レフじゃありませんか。

Kissシリーズを選ぶ際の注意点

canon

もう少し詳しく『EOS Kiss』の弱点を解説しますね。初心者の方やスナップを楽しむ写真家の方は1文字も気にする必要はありませんが、とりあえずこういうスペック的なデメリットもあるよっていう話だけですから、ただのノイズとして見てください。

ペンタダハミラーは軽量化の副作用

一眼レフの光学ファインダーにはペンタプリズムとペンタダハミラーの2種類があります。

一般的に一眼レフの中型機以上にはペンタプリズム形式が採用されています。ペンタプリズムは高度な技術によって入ってくる光を極力そのままの状態でファインダーに写せます。この「そのままの光」が一眼レフでは重要になってきます。

対してペンタダハミラーは入ってくる光を、反射面、保護ガラス、空気などを通過しなければいけないので、その過程で光の収差や歪みが発生しやすくなります。カメラはレンズを通す箱なので、いかに光を綺麗な状態で通すかが大事なんです。

ペンタダハミラーはペンタプリズムと比べてファインダーに大きく映し出すことができない、マニュアルでピントの山が掴みにくいなどのデメリットがあります。その代わり軽量化を実現しています。

視野率95%、倍率0,87倍

ニコンやキヤノンのエントリークラス一眼レフは、ファインダーで覗いたものをそのまま写せるわけではありません。実はファインダーでは確認できない範囲も写しちゃってます。

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写真の黒枠の内側がファインダーで確認できる範囲。

ef50mm

実際の写真は黒枠部分も写しています。これが視野率95%です。

これは光学ファインダーを採用しているデジタル一眼レフだけで、光学ファインダーではなく電子ビューファインダーを採用しているミラーレス一眼は視野率100%となります。

ちなみにペンタックスはエントリー機種K-Sシリーズにも「ペンタプリズム、視野率100%」を採用しています。基本性能だけを見ればペンタックスすごいんですよ。

X7、X9はセーフティシフトが非搭載

例えばAvモード(絞り優先)で撮影するとき、絞り開放で撮りたいとします。EF50mm f1.8 STM を使っていれば「f/1.8」ですね。

晴れた日の日中で絞り開放にすると明るすぎて通常はシャッタースピードを自動的に調整して早くしてくれます。しかし、1/4000秒でも明るすぎる場合、今度は自動で絞り値を「f1.8」→「f4」に絞って写真が撮れるような状態にしてくれます。

この「f1.8」→「f4」に自動的に絞りを変える機能をセーフティシフトと言います。Avモードだけではなく、Tvモードでもセーフティシフトは作動します。

『 EOS Kissシリーズの一眼レフ 』はこの機能がありません。※例外的に EOS Kiss M (ミラーレス)には搭載されています。

Kiss X7は暗所AFが遅かった

AF補助光を使うと結構早くなるんですけどね、カメラは暗い場所ではAFが迷いやすいのが普通です。だから『 Kiss X7 』に限らず暗所でのAFは明るい場所での AF よりも遅くなります。

でも Kiss X9 は改良されているので問題ありません。

『 EOS Kiss X7 』の暗所AFは最新機種や上位機種と比べると確かに早くありません。口コミサイトを見るとこの部分がえらくフォーカスされてますね。でもでも昔のカメラと比べたらずいぶん早くなってますから。というか暗所でAFうんぬん言うならら Kiss X7 ではなくてフルサイズ機買えや。って話。

Kiss X9 は改良されているので安心してください。

フラッシュのコマンダー機能を搭載

EOS Kiss X7はCanonの現行機種で唯一内蔵フラッシュのコマンダー機能を省かれていました。コマンダー機能とは内蔵フラッシュをメインライトにして、外付けストロボをリモート制御する機能(端折って言うと)

Kiss X9 はコマンダー機能をちゃんと搭載している上に、AI搭載の最新ストロボも使えます。もうコレでいいよねって感じです。

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参考記事:一眼レフの内蔵フラッシュを使いこなす 5つの方法

まとめ

本記事は執筆当時まだ X7 の後継機は X8 だろうと予想されているころに書きました。結局 X8 は発売されず、X9が飛び級で登場しています。

そのため2世代分の進化をしている状態で登場したのが EOS Kiss X9 なのです。小さくて軽いうえにバリアングル液晶、タッチパネル、スマホ連携ができるようになった X7後継機。

それでいてコスパもX7同様に優れている。最新のAIストロボにも対応している。これ以上に何を求めればいいんだってぐらいに仕上がっているカメラだと思う。

ということで長らくキングオブエントリークラス一眼レフの座を独占していた「EOS Kiss X7」もついに「EOS Kiss X9」に引導を渡されたというまとめで終わりたいと思います。

ちなみに筆者や現在、EOS Kiss Mを堪能しています(笑)

参考記事:EOS Kiss M 本音レビュー!M5やライバル機種との違いはどこにあるのか

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