はいさいヒガシーサーです。このページでは、防水コンデジとして人気が高い「 OLYMPUS Tough TG-5 」のレビューをまとめていきます。
筆者はサーフィン歴14年以上なので、これまで多くの防水カメラ、アクションカメラをサーフィン時に試してきました。また最近は、サーフィン用途だけではなく、家族旅行や子供達と遊ぶときにも防水カメラ(防水コンデジ)をよく使用しています。
2018年12月現在の実売価格で45,000円前後で売られている TG-5 は防水カメラの中でも高級なクラスのデジカメです。オリンパスのTGシリーズは、関連アクセサリーも豊富で、レンズ性能が高く、防水性能もトップクラスです。
今回はレンタルサービス「Rentry」の1週間レンタルサービスを利用して、TG-5のレビューをまとめていきます。
目次
オリンパス Tough TG-5ってどんな防水カメラ?
オリンパス Tough TG-5 は、オリンパスの防水コンデジ「Tough」シリーズの2017年6月に発売されたモデルです。おそらく2019年には「Tough TG-6」が登場するでしょう。
そんな中で今更感半端ないですが、「Tough TG-5」を試用レビューしてみました。1年以上前に発売された防水カメラですが、基本性能が高いので、今後TG-6が登場してもTG-5は価格次第では十分オススメできる防水カメラです。
オリンパス Tough TG-5 の外観デザイン
防水カメラ、防水コンデジのタフネスカメラは通常のコンデジと違ってカラフルな製品が多いです。オリンパス Tough TG-5 はレッドカラーで目立ちます。私はあんまり好きなデザインではないですが、人それぞれ好みが分かれそうです。
普段はGoProのようなシンプルなデザインのアクションカメラを使っているので、慣れるまでは違和感がありました。
ただ、海で使用するときは海の中に落としたりしますし、フロートを付けても見つけにくいことがあるので、こうした原色系の明るいレッドカラーであれば落とした時も見つかりやすいと思います。
サイズ感は通常のコンデジよりも大きくてゴツいイメージですが、持ってみるとそうでもありません。重量は250gと軽くもなく、重くもなくという重量感ですね。
私がサーフィン時に使用する水中バッグの中にもスッと出し入れできるサイズ感が魅力的です。
レンズが中央にあるので、グリップ時の指の写り込みが心配でしたが、広角端が35mm判換算25mmなので、よほどレンズに被ってなければ指は写りませんでした。
オリンパス Tough TG-5 の操作性は?
オリンパス Tough TG-5 は高い操作性や豊富な機能を持っていますが、私は子連れで使うことを想定しているので、そこまで複雑な操作性を求めていません。
基本的にはフルオートで撮影して失敗しないことを重視しています。
オリンパス Tough TG-5 はピントを合わせる性能も向上しているし、手ぶれ補正も強力です。なので初心者の方や子連れのパパ、ママでも安心してフルオートで撮影できます。
大事なポイントは「コントロールダイヤル」を使いこなすことです。コントロールダイヤルはAUTOモード、SCNモード、録画モード、水中モード、顕微鏡モード、Pモード、Aモードとあります。
カメラの操作に詳しい方はPモードやAモードを使いこなして撮影しますが、ぶっちゃけ使いません。それよりもシーンに合わせて最適なオートモードを選んでくれるSCNモードを使いこなせるようにしましょう。
オリンパス Tough TG-5 の特徴として「Logスイッチ」が採用されています。このスイッチはGPS機能オンが簡単にできるように設定された機能です。
GPS機能を搭載しているカメラは多いですが、常時オンの状態だとバッテリーの消耗が激しいので、Logスイッチで必要な時だけオンにできるのは嬉しい性能です。
GoProシリーズとTough TG-5の比較は?どっちがオススメ?
防水カメラ、防水コンデジを語る上でいま1番人気があるのは間違いなく「GoPro HEROシリーズ」です。
もともとはアクションカメラという分類でしたが、最近は「防水と言えばGoPro」と言われるようになりました。
実際にサーファーの間でも2、3年前まではオリンパス Tough シリーズ のような防水コンデジを使うヒトが多かったけど、いまは全員が「GoPro」を使っています。
GoProシリーズは HERO7 まで登場し、性能や機能も成熟しつつあります。
ただし、弱点はいっぱいあります。例えば光学ズームを備えていないことや、写真と静止画の性能、拡張性が低いことです。
オリンパス Tough TG-5 は光学4倍ズームができます。写真もマクロ撮影モードが使えたり、水中撮影で役に立つ内蔵フラッシュもあります。
アクションカメラとしてのGoProは機能を制限することで使いやすくカスタマイズされています。極論を言えばシャッターボタンを押すだけのカメラなので、同じ防水カメラと言っても写せるものが全然違うので目的に合わせて選ぶことをオススメします。
サーフィン時に使うにしても光学4倍ズームがある TG-5 はとても便利でした。
オリンパス Tough TG-5 の実写レビュー
オリンパス Tough TG-5 を使ってサーフィンの撮影をしてきました。曇りだったので、コンディション的には明るくもなく、暗くもなくという感じ。サーフィン時の水中撮影もしています。
オリンパス Tough TG-5 の静止画
オリンパス Tough TG-5 の動画撮影
オリンパス Tough TG-5 レビューのまとめ
オリンパス Tough TG-5 は初心者でも使いやすい防水カメラでした。過去の Tough シリーズと比べても堅牢性が高くなってる印象です。
昔はいくら防水カメラと言ってもすぐに浸水してダメになることって多かったんですね。でも最近の防水カメラはそういうトラブルを聞かなくなりました。
サーフィンという極度にタフネスが求められる現場で、これだけの防水性能を発揮できるので、通常の日常生活で壊れることはないでしょう。
一眼カメラを普段から愛用している方も、一度アクションカメラや防水カメラを使って子供たちと遊びに出かけてほしいです。
落下や色んなものにぶつけることを気をつけなくても、ガンガンぶつけて、ガンガン濡れてもいいカメラがあるとフットワークが格段に軽くなりますよ。
オリンパス Tough TG-5 はタフネス防水カメラ部門では価格は高いほうです。それでもこれだけの性能を備えていながら、GoProHEROシリーズ最新作よりも手頃な価格で手に入るのでコスパは高いです。
ヒガシーサーが趣味のサーフィン、子どもとの外遊びに使ってみた感想としては、かなりオススメできます。特にお子さん連れの方や、サーファーの方にオススメしたい防水カメラです。